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ラジャ・サンの謎(19)

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(19)人類最終戦争と暗黒天体ラジャ・サン

 カッバーラは「生命の樹」で象徴される。「生命の樹」には絶対三神を象徴する3つの柱と属性を象徴する11個のセフィロト、それに関係性を示す22本のパスから成っている。人生は「生命の樹」を上昇することであり、最終的には絶対神の領域に達するのが目的である。「生命の樹」は4つの世界に区分される。①至高世界(太陽の栄光)②中高世界(月の栄光)③下層世界(星の栄光)④滅びの世界(地獄)である。人は生まれながらにして地獄の状態にある。そこから成長して星の栄光を迎える。一般の人は、この状態にある。原始キリスト教徒は、ここで水のバプテスマを受けて、月の栄光の段階へとアセンションし、最終的には火と聖霊のバプテスマを受けて太陽の栄光を手にする。地球生命体ガイアはノアの大洪水と言うバプテスマを受け、星の栄光から月の栄光へと上昇し、月の栄光を完全に手にしたとき、その体が変わる。マントル内部のプルームが急上昇し、プラズマが地上に現れる。さらに、巨大彗星ケツァルコアトルの地磁気リコネクションによる灼熱状態を敢えて受けながらも、その体からプラズマを発生させ、大気発光するまでになる。これが「新約聖書」で言う「至福千年王国」である。

「この都には、それを照らす太陽も月も、必要でない。神の栄光が都を照らしており、子羊が都の明りだからである」(「ヨハネの黙示録」第21章23節)

 地球生命体ガイアは正しき人々のために安全な領域を確保し、そこにイエス・キリストが降臨する。聖なる人々はイエス・キリストと共に、1000年間、地上を統治する。

 至福千年王国が実現するには前提がある。堕天使ルシフェルの封印である。現在、魔物たちは地球上を徘徊しており、邪悪な波動を全宇宙に発信している。彼らの本拠地は地球内天体レメゲトンである。至福千年王国が築かれるために、魔物たちを封印しなければならない。地球内惑星生命体レメゲトンの使命は、魔物たちを閉じ込めることにある。地球内天体レメゲトンへのプラズマ・トンネルが開くとき、同時に地球内天体アルザルと地球内天体ダイモーンの扉も開く。地球内天体ダイモーンで眠っている死者の中で、聖なる者以外は1000年経つまで生き返らなかった。逆に言えば、至福千年王国が終わると、再び地磁気の磁力線が一致して、プラズマ・トンネルが開く。地球内天体ダイモーンにいる死者たちが甦り、不死不滅の復活体となる。地球内天体アルザルは月に代わって地球の衛星となり、ダイモーンとレメゲトンを内に封印したまま公転し、プラズマで地球を覆うことになる。

「死者たちは、これらの書物に書かれていることに基づき、彼らの行いに応じて裁かれた。海は、その中にいた死者を外に出した。死と陰府(よみ)も、その中にいた死者をだし、彼らはそれぞれ自分の行いに応じて裁かれた。死も陰府(よみ)も火の池に投げ込まれた」(「ヨハネの黙示録」第20章12~14節)

 ここにある陰府(よみ)こそ、地球内天体ダイモーンである。地球内天体ダイモーンは火の池に投げ込まれるという。これは一体何を意味するのか?

 至福千年王国が終わると、再びプラズマ・トンネルが開き、地球内天体アルザルや地球内天体ダイモーンの人々や霊が地上に出てくる。同時に、底なしの淵から再び堕天使レシフェル達が解放される。

「この千年が終わると、サタンはその牢から解放され、地上の四方にいる諸国の民、ゴグとマゴグを惑わそうとして出ていき、彼らを集めて戦わせようとする。その数は海の砂の様に多い」(「ヨハネの黙示録」第20章7~8節)

 復活体同士の戦いは想像を絶する。この世における人類最終戦争である。もちろん、堕天使ルシフェル達が勝利することはない。聖者が住む都を取り囲んだところで、天から火が降りてくる。

「すると、天から火が下って来て、彼らを焼き尽くした。そして彼らを惑わした悪魔は、火と硫黄の池に投げ込まれた。そこにはあの獣と偽預言者がいる。そして、この者どもは昼も夜も世々限りなく責めさいなまれる」(「ヨハネの黙示録」第20章9~10節)

 天から火が降ってくる。おそらく太陽から強烈なプラズマ流が照射されてくるのだろう。地球生命体ガイアは、それをもろに受けとめる。地上は焼き尽くされ、復活体となった人々と悪魔たちを灼熱地獄に突き落とす。ただし、彼らは地球内天体レメゲトンに放り込まれるのではない。投げ込まれるのは火と硫黄の池である。つまり、無数の魔物たちを収容する場所は、暗黒天体ラジャ・サンなのである。

 地球内天体レメゲトンも暗黒天体であり、堕天使たちの牢獄でもあったように、暗黒天体ラジャ・サンも巨大な収容所なのである。実は、ラジャ・サンは邪悪な魔物たちを次々と狩り取っている。最終的に地球に存在する堕天使たちや邪悪な人間たちを丸ごと捕まえ、ブラック・プラズマの煉獄の中に閉じ込めるのである。地球内天体ダイモーンと地球内天体レメゲトンは、暗黒天体ラジャ・サンと行動を共にする可能性が高い。彼らには魔物たちへの刑を執行する重要な役割が与えられているのである。

 地上に至福千年王国が築かれ、最後の戦いが起こった後、地球生命体ガイアは死を迎える。太陽が放つ灼熱のプラズマで約尽くされ、人聖霊のバプテスマを受けた地球生命体ガイアは地球内天体アルザルとダイモーン、そしてレメゲトンの出産後、ついに最後の時を迎える。超新星爆発である。しかし、地球生命体ガイアは復活する。新しい不死不滅の肉体、すなわちプラズマの体となり、光り輝く恒星の様になる。超新星爆発の瞬間、復活体となった地球生命体ガイアは、太陽の核が生み出すプラズマ・トンネルを通り、別次元の宇宙へと移行し、新しい世界を受け継ぐ。聖なる者たちは復活した地球を受け継ぎ、太陽の栄光たる至高世界へと次元上昇するのである。これは、全ての星の運命である。宇宙に生まれた星々は、やがて死に、そして復活する。地球生命体ガイアにも、その順番が回ってきたのである。


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