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飛鳥昭雄氏による「日月神示」の霊感語訳(73)

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(73)籠神社の秘密

(天つ巻・第8帖 辛酉、結構な日)

 今の日本は、嵐の中に見捨てられた泥船同然である。その泥船に日本人すべてが乗っていて、沈むのは目前である。このまま本土決戦に持て行っても全く無駄である。最後は女子子供を巻きぞいの一億総玉砕が待つだけだ。本気で天照大神に向かって国民総出で祈ったのか? 神は日本人の本気の祈りを待っている。全てを失うことになる日本人は、神の前で遜っているからだ。

 天照大神は富士山(三位三体)に存在する神である。この方は「光の道(救い)」を携えている。「辛酉」は激変を示唆する出来事で、地上から大勢の人が瞬時に消え去り、天の遣いが地上に降りる現象が起きるが、人の目には触れないで行われる。天照大神(イエス・キリスト)が日本にも降臨するが、古都の紅葉がいつまでもあると思わないことだ。

(解釈資料)

 「辛酉」は干支の組み合わせの58番目であり、陰陽五行で十千の辛は「陰の金」で、十二支の酉も「陰の金」で両方で比和である。比和とは、五行同士の関係で同一五行になる事である。木と木、火と火、土と土、金と金、水と水の組み合わせが比和である。

 辛酉は、古来「天命が改まる年」とされ、「日月神示」では、大規模な激変を示唆している。その日を恐怖とする以上、多くの人は手遅れになり救われないだろう。

 天地の昇り降りは、天使が梯子を上下する光景を霊視したヤコブの物語で語られている。

「とある場所に来たとき、日が沈んだので、そこで一夜を過ごすことにした。ヤコブはその場所にあった石を一つとって枕にして、その場所に横たわった。すると、彼は夢を見た。先端が天まで達する階段が地に向かって伸びており、しかも、神の御使い達がそれを上ったり下ったりしていた。」(「創世記」第28章11~12節)

 ヤコブは「イスラエル」と名乗る預言者で、彼からイスラエル12支族が出てくる。一方、京都の若狭湾に面する丹波に「籠神社」が鎮座するが、籠が「竹・龍」で分かるように、「龍が竹冠をかぶる形」になっている。龍は大蛇なので、「茨の冠をかぶった白蛇(救い主)」が「籠目(六芒星)」の正体となる。籠の中の目が、ヤハウェのすべてを見通す目となり、「ピラミッドアイ」を示唆する。だから、籠神社の裏社紋が六芒星のダビデの星なのだ。若狭湾に、古くから籠神社が管理してきた「天橋立」があり、伝説では天地を結ぶ梯子が倒れた跡とされている。また、この地方一帯は、伊邪那岐命が梯子を上り下りした伝承も残されている。

 籠神社が鎮座する地を「与謝」といい、モーセの後継者だった「ヨシュア」と同じで、旧名を「与謝宮」と称した。イエス・キリストの再降臨は、聖書ではエルサレムに面するオリーブ山とされるが、別の囲いの羊が住む所へもイエス・キリストは降臨する。その一つが日本であり、天皇陛下が戻る平安京(京都)になるだろう。世界中の多くの人にとって、イエス・キリストの再降臨は、不意を突かれた青天の霹靂となる。そのため、獣に従った圧倒的多数の人々にとって、救世主の再臨は恐怖そのものになる。

「時が迫っているからである。不正を行う者は、なお不正を行わせ、汚れた者は、なお汚れるままにしておけ。正しい者には、なお正しいことを行わせ、聖なる者は、なお聖なる者とならせよ。見よ、私はすぐに来る。私は、報いを携えてきて、それぞれの行いに応じて報いる。」(「ヨハネの黙示録」第22章10~12節)

 岡本天明は、天照大神の再臨が日本人にとって京都になる示唆を「奥山の紅葉」で象徴している。「古今集」にある歌に「奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき」と詠まれているからだ。


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