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カゴメ唄の謎(21)

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(21)契約の聖櫃アーク

 外宮に地下殿が存在するように、内宮にも地下殿がある。ここにも重要な神器が存在する。内宮の御神体は八咫鏡である。八咫鏡を入れる神具を「御船代」と呼ぶ。本当の神具は「御船」である。では、御船とは何か? 答えは「アーク」である。ラテン語でノアの箱舟をアークと言う。同じアークの名で呼ばれるのが「契約の聖櫃」である。契約の聖櫃アークはイスラエルの至宝であり、ソロモン神殿の御神体と言うべき神具である。絶対神ヤハウェは契約の聖櫃アークに臨在する。かって中には三種の神器であるモーセの十戒石板、マナの壺、アロンの杖が安置されていた。

 契約の聖櫃アークは贖いの蓋と箱から成る。贖いの蓋にはふたり一対の翼を広げた天使ケルビムが施されている。これは壺と同様、蓋が鶴、箱は亀と見立てることが出来る。内宮が鶴であり、外宮が亀。さらにはそれぞれの地下殿に存在する神具もまた、フルクタル構造で、同じく鶴と亀を象徴している。神器としての鶴と亀がすべるとは、両者が表に出ることを意味する。

 鶴と亀の陰陽関係は「カゴメ」そのものにも対応する。伊雑宮と籠神社の裏社紋が六芒星=裏セーマンであることは、同様に裏ドーマンである十字=十字架の存在も暗示する。亀の象徴である六芒星と表裏一体である鶴の象徴に対応する十字架が、内宮と外宮の地下殿にあるのである。

 金鵄によれば、内宮の地下殿にT字型の旗竿があるという。そこには釘穴が刻まれ、周囲は血に染まっているという。その正体は「聖十字架」である。イエス・キリストが磔刑になった十字架そのものが安置されている。伊雑宮の神秘「心御柱」は三本一束の木材だが、その別名である「忌柱」と「天御柱」は、それぞれ聖十字架の横木と縦木を意味する。さらに心御柱のもう一つの別名「天御量柱」の正体は、外宮の地下殿に安置されている「ネフシュタン」である。ネフシュタンとは預言者モーセがイスラエル人を率いて荒れ野を旅した時に、青銅の蛇を掲げた旗竿の事である。つまり、内宮と外宮の地下殿には、2つの十字架が隠されており、それらはいずれ世に出る。

 金鵄によれば、伊勢神宮は内宮と外宮、伊雑宮と言う三宮が並び立つことで完成する。伊雑宮には何が隠されているのか? 「カゴメ唄」の最後の歌詞は「後ろの正面、だあれ」である。「誰?」と聞かれて答えるのは「名」である。

 イスラエルの神器、至宝の中で「名」が記されたものは一つしかない。「罪状板」である。イエス・キリストが磔になった時、十字架の上に処刑の理由となる罪状を記した板が掲げられた。そこにはヘブライ語とギリシャ語とラテン語で「ナザレのイエス。ユダヤ人の王」と記されていた。これが伊雑宮の地下殿に安置されている。ただし、伊雑宮は意図的に封印されている。封印を解き、伊勢神宮の本宮として復活するためには、心御柱に象徴される神器が必要になる。それはアロンの杖である。伊雑宮の地下殿にアロンの杖が真の心御柱=十字架となる日が来るという。

 こうして「カゴメ唄」に込められた何重もの封印がすべて解かれ、あらゆる準備が整ったとき、金鵄は「時は成った」と宣言する。そして預言された天照大神の大降臨が現実となる。肉体をともなって現れた天照大神の姿を、その目で見た日本人は悟る。天照大神はイエス・キリストだったと。この時、絶対神の栄光の象徴は、まさに「カゴメ唄」の籠にあったことを知るのである。

 中に鳥がいる籠の正体は、荊冠だった。「かごめかごめ」とは伊勢神宮及び元伊勢の社紋、カゴメ紋の事であり、同時にユダヤ人の象徴、ダビデの星である。「籠の中の鳥」とは天岩屋に籠もった天照大神であり、籠冠=荊冠を被って死に、横穴墳墓に葬られたイエス・キリストの事である。

「いついつ出やる」として、いずれ復活することを期待するとともに、来るべきイエス・キリストの再臨を預言する。「夜明けの晩」とは天照大神が天岩屋に籠もって地上が闇に包まれたことを示すとともに、同じくイエスが十字架で磔になって死んだ際、同様に地上が闇に包まれたことを示し、再臨においては夜明けの晩に輝く明けの明星を象徴する。イエスは自らを「ダビデのひこばえ、輝く明けの明星」であると述べた。「鶴と亀がすべった」とは、天照大神を祀る伊勢神宮の秘密が明らかになり、隠されてきた本宮や心御柱などの正体が白日の下にさらされることを示す。マナの壺や契約の聖櫃アークを見た人々は、日本人とユダヤ人が兄弟であることを知り、そして悟るのである。

「後ろの正面、だあれ」

 神道の最高神、天照大神とは、誰なのか? 近い将来、不死不滅の肉体を伴って地上に降臨した天照大神の姿を目にする日が必ず来る。その時、誰もが、天照大神が何者であるか自覚するのである。


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