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カッバーラでしか解けない「ヨハネの黙示録」(80)

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(80)ヨハネは来るべき「二者択一の時」の道しるべを示していた!

 飛鳥氏はカッバーラの研究者であり、日本では数少ないカッバーリストとの1人として活躍している。以下は飛鳥氏の主張である。

 日本がハルマゲドンでどんな立場になるのかわからないが、それでも世界全体が最終戦争に向かうことを考えれば、日本だけが例外でいられるはずがない。

 おそらく、日本の自衛隊も、イラク派遣の時のようにメギドへ向かうことになるだろう。条約がそうさせるのか、国際法がそうさせるのか、あるいは自主的にそうするのかは分からない。

 今の日本は、アメリカの世界戦略の中に、どっぷり首まで浸かった状態にある。アメリカの世界規模の米軍再編による新しい世界戦略においても、北アフリカ、中東、中央アジア、インド亜大陸、東南アジア、朝鮮半島までの「不安定な弧」の要に日本は位置している。

 アメリカに何もわからずに従い、自衛隊を次々と海外に送り出す流れの中、国連と入れ替わるように登場する世界政府の命令に逆らえるとは到底思えない。

 世界で展開されているグローバル化の終着点はアメリカ化であり、これが未来の世界政府へとつながる。そして世界統一政府樹立への動きは、国々が連合したEUを見れば歴史的な流れともいえる。そうなった場合、先の大戦で、真の戦勝国でもない中国常任理事国の席に座り、日本の常任理事国入りへの感情的な反対が通るような国連よりも、アメリカ主導の世界政府の方が、日本の場合は良くなるかもしれない。

 さらに超大国アメリカと連動することで、日本がアメリカの一州になったようなメリットも生まれてくるだろう。

 日本企業も、今まで以上にアメリカ企業と濃密に関わることになる。トップが無能であればたちまちアメリカ企業に乗っ取られるため、アメリカ人が社長という会社も珍しくなくなるだろう。

 アメリカとの一体化における最大の課題は、どのようにして国の独立性を維持できるかで、アメリカのように勝者と敗者が二極分割される社会の弊害をどう防ぐかだろう。

 一方、日本の方がアメリカより冷淡な部分が幾つもある。官僚が莫大な無駄遣いをする中、社会保障制度は風前の灯火となり、弱者は次々と切り捨てられる。地方役人も同じで、莫大な無駄遣いをして、市民がどうなっても構わない。それほど日本のモラルは低落している。おまけに日本は、起業家が自分の会社を潰したら最後、銀行は二度と手を貸さなくなる。しかし、アメリカは違う。セカンドチャンスもあるし、サードチャンスまで認められている。その意味では日本ほど敗者に対して冷淡な国はない。

 しかし、そういうアメリカ中心の世界システムも、アメリカと世界政府の豹変により、一気に瓦解する時が来る。それは「第2次世界大戦」前のナチス党と似ている。

 かってのヒトラーは失業対策で優れた政策を行い、モータリゼーションの未来を先見し、アウトバーンを造った。しかし、やがてヒトラーは豹変した。あるいは最初から持っていた野望を隠していただけという見方もある。いずれにせよ、初めはそれほど残虐な組織ではなかったナチス党は、時と共に変貌し、いつの間にか巨大な政治カルト集団と化したのである。

 ヒトラーを讃える熱狂の中、第2次世界大戦が勃発すると、ドイツ人は戦場へと引きずり出された。恐らく、それと似たことが未来でも起きるのだろう。

 世界総統の座に座る男は、最初は世界の人々から熱狂的に愛され、支持される。ところが、途中で豹変するのである。その時、男は世界を牛耳る強大な権力を手中にしている。そのため、誰も抵抗できず、どの国も男を引きずる降ろすことができなくなる。

 情報も軍事力も、他の全ての権力機構も、たった1人の人間に集中してくる。それはどの国もアメリカに逆らえない状況とも並行する。

 そんな時代の人々のために、ヨハネは黙示録を書き残していたのである。獣の出現と偽預言者の出現が避けられないなら、選ぶべき道は一つしかない。

 ハルマゲドンにこれまでのような終戦や戦後はない。戦後の復興も平和も、二度と訪れることはない。この世が終わるからである。

 今後、ハルマゲドンを中心とする「世界宗教会議」は、平和の名のもとに宗教の統一へと向かうだろう。その功績により、一人の法皇に権力が集中する。やがて法皇は豹変し、世界中の信徒たちに向かって世界総統を褒め称え、世界を救う救世主として宣言する。

 世界が切羽詰まった状態になると、世界の人々はとんでもない人間に権力を集中させる。一方、アメリカの憲法は、イエス・キリストを信奉する国と明記しているが、アシュケナジー系ユダヤ人が「クリスマス」という言葉を使わせないロビー活動を展開し、2005年12月から、キリスト教原理主義に最も近いブッシュ・ジュニアでさえ、クリスマスカードに「メリー・クリスマス」と表記できない事態に陥っている。そうしなければ、ユダヤ票とユダヤの巨大資金を逃すことになるからである。

 さらにイエス・キリストを排除する動きも、スイスなどの有名野外クリスマス劇に影響を及ぼしている。アシュケナジーが新約聖書の一文を削除する運動を露骨に展開しているからである。

 彼らが削除しようと目論んでいるのは以下の一文である。

「ビラトが「では、メシアと言われているイエスの方は、どうしたらよいか」と言うと、皆、「十字架につけろ」と言った。ビラトは「いったいどんな悪事を働いたというのか」と言ったが、群衆はますます激しく「十字架に掛けろ」と叫び続けた。ビラトはそれ以上言っても無駄なばかりか、かえって騒動が起こりそうなのを見て、水を持って来させ、群衆の前で手を洗って言った。「この人の血について、わたしには責任がない。お前たちの問題だ。」 民はこぞって答えた。「その血の責任は、我々と子孫にある」(新約聖書「マタイによる福音書」第27章22~25節)

 これをアシュケナジー系ユダヤ人たちが全面削除したいのだ。しかし、それは暴挙である。

 「預言の書いた言葉から取り去る者があれば、神は、この書物に書いてある命の木と聖なる都から、その者が受ける分を取り除かれる」と黙示録が警告するように、聖書を勝手にゆがめることは、どんな理由があっても許さるる行為ではない。

 まして、当時のユダヤ人が、「呪いは子孫にかかっても構わない」と断言した以上、変えるべきではない。

 21世紀の戦争は、限りなく「宗教戦争」の色合いを強くするだろう。移動手段の進歩と情報社会の中でそれは中世の暗黒時代を上回る規模で展開することになる。時に、イスラム原理主義者たちは、世界を13世紀に戻すことを「ジハード(聖戦)」の目的と考えている。その意図は明確である。その頃のように世界からキリスト教とユダヤ教などの異教を全て滅ぼし、イスラム教で世界を支配しようとしているのである。

 世の中は黙示録の預言通りに進んでいる。そして、世界が黙示録を無視し、地上に救いを見出せなくなったときに世界は滅びる。今は、その最期の段階に来ている。

 これからは良いことも、悪いことも並行して起きていくだろうが、確実に言えるのは、すでにメルカバーは降りており、四隅の天使が刈り入れの畑を取り囲んだということろである。

 ヨハネは、2000年前から現代に向けて黙示録を通して現代人に警告を発している。もうすぐ来るであろう二者選択の時、決して道を誤らないようにせよと!


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