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プラズマ宇宙論(34)

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(34)プラズマ亜空間領域「アルザル」の存在

 失われたイスラエル10支族の本隊が向かった場所は、北の果ての地である。「旧約聖書」には失われた10支族が終末には、北の果てより連れ戻されるという預言がいくつかある。

「「イスラエルの子らを、北の国、彼らが追いやられた国々から導きあげられた主は生きておられる。」と言うようになる。私は彼らを、私がその先祖に与えた土地に帰らせる」(「エレミヤ書」第16章15節)

「見よ、私は彼らを北の国から連れ戻し地の果てから呼び集める」(「エレミヤ書」第31章8節)

 北の国とはどこかと言えば、北極圏地方しかない。確かに、彼らの一部は北欧やユーラシア大陸の北の果てに移り住んだかもしれない。しかし、失われたイスラエル10支族の本隊は、さらに北の果てを目指した。彼らが自分たちの信仰を守るために、異邦人の介入が全くない土地へ行く必要があったのである。その新天地「アルザル」とは、実は亜空間に存在する異次元世界の事を指す。しかも、その亜空間の存在する場所とは、我々が住む地球内部なのである。

 現在、我々が住んでいる地球の内部は金属核(内核)、超熱水層(外核)、プリューム層(マントル層)、地殻で構成されているはずである。しかし、それがプラズマで構成される亜空間領域だとしたら、プラズマの持つ特異な性質を考慮するなら、地球内部に別の世界が存在することも可能となる。この宇宙もプラズマで構成されているが、プラズマほど不思議な存在はない。

 なぜ、地球内部に亜空間が存在することができるのか? 科学的見地から検討してみる。

 1947年2月の事である。アメリカ海軍少将リチャード・バードは、飛行機に乗りアラスカ基地を出発した。彼らの目的は、北極点を通過した後、そのまま2700キロを飛び、Uターンすることだった。バードは、予定通りの飛行をし、無事に北極点を通過した。その直後、バードの操縦する飛行機は、まばゆく発光する光に包まれてしまった。その途端、飛行機は高度を落として、次の瞬間には、異世界へと突入してしまった。彼の前に現れた世界は、緑豊かな大ジャングルだった。彼が飛んでいたところは寒い北極上空である。しかし、今は確かに摂氏20度の亜熱帯の世界にいる。何が何だかわからないまま、バードは飛行機をもと来た方向へと反転させる。すると、再び機体は謎の発光現象に包まれた後、元の世界へ戻ってくることが出来たのである。この北極圏での異常な体験は海軍内部でも最高機密扱いになったが、結局、マスコミに知られて世間にも広まってしまう。しかし、バードの体験の異常性が普通でないのは、北極圏での体験のみならず、南極圏でも奇妙な体験をしているのである。それは1956年1月、バードは南極のマクマード基地を飛び立ち、南極点を通過した後、そのまま3700キロを飛行して戻ってくる「冷凍作戦」を遂行することであった。しかし、この時も北極で体験したと同じ奇妙な現象に遭遇する。それは無線にバードが次のような言葉を送ってきた。「私は、南極の彼方2300マイル地点で、大陸上空に突入した」 これは何とも奇妙な言葉である。なぜなら、マクマード基地から南極点を通り、3700キロも越えた地点には、大陸などまたく存在していないからである。再度の飛行後、彼は再び謎めいた言葉を残している。「私は、以前に見た北極点の彼方の領域を、再び見るつもりだ。極点の向こう側の領域こそ、大いなる未知の世界の領域だからだ」 これらのバードの体験からすれば、北極と南極の両極には我々の知らない未知の世界の入り口が存在しているのである。

 失われたイスラエル10支族の本隊は、北の果ての国を目指して旅だったが、アルザルと言う呼び名の地域や国は未だかって存在した記録はない。現在の北の果てには何も存在していない。あるのは北極の氷原だけであり、その下には北氷洋があるだけである。しかし、それはあくまでも現代の事であり、イスラエル10支族が北を目指した頃の世界は、今とは違っていたはずである。イスラエル10支族の時代には、火星が大接近して小規模なポールワンダリングの洗礼を受ける前の時代出来事だった。

 紀元前609年は、イスラエル10支族を捕囚したアッシリア帝国が滅亡した年であり、彼らはそれ以降に北を目指したことになる。一方、紀元前688年は、太陽運行の異変が起きた年であり、火星大接近によるポールワンダリングが発生した為、マンモスが絶滅した。となると、陸伝いで向かえるユーラシア大陸の北の果てとは、マンモスがいたシベリア地方になる。すると、ユーラシア大陸北部のシベリア地域に居住していたイスラエル10支族本隊は、マンモスと共に、火星大接近の時のポールワンダリングの時に滅亡してしまったことになる。しかし、そうではない。実は、火星の大接近の時には、規模こそ惑星ヤハウェや原始金星の時と比べて劣るものの、局地的な磁気嵐が発生していた。それが起きたのはユーラシアの北であり、その付近一帯がプラズマに覆われた。その瞬間に、光に包まれた霧の様な雲が発生し、その場所に定住していた失われたイスラエル10支族をはじめ、マンモス、サーベルタイガー、鹿、古代馬などの巨大哺乳類や他の生物たちを包み込み、一瞬にして地上から消し去った。驚くことはない。ノアの大洪水の前も、エノクの街がプラズマに覆われて空中を飛翔している。その後、プラズマ・トンネルを通過し、最終的には太陽の亜空間へと移動した。アダムが管理していたエデンの園も、プラズマに包まれた後、エデンの園地域全体が根こそぎ浮遊し、今は太陽に移動しているとされる。この時代は地球の軌道が安定しておらず、太陽に接近した時、太陽との間にプラズマ・トンネルが口を開いたのである。また、火星も軌道が安定していなかったため、雲の天蓋に覆われた地球に何度か大接近したことがあった。その時、互いに地磁気を向け合い交差させた結果、プラズマ・トンネルが発生し、そこから多くの人間と動植物が火星へと移動した。

 それでは、イスラエル10支族も火星へと移動したのであろうか? いや、彼らは、地球内部のプラズマ領域へと移動していったのである。彼らが向かったのは、地球内部にある巨大な亜空間世界であり、もう一つの世界が存在していたのである。その場所は、まさに核と同時存在した領域であり、強烈な磁力線が一点に集中するプラズマ状態にあるため、巨大な亜空間が形成されていたのである。


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