カッバーラでしか解けない「ヨハネの黙示録」(12)
(12)ベルガモンへの手紙:「白い小石」 黙示録は、信仰を貫けば、自分の秘めた名を刻んだ「白い小石」を与えるとも約束している。「また白い小石を与えよう。その小石には、これを受ける者の他には誰にも分らぬ新しい名が記されている。」(新約聖書「ヨハネの黙示録」第2章17節)...
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(13)ティアティラへの手紙:「明けの明星」 サルディスへの手紙:「白い衣」(ティアティラへの手紙:「明けの明星」) ティアティラ(現:アクヒサル)は、ベルガモンの南東にある小さな街で、そんな小さな町にもかかわらず、ヨハネは最も長い手紙を送っている。...
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(14)フィラデルフィアへの手紙:「神殿の柱」 フィラデルフィアはサルディスのほぼ南東にある小さな町で、昔から「東方への門戸」と呼ばれていた。「見よ、私はあなたの前に門を開いておいた。誰もこれを閉めることはできない。」(新約聖書「ヨハネの黙示録」第3章8節) イエス・キリストは光であり、光は東方から昇る。フィラデルフィアはまさに東方への門戸を開く町だった。...
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(15)ラオディキアへの手紙:「玉座」 エフェソのほぼ真東にあるラオディキアは、3本の主要道路と2つの盆地がある古代で最も裕福な通商都市のひとつで、銀工業や独特の技術で織る黒色羊毛産業、薬学のメッカだった。特に金融はこの町を支え、黙示録が書かれる30年ほど前に起きた大地震で町が崩壊しても、ローマ帝国の手を借りずに再建してしまうほど豊かだった。...
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(16)楽園の留まる「24人の長老たち」 ヨハネは霊眼で天の高みに昇り、神の玉座の前に立った。その時、「24人の長老」が座る光景を見る。彼らはみな、「金の冠」をかぶり「白い衣」を着ていた。果たしてこの黙示にどんな意味が隠されているのだろうか?...
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(17)玉座を囲むゲマトリアの12,4、2,3の意味 ヤコブの12人の息子たちは、なぜイスラエルの12支族と呼ばれたのか? それはヤコブに端を発している。ヤコブは天使と朝まで問答をしていて離さなかった。「その人は言った。「お前の名はもうやコブではなく、これからはイスラエルと呼ばれる。お前は神と人と闘って勝ったからだ。」(旧約聖書「創世記」第32章29節)...
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(18)「ガラスの海」は地球の未来を暗示する? ヨハネは、玉座の前に「7つのともし火」があったと記している。それを「7つの霊」とも記しているが、7つのともし火は7つの燭台のメノラーであり、7つの霊とは原始キリスト教会の聖人たちを示している。...
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(19)「神の戦車(メルカバー)」が降りてくる! 黙示録は玉座を囲む4つの生き物について言及している。「この玉座の中央とその周りに4つの生き物がいたが、前にも後にも一面に目があった。第1の生き物は獅子のようであり、第2の生き物は若い雄牛のようで、第3の生き物は人間のような顔を持ち、第4の生き物は空を飛ぶ鷲のようであった。」(新約聖書「ヨハネの黙示録」第4章6~7節)...
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(20)ノストラダムスは真の予言者だった! 16世紀初頭、南フランスのサン・レミ・ド・プロヴァンスで一人の男子が誕生する。その子の名はミシェル・ド・ノートルダム、筆名ミシェル・ノストラダムスである。ノストラダムスはユダヤ系フランス人だといわれているが、正確にはヤコブの息子イッサカルの血統に属するイスラエル人だった。...
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(21)ノストラダムスと神権の関係 ノストラダムスが神権を有していたかどうかだが、ヨハネを除く12使徒の殉教で途絶えたことが明白である以上、ノストラダムスが神権を継承するには、ヨハネが直接に与えるか、再び神権を回復する業が行われる以外に方法がない。...
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(22)ノストラダムスの「1999年の第7番目の月」の予言の解説 ノストラダムスと言えば、「1999年の第7番目の月」がとくに有名だが、果たして本当の意味は何だったのだろうか?「1999年第7番目の月 驚愕の大王 天から地に落とされし アンゴルモアの大王を蘇らさんと その前後にマルスは平和を盾に支配に乗り出す」(「諸世紀」第10章72節)...
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(23)「7つの封印の巻物」の謎 ヨハネは玉座に座る神を「ユダ族から出たライオン」「ダビデのひこばえ」と記している。 神とはヤハウェが受胎したイエス・キリストのことで、「7つの封印」の巻物を持つとある。...
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(24)ピラミッド・アイの真相 聖書学では、アダムがエデンの園から追放された7日目に「福千年」に入るとされている。つまり、エデン追放から6000年が過ぎ去った後、1000年の聖日である福千年が訪れるということである。 したがって、神の7つの目で管理される7つの封印とは、アダム追放から6000年間の世と至福の1000年を意味している。...
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(25)「第一の封印」→紀元前4000年~3000年の千年紀 イエス・キリストが第1の封印を解くと、4つの生き物の1つの大声で「白い馬」が出てきたとある。「そして見ていると、見よ、白い馬が現れ、乗っている者は、弓を持っていた。彼は冠を与えられ、勝利の上にさらに勝利を得ようと出ていった。」(新約聖書「ヨハネの黙示録」第6章2節)...
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(26)「三大ピラミッド」はエノクが建てた!我々は、大ピラミッドが王の墓と教えられているが、アラブでは、昔からギザの丘の三大ピラミッドを、エノクが建てたという伝承が残されている。...
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(27)「聖書外典・エノク書」 エノクとはどのような人物だったのか? それに対する答えは、旧約聖書ではなく「アポクリファ→聖書外典」に見つけることができる。...
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(30)エジプトの宰相ヨセフと金星の誕生 大洪水が世界規模だったと同じく、1000年間続いた大飢饉も世界規模だった。聖書の記述は、中東だけの出来事とは限らないのだ。...
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(31)モーセによる奇跡と天体現象の関係 地球に大接近した金正を最も如実に書き残しているのは聖書である。ヴェリコフスキーは旧約聖書に注目し、そこに記されてあった数々の異変が、金星と関わる事実をつかんだ。...
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