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カッバーラでしか解けない「ヨハネの黙示録」(72)

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(72)イエス・キリストの再降臨に伴う大異変

 メギド国立公園の入り口にある看板には、「聖書の預言では、この地で人類最終戦争が起きることになっている」と記されている。

 実際、そこで世界最終戦争が勃発するのだが、軍が布陣するのはメギドからエルサレムに至る広範囲な地域になる。そして、イエス・キリストの再降臨に伴う大異変で恐怖とパニックに陥った兵士たちは、互いに最新鋭兵器で同士討ちをすることになる。

「すべての島は逃げ去り、山々も消え失せた。一タラントンの重さほどの大粒の雹が天から人々の上に降った。人々は雹の害を受けたので、神を冒涜した。その被害があまりにも甚だしかったからである。」(新約聖書「ヨハネの黙示録」第16章20~21節)

 「すべての島は逃げ去り」という記述は、地球のプレート(地殻)が高速で移動することを意味する。

これを「大陸移動」、地学用語で「プレートテクトニクス」という。

 それはベルトコンベアーに似て、海嶺から出てきたプレートが、海溝に潜り込んでいく。その動きは非常に遅く、1年で平均1センチ、速くても3センチほどである。しかし2004年12月に起きた「スマトラ沖地震」では、プレートが瞬時に30メートルも動いた。スマトラ島近辺の島も移動した1年1センチで単純計算すると、3000年分が一瞬で動いたことになる。一瞬を1秒と仮定し、1年を秒で置き換えたら、3153万6000秒である。その3000倍の距離が1秒で移動したということは、通常の946億800万倍の速度で移動したことになる。

 ところが、黙示録には「すべての島は逃げ去り」とあるので、比喩であっても、プレートの速度は尋常ではない。人類にとっては未知の領域ともいえる大地震が世界を襲うのである。

 その証拠に「山々も消え失せた」とある。地球上の高い山脈は、プレートの潜り込みに伴う陸塊同士の衝突で盛り上がったものである。これを「造山運動」と呼び、インド亜大陸がユーラシア大陸南部と衝突してできたのが、ヒマラヤ山脈である。こうした山脈までがなくなるということは、プレートが逆回転するか、地球が一気に縮むかのどちらかである。

 地球が縮むとはどういう事か? プレートの湧き出し口がプレートを押し出さなくなった瞬間、プレートは自らの重さで海嶺にずり落ちていく。そうなると海嶺と海溝の両方でプレートを引っ張り合い、地球が縮み始めるのである。

 それと同時に、地球の中心の核を覆う膨大な量の液体層(外核)から、趙熱水がマントル層を割って一気に噴き出してくる。

 地の底から噴き出す大量の水を、地球は過去に一度だけ経験している。「ノアの大洪水」である。紀元前2344年、地球に天体X(惑星ヤハウェ)が大接近して月を振り回した際に月の内部から噴き出しら水と、地球の深淵から噴出する膨大な水で、超大陸パンゲアは沈んだ。

 創世記には地の底から噴出する膨大な水のことを明確に記している。

「ノアの生涯の第六百年、第二の月の十七、この日、大いなる深淵の源が悉く裂け、天皇窓が開かれた。」(旧約聖書「創世記」第7章11節)

深淵とは地の底の淵という意味で、それがすべて裂けたということは、淵であるプレートの出入り口が、相当深い底まで続いていると解釈できる。超高圧で密着しているから、割れ目の跡は観測できないが、そこから再び超熱水が噴出してくるのである。

 それでは、大量の水はどこに消えたのか? ヒントは地球のマントルにある。マントルとは、地球型惑星内部や衛星の地殻と核との間にある層のことを言い、地球の場合は、カンラン岩を主成分とする固体と、その一部が融点を超えて融けて液体になったマグマで構成される。その固体の下部は酸化物の結晶になっており、これはノアの時代に相移転を起こした結果だと考えられる。

 ノアの大洪水以前の地球の核(内核)は、超高圧下で金属化していた。ところが地球内部の圧力低下によってそれが相移転を起こし、ケイ酸塩と酸化物へと変化した。圧力低下を引き起こしたのは、深淵の裂け目から超熱水が地上へと一気に抜けたからである。それによって地球が膨張して表面積が増え、結果として地表を覆っていた水が引き始めた。また海水の一部は深淵から地球の中心部に吸い込まれていったのだが、地球の膨張と共に、その深淵は再び閉じられた。現在の超高圧の液体層、外核はその時に誕生したものである。

 1990年、「鹿島宇宙センター」が「超長基線電波干渉法」システムを使って、大陸の移動速度と巨利を精密測定する実験を行った。その結果は、驚くべきもので、日本と西ドイツ間の距離が5年で190ミリも縮んでいることが確認されたのである。

 日本と西ドイツは同一のユーラシアプレートに乗っている。そうである以上、この変化をもたらした要因は1つしかない。地球そのものが縮んでいるのである。

 2005年秋には、ロシアが地球内部の核が200キロも移動したことを公表した。今、地球内部で何かが起こり始めている。終焉に向かう最後の一歩を踏み出した時、ノアの大洪水と同じように、地球内部の超熱水は猛烈な勢いで噴き出すだろう。島も、超熱水は海水と一緒に太陽から伸びる超高熱プラズマの舌により瞬時に蒸発し、露散してしまうしまうはずである。

 


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