(8)願望実現と引き寄せの法則 高次元宇宙へのアクセス
物理の概念を延長して、「引き寄せの法則」を作ってみた。この世を含めて幾つもの世界が重なり合って存在している。その数は膨大過ぎて誰にもわからない。しかし、それぞれの世界ごとに光速度とプランク定数が違う。それがパラレルワールドだと思っている。(五島氏)
光速度は物が走る速さの上限を決めている。物がどれだけのスピードで実現するか? これを哲学的に言うと、物事の実現スピードである。プランク定数は、それが大きいと、ちょっと努力しただけですごく大きな成果が出る。どれだけ効率よく成果を出せるか?
例えば、(c₁、h₁)、(c₂、h₂)、(c₃、h₃)、・・・・・・というパラレルワールドがあるとする。(cn,hn)のnが大きいほど光速度とプランク定数が大きい世界と考えると、もし将来、瞬間に移動する乗り物が発見されたら、その乗り物は、ここにある物体が同じ空間を横滑りするのではなく、その物体が振動数を変えて猛烈なスピードで違う空間の中に移動し、目的地で再び元の空間に出現するという形で瞬間移動が可能だと思う。(五島氏)
一方、哲学的に考えると、nより大きな世界に行くに従って高次元の宇宙になると定義できる。
もしかしたら、天使や目に見えない聖霊は、光速度とプランク定数が違う世界から来ているかもしれない。すごく高次元の世界に行くと、物事はあっという間に実現するし、効率よく成果も出せる。
もし私たちが少々の努力で何事かを短時間で達成できたりすれば、それは恐らく光速度とプランク定数が凄く高い世界にアクセスしているからだろうと思っている。(五島氏)
「火事場の馬鹿力」の話をよく聞くが、この世ではありえないことを実現してしまうことがある。それは、その瞬間に高次元にアクセスさせたからだと思ている。(五島氏)
奇跡や超常現象は、物理的に言うと、光速度とプランク定数が違う世界にアクセスしたと考えるとうまく説明がつく。光速度cとプランク定数hは、引き寄せというよりは、願いをどれだけ早く実現できるかという「願望実現」に関係がある。
それは万有引力定数Gである。万有引力は、2つの離れた物体があった時、その距離(r)と質量(m)に応じて2物体間に働く引力である。公式で書くと、F=G(m₁m₂/r₂)である。
昨今ブームになっている引き寄せの法則の「引き寄せの力」はあえて言うと引力に近い。
どれだけ沢山の引き寄せられるかということである。もし万有引力が大きい世界があったら、それは遠方にあっても物凄い力で引き寄せることができる。「引き寄せ」の力が強い人ほど、Gが凄く大きな世界にアクセスしているのではないか? そんなことを考えると、願望実現と引き寄せの法則の2つは、異質な宇宙の法則ではないかと思われる。(五島氏)