(1)天使と「アルニラム」と名乗る星の麗人がやって来た!
これは五島秀一著「歴史波動」の要約である。五島氏は1977年7月17日午後7時17分という日付の時に初めて天使と遭遇したという。理科系だったのだが、認めざるを得ないような現象が起き始めたという。
夕食を食べているときに、五島氏の手を五島氏の母親の額に手をかざすと、母親が突然インドの言葉をしゃべりだしたという。→この現象は高橋信次先生の現象と同じである。五島氏も高橋信次先生と同じような現象が起きて、一体これは何だろうとと言うのが不思議体験の始まりだったという。まさしく天使はいるのだと確信したという。
その時、五島氏の家の庭に金の延べ棒のようなものが沢山出て、これは質屋に持っていくといくらになるだろうかとも考えたりしたというが、金の延べ棒は30分くらいで全部消えてしまったという不思議な現象が起きたという。
その時に、天使以外に星の麗人と言うか、星から来た存在も隣に立っていたという。名前は「アルニラム」と教えてくれた。星の麗人はオリオンの3つの星の真ん中の星の名前だとわかった。
アルニラムと地球との距離は、ちょうど1977光年だという。これは、BC元年(紀元前1年)にアルニラムから光が発せられたと考えると、1977年に地球に到達する。つまり、五島氏はBC元年の光線を1977年かけて浴びたのかと考えたわけである。
これはガンマー線と呼ばれるもので、その時から五島氏の脳の仕組みが変化したみたいで、1秒間に100個くらい考えたり、同時に20個くらいのことを考えたり、不思議な脳の使い方になってしまったという。この辺から、占星術と言うのは幻ではないと感じ始めたという。
星から出ている光とか波は、瞬時の届くものと、光のスピードで来るものと、2種類あるのだろうと考えたわけである。これは相対性理論とは関係ない。別次元を通ってくると考えると、光速度不変の原理とは矛盾しない。つまり、瞬時に届くものは4次元世界を通って来る。最近、異常気象が騒がれているが、これは地球近傍の超新星の爆発によるガンマー線バーストと言う見解がある。つまり、3次元世界での光のスピードで来るものは、天変地異とか脳の異変を起こすのだろうと考えたわけである。瞬時に届くものは、おそらく意識の変容をもたらすだろう。意識の変容を起こした人は、以前と比べると人格が変わってしまう。
アルニラムから発せられた光がBC元年の波だと仮定すると、数学でいうと、ゼロがあって、1とか2、マイナス1とかマイナス2となるのだが、ゼロがいきなりBC1になるから、少しややこしい。マイナス2はBC2になる。1はAD1である。つまり、ゼロと言う概念がないのである。だから間違いやすいのだが、とにかく紀元前1年に出た光が、1977年かけて五島氏の脳に届いたとすると、瞬時に届いたものをキャッチした人もいるはずである。多分これがキリストと呼ばれた存在ではないかと考えたわけである。
キリストの生年月日は、現在ではほぼ特定されているという。ナザレで木星が食を起こす曜日はいつかと計算すると、キリストの誕生日はBC6年4月17日(土曜日)の午前11時と天文学の計算ができる。
そんなことを考えると、この時の瞬時に出た光、テレパシー波が、キリストがちょうど5歳くらいの時に意識の変容をもたらしたのではないか。それからちょっと遅れてくる光線が、1977年後に五島氏の脳を直撃したのではないかという仮説を立てているという。
ヘデロ王が2歳以下の子供を殺害したのがBC6年からBC4年の間だから、その辺から絞り込んでいくと、キリストの生年月日が出る。血液型までわかっているという。
お釈迦様の場合は、少し複雑だという。その場合インド占星術を使わなければいけないという。こんな風に星が人間の運命に影響を与えたということは確かにある。