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飛鳥昭雄氏による「日月神示」の霊感語訳(71)

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(71)「三位一体」説の矛盾

(天つ巻・第6帖 無理通らぬ時世が来たぞ)

 天を支配するのは秦氏の天津神であり、地を支配するのは物部氏の国津神である。どちらも大和民族の天孫族で、最高神は秦氏系が天照大神、物部系がニギハヤヒ命である。後者は「太秦」にある「蚕の社」で「天照国照彦天火明櫛ミカ玉ニギ速日尊」と記され、その正体は「天照国照」から天照大神と分かる。

 紀元前の物部神道は一神教の「ユダヤ教」で、ヤハウェ(エホバ)を祀っていた。紀元後の秦氏は三位三体の「原始キリスト教」でイエス・キリストを祀っていた。ヤハウェ=イエス・キリストなので、秦氏も物部氏も同族で同じ天孫族となる。

 時がたてば、秋の澄みきった空のように世界が一変する。その時、悪魔と獣に従った人達には、地獄のような世界が待ち受けているが、彼らには地獄が天国のように落ち着く場所になる。逆の世はついに終焉が訪れる。その時、イエス・キリストは天使軍団を率いて降りてくる。

(解釈資料)

 イエス・キリストが人々に伝道した期間は、僅かに3年半だった。その3年半の間、天の父エローヒム(私はエル・ランティーと解釈している)は、共に歩んでいたと推察できる。父は高次元の存在の為、低次元の人間の目には見えないだけだった。ところが、磔刑の場ではイエス・キリストから離れたと思われる。最後の仕上げだからだ。だからイエス・キリストは以下の言葉を口にした。

「さて、昼の12時に、全地は暗くなり、それが3時まで続いた。3時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。エリ、エリ、レマ、サバクタニ。これは、我が神、我が神、何故、私をお見捨てになったのですか、と言う意味である」(「マタイによる福音書」第27章45~46節)

 この箇所だけで「三位一体」は崩壊する。いつも自分で自分に語りかけるのなら異常者である。さらに磔刑の樹(十字架)に掛けられたイエス・キリストの姿は、エデンの園の「生命の樹」に、右回りに3回り半巻き付いていた白蛇の事である。白は罪のない状態を示している。一方、悪魔と共に歩む偽キリスト(獣)は、やはり3年半だけ世界を支配することが許されている。その間、獣は世界の人々を不幸のどん底に連れて行く。

「この獣にはまた、大言と冒涜の言葉を吐く口が与えられ、42か月の間、活動する権威が与えられた」(「ヨハネの黙示録「第13章5節)

 42か月間とは3年6か月である。このことから偽りの父(堕天使ルシフェル)は、知識の樹(死の木)に左に3回り半巻き付いていた赤蛇となる。赤は罪の象徴である血の色を象徴する。

 イエス・キリストが再降臨と共に連れてくる天使の大軍団については以下の記述がある。

「そこで、イエスは言われた。剣をさやに納めなさい。剣を取る者はみな、剣で滅びる。私が父にお願いできないとでも思うのか。お願いすれば、父は12軍団以上の天使を今すぐ送ってくださるであろう」(「マタイによる福音書」第26章52~53節)



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