Quantcast
Channel: 日本と世界の情報ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1382

飛鳥昭雄氏による「日月神示」の霊感語訳(70)

$
0
0

(70)「二者選択」のゲマトリア

(天つ巻・第5帖 臣民の食べ物)

 牛には牛に見合った食べ物がある。猿も同様である。虎も同様である。人にも見合った食べ物がある。それでも食べ物が容易に手に入らない時代が来たとき、獣のような人間はその本性を露わにし、善悪が分かれる事態となる。その危険性を日本中に告げ知らせ、世界中にも警告してほしい。

 人が感謝も無く獣のように食べるのはよくない。まず神に祈って、祝福してもらってから食べるようにせよ。そこに神の手が入れば全てが宜しい。それを怠る者は何時の間にか獣と同じ生活をするようになる。食べて、出して、寝るだけの動物と化すのだ。そうなるように神が成すのではなく、自分でそうなる。

 8から、9から、10から、100から、1000から、10000から一体何が起きるか人にはわからないだろう。そういう時代がやってくるが、神とつながっていれば心配はない。しかし、悪魔の所有となった者達には、死んでも死にきれない不幸のどん底が待ち受けている。

(解釈資料)

 牛は人と同じ生活空間にいる。猿は人の生活空間に近い森林に生活圏がある。虎は人の生活圏から遠く離れた野生空間で生きている。これらの環境で妙な事態が発生するが、最初は人の身近にいる家畜に異変がある。次に人の生活空間に接する猿のような生き物に異変が起こる。最後は野生の虎のような生き物に異変が発生する。そういう比喩になっている。

 牛の食べ物で起きた大事件は狂牛病が知られている。牛骨粉入りの餌を食べた牛が、ある日、麻痺と痙攣を起こし、それを人が食べて同じ病状を発症したことから大騒ぎとなった。猿の異変は、ニホンザルに原因不明の出血熱が起きて大騒ぎになった。飼育中のニホンザルが原因不明の「血小板減少症」で死亡した。原因は、血小板を減少させるウィルス「サルレトロウィルス4型(SRV-4)」と判明したが、もともとは東南アジアのカニクイザルに感染するウィルスだった。不気味なのは発症した個体にSRV-4が存在するにもかかわらず、それに対する抗体が陰性だったことである。なぜ陽性反応が起きなかったか? これは後に起きるかもしれない人類の「感染爆発」に対する警鐘と思われる。

 次に虎の謎の病気だが、2000年にホワイトタイガーの飼育数で世界一だった「ナンダンカナン・サファリパーク」を襲った殺人蠅によって9頭のトラが死亡する事件が起きた。蠅の体内に存在するウィルス「トリパノソミアシス」が虎の脳を破壊したと判明したが、伝染病とされるため、人への感染も無視できない。この手の奇病の類は、クジラでもイルカでも起き、特定のウィルスが「類」の壁を越えて感染する時代になった。

 さらに牛、猿、虎を陰陽道で解釈すると、「牛=丑」「猿=申」「虎=寅」で、すべて「十二支」の動物とわかる。丑は旧暦12月(新暦1月)、申は旧暦7月(新暦8月)、寅は旧暦1月(新暦2月)で、今の数え方の1月、2月、8月を示している。十二支のための旧暦が大きな意味を持ってくる。

 この預言は太平洋戦争の最中に登場した為、その頃の天災を見ると、不気味な符合が見え始める。旧暦の数字だけを拾い上げたら、12月、1月、7月だが、殆どの月で大地震が起きている。1944年12月7日(丑の月)、紀伊半島東部の熊野灘、三重県尾鷲市沖を震源とする「昭和東南海地震」が発生した。1945年1月13日(寅の月)、愛知県三河湾を震源とする「三河地震」が発生した。1946年12月21日(丑の月)、南海トラフ沿いで「昭和南海大地震」が発生した。

 つまり、大災害の意味は丑・申・寅の12月、7月、1月が全て不気味な符合を成したことになる。天照大神であるイエス・キリストが再降臨する時、地上の人間はモーセのような預言者につくか、ラムセス2世のような地上の王につくかで、羊と山羊に区分けされる。

「人の子は、栄光に輝いて天使たちを皆従えて来るとき、その栄光の座につく。そして、すべての国民がその前に集められると、羊飼いが羊と山羊を分けるように彼らをより分け、羊を右に山羊を左に置く」(「マタイによる福音書」第25章31~33節)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1382

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>