(63)食糧サバイバルはこうせよ!
(富士の巻・第21帖 益人の益心)
神の言葉に素早く反応するほどでなければならない。自然界の動きだけを見ても、神の言葉が大量に含まれ、どんな危機が迫っているかを正確に物語っている。飢饉対策も同じで世界中で飢え苦しむ人々の数の方が圧倒的に多い。しかし、日本を含む先進諸国が贅沢さえしなければ、世界中に食糧が行き渡るようになっているのだ。ところがそうなっていない。
世界には外してはならない絶対法則がある。大地のすべての実りをまず神に捧げることである。神を信じて祀る事が重用で、それを疎かにして、暴力で他国を侵略し、奪略をほしいままにする国に神の御霊は無い。そのことをいくら神が忠告しても、聞く耳を持たない国に届かない。まるで猫に小判である。
神は決して無理難題を人間に求めていない。道理は子供でも守れる範囲である。神は選んだ人間に告げ知らすが、様々に難癖をつけて聞き従わず、「日月神示」についても同様で、印刷して人々に配布するのは無理でも人々に内容を告げ知らすことはできる。内容について、学問的にどうとか、非現実的とか、科学的ではない等々と言う者もいるが、理屈ではない神の言葉に目覚めようとしない。
早く天照大神の御霊を求め、神が一体我々に何を求めているかを悟ってほしい。それが真の大和魂である。ヤハウェであるイエス・キリストの神聖に早く気付けば気づくほど、艱難辛苦は遠のいていくのだ。そういう「益人」の様が日本中に拡大すれば、天照大神の御霊と一体化し、国家も平安で繁栄するのである。世界中がそれに目覚める奇跡が、日本から発せられる。そういう不思議が必ずやって来る。
(解釈資料)
日本の場合、食糧貯蔵には機敏であるはずが必ずしもそうではない。食糧を日本ほど浪費する国も無い。同じことは米にも言え、米は日本で余っている為、政府は減反政策をとってきた。日本人の米離れと減反政策で耕作放置が激増し、後継者不足で日本の農業は体質変換に致命的後れを取ってしまった。田畑は荒れ果て、日本の米作は万全とは言えない。
日本では平均して10メートル掘れば、水が出る為、井戸は比較的簡単に手に入れることが可能である。業者に頼めば1メートル1万円ほどで掘ってくれる。昔の井戸と比べてビニールパイプ2本を通す穴で済むためである。後は電動にするか手押しにするかだが、15メートルを超える場合は電動しかないようである。手押しにしても軽量なシンプルな装置で、保険所の許可が下りない水質でも煮沸すればいい。これで1年間の食料と水が確保できれば安いものである。「日月神示」に日本人の数千万人以上が餓死する預言が記され、「伊勢神宮」では蘇民将来の言葉で、経済崩壊と大飢饉が立ち直る日本人の姿が預言されている。