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「竹内文書」の真相(72)

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(72)天御量柱(あめのみはかりのはしら)とネフシュタン

 伊勢神宮の外宮正殿の地下にも、十字架がある。これは「モーセの旗竿」である。

 荒れ野を旅しているとき、毒蛇に噛まれた人々を癒すために、モーセは旗竿に青銅の蛇ネフシュタンを掲げた。

 神学的に、これは十字架に磔になるイエス・キリストの予型で、かってはソロモン神殿に安置されていた。

 だが、南朝ユダ王国のヒゼキヤ王の時代、偶像崇拝につながるとして破壊された経緯がある。

 一般に、失われたと思われているが、イエスが復活したように、ネフシュタンも予型論通り、復元されている。

 心御柱の別名の一つ「天御量柱」とは、「モーセの旗竿」のことである。

 青銅の蛇がかけられていることから、八咫烏は「巳さん」と呼ぶ。何でも、これが全国の神社にある手水舎の龍像の元になっている。

 外宮正殿の地下には、マナの壺がある。

 マナの壺は「契約の聖櫃アークの形代」に入っており、そこにはモーセの旗竿とネフシュタンが一緒に祀られている。

 内宮と外宮は、天孫族と国津神の関係にある。

 神社でいえば、伊勢と出雲だ。祭神でいうなら、天照大神とスサノオ命と言ったところである。天照大神の太陽神に対して、スサノオ命は嵐の神である。

 聖書でいうなら、「新約聖書」と「旧約聖書」、キリスト教徒ユダヤ教である。

 イエス・キリストは「義の太陽」と称され、ヤハウェは顕現するときに必ず雲を伴った。

 記紀神話の名称もすべてはユダヤ人原始キリスト教徒の秦氏とイスラエル人ユダヤ教徒の物部氏の関係を見事なまでに表現している。

 籠神社の極秘伝「多次元同時存在の法則」が適用できるのは神々に限られる。

 人間には適用できない。なぜなら、人間には同姓同名がいるからだ。

 しかし、例外もある。記紀に記された諡号に「神」という文字が付く天皇には多次元同時存在の法則が適用可能なのだ。

 これを飛鳥氏は「現人神の法則」と呼んでいる。

 歴代の天皇の中で諡号に「神」が付く人物は3人いる。

 初代・神武天皇と第10代・崇神天皇、そして第15代・応神天皇である。

 神武天皇と崇神天皇は、ともに「ハツクニシラススメラミコト」という諡号があり、歴史学者の多くは両者が同一人物だったのではないかと考えている。

 応神天皇は九州で生まれ、そこから畿内へと移動するルートが神武東征に一致している。

 そのため、応神天皇は畿内の河内王朝の始祖だという説もある。

 江上波夫博士の騎馬民族征服王朝説では、応神天皇が大和朝廷を開いたとされている。

 つまり、応仁天皇の業績が二人の人物、すなわち神武天皇と崇神天皇に反映されているというわけである。

 いずれにせよ、現人神の法則を適用すれば、話は簡単である。

 神武天皇=(神)=崇神天皇=応神天皇

 応神天皇は八幡神社の祭神でもある。

 八幡大神は応神天皇でもあるのだ。

 「八幡」とは「弥秦」のことで、八幡神社は秦氏が創建している。

 秦氏はハタ氏と読むが、古くはハダ氏と称した。

 同様に、八幡もハチマンではなく、ヤハタが古い。

 よって「弥秦」も「イヤハタ」ではなく「イエフダー」である。

 このことから、渡来人の秦氏は、自らをユダヤ氏と名乗ったと考えられる。


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