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プラズマ宇宙論(4)

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(4)宇宙はプラズマで構築されている!

 宇宙がプラズマの電磁力で支配されているとすると、従来の重力で支配される宇宙の基本構造理念が一転する。そうなると、1970年にノーベル物理学賞を受賞したハネス・アルヴェーンが唱えたようにプラズマが全宇宙の99・9999%以上を占めることになり、宇宙がビッグバンなしでも誕生した最新理論を説明できることになる。

 プラズマが関われば、重力重視のビッグバン理論が無くても、古い星々に金属物質などの重い元素が含まれる説明もつく。例えば、過去の世代の恒星が超新生爆発を起こすだけでも、重い金属物質を宇宙に生み出すことができ、実際に宇宙観測ではそうなっている。つまり、超新生爆発を起こすだけで、超重量の金属物質を作り出せる以上、巨大な宇宙的大爆発が無くても構わないことになる。さらに、銀河宇宙のメカニズムについても、渦の中心部に向かって流れ込む凄まじい電流と、大銀河の回転軸に沿って流れ出す電流の相互作用が関わることで、あの巨大な渦巻きのメカニズムの説明もでき、最終的には電磁気が銀河全体をプラズマホールとなり覆っている構造も明らかになる。最近も、銀河全体が巨大なプラズマで覆われていることが観測されており、「プラズマ宇宙論」は事実を伴った最新理論と言うことになる。

 大宇宙は「旧約聖書」の「創世記」にあるように、「光あれ」の言葉で誕生したことになる。

「神は言われた。「光あれ」。こうして光があった」(旧約聖書」「創世記」第1章3節)

 超科学は否応なく神話世界の実証へと突き進むことになっていく。ではなぜ、闇があるのか? 光と闇の存在は、全宇宙の抱える根源的な問題である。すべてのものに反対のものが存在する。二極対立構造は、全宇宙を構築する根本原理になっている。プラズマ現象も宇宙バランスの中では光と闇の両方の側面を有していると考える方が妥当となる。「光プラズマ」と「暗黒プラズマ」の存在を認識した方が妥当なのである。この暗黒プラズマの仕業と思える逆光学現象が起きている。

①1763年8月19日イギリスのロンドンで記録上最大の暗闇が襲った。

②1880年4月2日、アメリカのミネソタ州アイトキンが突如として発生した暗闇に襲われた。

③1884年4月26日、イギリスのプレストンが真昼にもかかわらず、大規模な暗闇に襲われ、新聞各紙もその時の様子を報道した。

④1886年3月19日、アメリカのウィスコンシン州オシュコシュを、西から移動してきた真っ黒な雲が地面を這いながら通過した。

⑤1904年12月2日、午前10時ころ、アメリカのテネシー州メンフィスでも突然の暗転現象が起きた。

 二極対立構造は、宗教理念で言う神と悪魔の様に、光と闇、善と悪と言う、全宇宙を構築する根本真理にも関係する概念である。光さえ脱出できないブラックホールの反対側(別宇宙)に、光を放出するホワイトホールが存在し、それがプラズマを介在することで口を開くように、全宇宙がプラズマ現象で構築されているなら、光を放つプラズマと逆のプラズマが存在してもおかしくはない。つまり、プラズマ現象も、宇宙のバランスの中では、プラスとマイナスの様に相対的存在と考えることが妥当となる。これが「光プラズマ」に対する「暗黒プラズマ」である。

 今でも世界中で暗闇事件が発生している。例えば、国際的調査の対象になりつつある「煙霧現象」が、暗黒事件と関係している可能性がある。「煙霧現象」は、大気を乳白色に濁らせる現象と記されているが、実際の煙霧現象は非常に黒っぽい現象である。そのため、未だに煙霧の原因が解明できないでいる。

 あらゆる過去のデータを含めて総合的に分析すればするほど、地球上で発生する暗黒プラズマ現象の可能性が高くなってくる。その発生原因は定かではないが、地球の磁力線のバランスが崩れたときに、発生する変異的可能性が高い。あるいは、太陽面の黒点活動が関与している可能性もあるが、太陽から放射される各種の宇宙線が、地球の磁力線と関係しながらプラズマ現象を引き起こしている可能性がある。ただし、地球上で起こる暗黒プラズマ現象は、光学現象の範疇であるため、暗黒星雲の様に星間物質が噴出してくるケースとは違う。このようなことにもプラズマが関与する可能性が出てくる以上、21世紀は軍事も含めて、プラズマ科学一色で塗り潰されることになるはずである。


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