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カッバーラでしか解けない「ヨハネの黙示録」(81)

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(81)イスラムの岩のドームの上にユダヤの第3神殿を建てることを望む人々へ

 21世紀は科学技術の発展に彩られたバラ色の世界のはずだった。しかし、20世紀から続く戦争の連続と、新たなテロの脅威という2大暴力によって、無残に打ち砕かれている。

 ヒンズー教のインドとイスラム教のパキスタンも、一触即発の危険性がある。これから先は宗教衝突は激化し、イラクのように宗派間でも殺し合う世の中になっていく。やがては世界は混乱し、武力で鎮圧するしか選択の余地がない状況に到達してしまうだろう。

 飛鳥氏は、アメリカがそれを予測しているとしか思えないという。つまり、アメリカは先手を打ち、全体をコントロールしてしまおうと考えている。少なくともアメリカは、最終的にイスラム教国を押さえ込む計画を持っている。それには大義名分が必要で、アメリカを裏で動かす人々にとって、「イラク戦争」はそのために必要な仕掛けだった。

 イラク戦争のきっかけになった「9・11」も、NSA(国家安全保障局)が、アルカイダのテロ作戦をわざと見逃して起こした茶番劇の可能性が強い。

 事実、ペンタゴンに衝突したはずの旅客機は、別の飛行場に墜落したことが判明している。ペンタゴンを破壊したのは、アメリカ軍の巡航ミサイルだった。駆け付けた消防隊が撮影した現場写真の中に、巡航ミサイルのブースターが写っている。おまけに遺体は、ペンタゴンの職員以外、一体も発見されていない。後に公開された乗客の焼死体の写真も、別の飛行機事故のものだった。

 ブッシュ・ジュニアは、ただの操り人形に過ぎない。彼にはツインタワーに旅客機を衝突させるNSAの策略が知らされていなかった。小学校で悲報を知らされた彼の表情は、本当に知らなかった人間のものだった。

 アメリカは9・11を理由にイラクへ侵攻した。その結果、イラクは大混乱に陥り、完全にベトナム化してしまった。その後、アメリカが追い出される形でイラクを出ていけば、後に残るのは混乱だけである。

 アメリカのイラク石油の利権などは目先のことに過ぎず、真の目的はアメリカによるイスラム教の撲滅である。その動きの裏に、アシュケナジー系ユダヤ人の巨大資本が動いている。彼らにとって、イスラム教徒とキリスト教徒を戦わせることは大きなメリットがある、

 アメリカが中東から撤退すれば、フランスを筆頭にEU(ヨーロッパ連合)が中東に乗り込んでくる。中東に最も近いのがEUであり、昔からフランスはアメリカの影響を中東から排除し、世界のイニシャチブを握りたがっていた。ドイツもフランスに従うだろう。結果、EU全体がイラクの大混乱に巻き込まれていく。

 火中の栗を拾ったフランスは必ず失敗する。そしてEUと同調せざるを得ないトルコやエジプトも、イスラム原理主義の前に駆逐されるだろう。イランにとって、EUに仲間入りしたいトルコや、欧米化したエジプトなどは、焼き滅ぼしてもかまわない裏切り国家だからだ。

 次に動き出すのがロシアである。ロシアはイスラム諸国を裏で後押しして、中東での影響力を独占する野望を持っていた。しかも、EUを叩き潰せば旧ワルシャワ条約国をEUから奪還できるのである。

 その様子を遠くから眺めているのがアメリカである。世界統一に邪魔なイスラム諸国とEUを同士討ちさせて漁夫の利を得ようとしているのだ。

 残虐なイスラム原理主義を前にして、焦土と化したEUは、最後にはアメリカに泣きつくしかなくなる。それは火を見るよりも明らかで、そこでアメリカ軍が最新兵器で乗り込み、イスラム連合とロシアの支援部隊を一気に焼き尽くせば、ロシアはシベリアへ引き下がり、戦場となったEUも甚大な被害を受ける。そして二度と立ち上がれず、アメリカの属国のようになる。

 このシナリオに重要な役割を果たすのがイランであり、この国が核兵器を持つことを歓迎するというのが、アメリカの本心である。イランが核兵器を持てば、必ずジハードを掲げて核を使用する。異教徒を滅ぼすことがジハードの究極目的で、狂信者にブレーキは存在しない。だから、アメリカは故意にイランを刺激し、揺さぶりをかけ続けている。本心では逆らうことを期待しているのだ。

 その結果、EUは戦場と化して焦土となり、イスラム諸国は叩き潰され、ロシアは再びシベリアに追いやられる。中国はまだまだ力不足である。この状況こそ、アメリカ主導で世界政府を樹立する絶好の機会であり、アメリカはタイミングをじっくりうかがっている。

 それはアシュケナジー系ユダヤ人たちにとって、歓迎すべき状況である。嘆きの壁の上の「岩のドーム」を破壊して、「第3神殿」を建てるという悲願を達成できるからである。

 飛鳥氏の予測が多少外れても、黙示録自体の価値が揺らぐものではない。なぜなら、黙示録の内容は解釈はどうあれ、必ず我々の生きている間に起きる出来事が預言されているからである。


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