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飛鳥昭雄氏による「日月神示」の霊感語訳(29)

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(29)漢字はユダヤ人が使った!

(下つ巻・第14帖 「7・8・9・10」はハルマゲドン後の神の王国)

 「日月神示」の解読は、人々だけではなく神界の神々にも伝えられるものなので、召された者の苦労は大変になるだろう。一二三の「三位三体」の神々の存在は永久不変である。三四五の「御世何時」は「御代出づ」となり、「出づ=入づ」となり、その神は両極の「初め=終わり」の存在となる。

「私はアルファであり、オメガである。最初の者にして、最後の者。始めであり、終わりである」(「ヨハネの黙示録」第22章13節)

 神の御代は救世主の力で訪れるが、ゲマトリアの秘数が次々と具現化するのは見ごたえのある出来事である。絶対神イエス・キリストは天照大神を含む世界中の神々の元なので、人々のみならず無数の動植物をも構わねばならない。だから信者にはすべきことが無数にある。

 神の組織に集合する人々は、神の器を持つ人々のはずなので、その数が神の数となる。これは天下泰平の紺碧の空に至る奥義である。人には小さなことから病気を含む数々の難儀があるから、皆一人一人の絶対的存在である神にお願いし、すがるがいい。恥ずかしいことではない。各人が心に思う神の姿は微妙に違うが、唯一の絶対的存在は不動のまま変わることはない。やがて絶対神の命令で動く天使たちが降りてきて、重大な言葉を人々に告げ知らせるようになるが、その先にある神の世界を垣間見ることもあるだろう。「エデンの園」のように美しい世界に戻すというのは、安易な比喩やたとえ話で言うのではない。「審神者」とは、悪霊の神ではない善なる神に心を向ける導き手である。神主が受けた言葉が光から来たものか、闇から来たものかを見極めるが、皆もそのようであってほしい。神の組織に属する日本人の指導者だからと言って、いつも正しいとは限らない。

 「七から八、八から九、九から十」に進むうち、神の御霊はますます激しくなるから、信者や一般の人々が思うようには動かなくなる。逆立ちしている日本人の指導者なら尚のことである。世界中が一度に「キの国」に襲い掛かってくることになる。すべての面で襲う者の国が勝っている為、もはやこれまでと思う事態に追い込まれ、神がこの世にいないと日本人が思うようになるまで、ひどい有様になる。その時は、それだけ神の国が近づいたと思いなさい。

(解釈資料)

 七から八、八から九、九から十とはゲマトリアが仕掛けられている。秘数術では最初から「7+8=15」「8+9=17」「9+10=19」となり、「15は1+5で6」「17は1+7で8」「19は1+9で10となり1+0で1となる」

 次にそれぞれを合計すると、「6+8+1=15で1+5で6となり、「7」になれない「6」は「神の7」に劣る不完全を示し、「この世」を象徴する。

 これを「7・8・9・10」として「7+8+9+10=34」となり「3+4」となって「聖数7」が顔を見せる。これがハルマゲドンの後に到来する神の王国である。この世の「6」が激烈になるのは、不完全な世の断末魔を示し、それを指す「ハルマゲドン」の到来を「7」の「神の王国」の前に起きることを言う。

 日本には「末法」と言うが、仏教でさえ滅亡する最期を意味する。道教は古墳時代以降に日本に導入されたとされている。秦氏よりも古いため、物部氏の神社を秦氏が乗っ取っていったと言える。道教が鬼道と関係するなら、邪馬台国の卑弥呼にまでさかのぼれる。もし、物部氏が大陸からの渡来人であるならば、彼らこそが道教を日本にもたらした可能性が出てくる。不老不死の仙薬である非時香果を求めた「田道間守」だったが、帰国後、天皇は亡くなっており、そのまま嘆き悲しみ死んだという。日本版徐福と言うべき田道間守だが、彼は興味深いことに天之日矛の子孫、つまり秦氏なのである。秦氏はユダヤ人原始キリスト教徒だったので、徐福の子孫を秦氏ではなく、ユダヤ人原始キリスト教徒と読み替えてもよい。

 物部氏は徐福と共に日本に来た。唯一神を信仰する物部氏がユダヤ人だったとすれば、全ては一本の糸でつながっていく。徐福とユダヤ人の両者をつなぐ存在は、秦の始皇帝である。始皇帝はユダヤ人だった。漢字を作ったシンクタンクはユダヤ人、つまり大和民族だったことになる。漢字は漢民族の産物ではなく、ヤハウェの民である大和民族とすれば、殆どの漢字に「聖書」の意味が隠されている理由もわかってくるのである。


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