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「闇の支配者最後の日々」の要約(16)

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(16)国際ハザールマフィア潰しに動き出した世界

 暴力団を潰すには、その資金源を絶つしかない。今、世界では、ブッシュのドラッグルートを潰そうと動き出している。その証拠となるのが、2015年10月末、サウジアラビアのアブドゥル王子がイエメン空港で2トンものの麻薬を所持した疑いで逮捕されるという事件である。この事件の前後に驚くべきニュースが飛び込んできた。サルコジ前フランス大統領までもがコカインの大量密輸の容疑で逮捕寸前と言うのである。その経緯を説明すれば、2013年、680キロもの大量のコカインをプライベートジェット機で運んでいた元フランス軍パイロットがドミニカで逮捕されたが、その捜査で、この「密輸ジェット機」の利用者が、サルコジ本人と発覚した。サウジ王子が逮捕された直後の2015年11月5日、当局がサルコジの身柄を拘束したというのである。

 世界有数の資産を持つ有力国家の王子と、先進国の元大統領が逮捕されたというのである。まさに「ありえないこと」が起こっている。逆に言えば、サウジアラビア王子とフランス元大統領が麻薬で逮捕されたというのは、この2人が国際ハザールマフィアのメンバーだった証拠である。

 2015年10月3日、アフガニスタン北部クンドゥズ州にある国境なき医師団の施設が空爆された事件があった。メディアは「米軍による誤爆」と報じているが、実は国際ハザールマフィアのブッシュ・ナチ一派による麻薬組織のアジトであった可能性が高まってきている。ロシア国営のイタルタス通信によると、東ウクライナの自治区・ドネツク人民共和国は、「麻薬取引の巣窟になっている」として国境なき医師団を追い出しているからだ。特に戦地での緊急治療が主となる国境なき医師団は、大量のモルヒネを保有している。そこに紛れ込ませてドラッグを密輸する。国境なき医師団は捜査や荷物の検査の対象にならない。そこに目をつけて悪用してきたのである。

 デイヴィッド・ロックフェラーの次男リチャード・ロックフェラーは「エボラ騒動の真相を内部告発しようとして殺された」という。自分の組織が利用されていることに反発していたのである。そのためか、2014年6月に小型機の墜落事故で死亡した。どうもジェット機に細工を施されて「暗殺」されたようである。

 国境なき医師団の一部組織に対して米軍が攻撃を仕掛けて潰したのは、そうした背景があったのである。

 2016年現在の中東情勢は、イスラム圏の統一、200兆円の石油利権の奪い合いと言う複雑な要素が絡み合っている。少なくともイスラム国(IS)については各勢力とも排除で一致している。イスラム国(IS)の実態は国際ハザールマフィア=ナチス勢力の放った傭兵だからである。その活動資金と拠点は、アフガニスタンにあったヘロインの拠点であった。ドラッグ資金を失ったことでイスラム国の活動は中東を戦火に巻き込み、原油価格を押し上げること、さらにイラクやシリアの原油を武力で奪って、その原油をトルコに持ち込み、それと引き換えに武器を得るようになっている。拠点もイスラエルに移っている。

 2015年以降、ロシアがトルコを攻撃しているのは、イスラム国、イスラエル、トルコ、サウジアラビアの枢軸を叩くためである。国境なき医師団への米軍の空爆と、サウジアラビア王子の逮捕は、その仕上げだったのである。

 バチカンもハザールマフィア潰しに乗り出した。中南米のドラッグ潰しで主導権を握っているのは、ローマ教会、バチカンである。悪評だった前教皇ベネデイクト16世は、700年ぶりの生前退位し、2013年3月にフランシスコ新教皇が就任した。就任するや、中南米のドラッグルートを潰すように号令をかけた。

 バチカンは「闇の支配者」の重要なセンターだったが、フランシスコ新教皇就任後、「闇の支配者」において正常化が進んでいる組織と言っていい。実際、2016年1月、前ベネデイクト法王の兄が運営する少年合唱団において、231人の児童が性的虐待を受けていたというスキャンダルが発覚した。これはアメリカ軍が「ホモ」を使って「裏の軍隊」を作ってきた経緯があるが、バチカンでも同様なシステムがあった。旧約聖書には「女性を抱くように男を抱く男は殺してしまえ」と書いてある。キリスト教の総本山で「ホモ行為」は許されない。その一方で、ホモ行為が出世につながるとなれば、この罠に引っかかる神父は多かった。故に、このスキャンダルの発覚は、バチカン内に巣食っていた「罠」を潰し、正常化しようとするメッセージとなっている。

 中東のヘロイン拠点、中南米のコカイン拠点は、ほぼ壊滅している。あとは北朝鮮の覚醒剤拠点だけである。2015年8月、山口組が突如、分裂した背景には、こうした世界的なドラッグ潰し、ハザールマフィア潰しがあった。日本最大の暴力団の山口組が慌てふためいて割れたのも無理もないのである。あとは日本政府がリチャード・アーミテージを逮捕できるかどうかである。アーミテージは日本ヤクザを手足に使い、日本の政治家たちを顎で使っていたナチス勢力の日本支部長、事実上の日本のドンであった。この男を逮捕すれば、国際ハザールマフィアのドラッグは完全に潰れ、重要な資金源を絶つことが出来る。

 安倍政権には何らの実権も無ければ権限もない。単なる傀儡政権である。国際ハザールマフィアのドラッグ拠点は機能不全に陥っている。国際ハザールマフィアの残りの2つの柱である「エネルギ^」と「ファンド」にも影響が出ている。


「闇の支配者最後の日々」の要約(17)

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(17)テロの犯人は「イスラム教徒」ではない!

 パリとベルギーで相次いで「テロ」が起こった。このテロは「ヤラセ」である。報道を鵜呑みにすると、八百長を仕掛けた側に利用されてしまう。ヤラセであろうが亡くなった被害者は「リアル」である。こんな茶番劇の犠牲者になった人たちの為にも真実を見極める必要がある。

 まず、この2つのテロの犯人は「イスラム教徒」ではなかった。ところが、メディアを見ると、狂信的なイスラム過激派の犯行と騒ぎ、あたかもイスラム教徒全体が狂信者の集団と言わんばかりである。宗教の為なら銃を持って敵と戦い、自爆テロも辞さない「狂信者」と言うレッテルを貼ろうとしている。言うまでも無く、大半のイスラム教徒は、信仰のために銃を持ちたいとも考えないし、ましてや自爆テロなどやるはずはない。

 どうして大手メディアは、イスラム教徒を盛んに狂信者に仕立て上げるのか? 理由は簡単である。「テロ」の原因をごまかし真実を隠すためである。

 多くの人がイスラム教徒の狂信者集団であるイスラム国(IS)の犯行と信じれば、片が付く。テロの背後関係など気にしなくなる。それを狙っているのである。テロの実行犯は「本当のイスラム教徒」ではない。この視点で事件を再検討すると、報道とは違う実相が見えてくる。

 2015年11月13日のパリ同時多発テロから検証していく。パリ市街と郊外のサン・ドニ地区の商業施設でイスラム国(IS)の戦闘員とみられる複数のジハーディストのグループが銃や爆弾を使って起こした同時多発テロで、死者130名、負傷者300名以上を出したとされている。

 ベンジャミン氏は即座に「おかしい」と思ったという。速報のニュース映像に一般市民がスマートフォンなどで撮影した映像が無かった点である。日本でこのような事件があれば、スマートフォンで撮影した映像がツイッターやフェイスブックを通じて世界中に流れていくはずだ。3・11の大震災で実証済みである。この実行犯がジハーディスト、あるいはムジャヒディン(イスラム聖戦士)と呼ばれるイスラムの過激派ではない証拠もあった。ジハーディストが攻撃する時、周囲の人々に「コーランを唱えてください」と声をかける。イスラム教では同胞を殺すのを戒めている。イスラム教徒でコーランを読めない人間はいないので、同胞がいないことを確認するのである。ところが、事件の現場にいた人たちから、この確認行為を見たという証言は一切なかった。この1点だけでもテロ実行犯がイスラム教徒ではない証拠となる。

 事件後も、テロがヤラセという証拠が次々と出てきた。パリ・テロとボストン・テロの両方に出演したクライシス・アクターの女性が見つかったのである。テレビ用語でいえば、「サクラ」の事である。ニュース番組で事件や話題についてコメントする一般人の多くは、テレビ局があらかじめ役者に頼んで撮影している。クライシス・アクターの場合、事件の被害者に成りすまして、事件の首謀者に都合のいい発言をしたり、時には「死体」にまで扮したりする。非常に悪質なのである。

 ベルギーのテロ事件はどうか? 2016年3月22日、ブリュッセルのブリュッセル空港及びマールベーク駅で連続爆破テロが発生、死者38名、負傷者198名と言う被害を出した。

 「ブリュッセルはテロに狙われている」という事件前から警告が複数の欧米当局から出されていたにもかかわらずベルギー政府は何の対策も講じなかった。オランダはCIAからの情報としてベルギーにも伝えたと公式に発表している。又、トルコのエルドアン大統領も演説で「ブリュッセルのテロ」を警告している。これはパリ・テロの実行犯を逮捕した報復テロの可能性を指摘したものだが、米軍関係者によって運営されている軍事諜報サイトでは、シリアで拘束されたトルコの諜報員は「ベルギーにトルコ政府が加担している」と証言したと報じている。さらにブリュッセル空港の警備を担当していたウクライナ人が連続テロの発生日に限って不在だった、と言う不自然な状況まで報告されている。

 パリ同時多発テロのみならず、ベルギーの連続爆破テロ事件も、偽イスラム教徒を名乗った「イスラム国(IS)」による国際ハザールマフィアの犯行と考えるべきなのである。

「闇の支配者最後の日々」の要約(18)

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(18)既に国家財政破綻同然のフランス

 パリのテロで利益を得たのは、間違いなくフランス政府である。2016年4月現在、ヨーロッパ経済は危険な状況が続いている。2008年のリーマンショック後、EUではギリシャを筆頭にポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペインの頭文字から「PIIGS(ピッグス)」が危険視されてきた。しかし、EUで最も危険な経済状態だったのはフランスだった。このビッグスへサブフライムローンのような金融商品で積極的に貸し付け、莫大な投資をしていたのがフランス、特にBNPパリバなのである。要するに、バブル時代の不動産会社がピッグスで、それを貸し付けていた大手銀行がフランスだったのである。日本の銀行は公的資金投入で倒産こそ免れたが、フランスに公的資金を注入する余力を持った国際機関は無い。相当、危険な状態と言うか、事実上、国家破綻している。破綻したくても影響が大きすぎて破綻できないのである。

 フランスのメディアは、連日、中国関連のニュースで溢れている。フランスが中国関連の悪いニュースを報道するのは、このままではフランス経済が失速するので、中国政府は景気対策を真剣にやってくれという「悲鳴」に近いのである。逆に言えば、現在のフランスを救済できるのは中国だけだという証拠でもある。事実、フランスは「パリ同時多発テロ事件」前からIMF(国際通貨基金)に中国の人民元をSDR(特別引出権)の構成通貨に入れるよう強く働きかけ、2015年12月9日、IMFは正式に了承した。人民元がドルと同等の国際基軸通貨、ハードカレンシーになることをフランスが諸手を挙げて認めたのである。

 人民元のSDR入りを推進したのは、IMF専務理事のクリスティーヌ・ラガルドである。彼女が2011年、IMFの専務理事入りしたのは、ドミニク・ストロス=カーンが失脚した為である。ストロス=カーンもまた、基軸通貨をドルではなくSDRに切り替えようと提案した矢先、「レイプ事件」で逮捕、失脚した。その意味で言えば、5年越しの悲願達成であった。

 EUの失敗は、共通通貨「ユーロ」の失敗である。ユーロを共通通貨にしながら各国の財政は別々にやっていた。これでは預金通帳を親戚全員で使っているようなものであり、お金持ちのおばさん(メルケル)の貯金がたっぷりあったので、貧乏な親戚はどんどん引き出して散在する。ドイツやフランスが高級品を買うのでうまくいっているように見せかけていただけで、こんなやり方がいつまでも続くはずがない。いずれにせよユーロは終わった。そうなればフランス経済は破綻へとまっしぐらになる。もはや、なりふり構わず、人民元をSDRに取り込むしかなかったのである。

 国家破綻寸前のフランスは、「パリ八百長テロ」を仕掛けるしかなかった。事件後、フランス政府はイスラム国(IS)に宣戦布告して自慢の空母艦隊を中東に派遣した。つまり、フランス政府は、どうしても軍をイラクに派遣したかったのである。しかし、経済が悪化して財政が空っぽの最中、軍を派遣することは不可能だった。「イスラム国」に軍を派遣しようとすればフランス全土で反対デモが発生したからである。そんな金があるなら福祉に回せと大騒ぎになっていたはずである。だからこそ、パリ同時多発テロは都合がよかった。だからテロを起こしたのである。

 フランス政府が自作自演のテロを起こしてまで中東に武力介入した理由は、中東の石油利権を守るためである。中近東の石油利権は年間200兆円に上る。この大半を握ってきたのが「闇の支配者」である。中近東・北アフリカの石油利権はサウジアラビアからクウェートなどの湾岸諸国がエクソン・モービル、つまりロックフェラーが押さえてきた。これにBP、ロイヤル・ダッチ・シェルと言うイギリス王室とロンドン・ロスチャイルドが相乗りしてきた。この「闇の支配者」に対抗する形で21世紀、躍進してきたのがプーチン大統領率いるロシアのガスプロムと中国共産党のSINOPEC(中国石油化工集団公司)だった。こちらはイランとシリアに利権を持っている。

 そこでフランスであるが、フランスには8番目の妹と呼ばれるトタルがある。基本はアルジェリア、チェニジア、リビアと言った北アフリカの旧植民地が中心だが、第2次大戦でナチスドイツから奪ったイラクにも巨大な利権を持っている。そのイラクはイスラム国(IS)の浸食を受け、最も石油利権が不安定となっている。しかもイスラム国はイラクからシリアにかけて支配領域を強めている。

 フランスは、パリ同時多発テロをイスラム国の仕業にすることでシリアからイラクへと軍事介入していき、イスラム国を排除した功績をもって、イラクの石油利権を守ろうとしているのである。イラクの石油利権を守るために自作自演テロを何故するのかと疑問に思う人もいるだろう。今、イスラム圏では別の大きなムーブメントが起こっている。つまり、イスラム再編の動きである。

 中近東から北アフリカ一帯は、欧米列強が好き勝手に国境を線引きした人口国家群が多い。そこでイスラム系住民たちは、イスラム文化に沿った緩やかな共同体を求めるようになった。このエリアに2つの潮流がある。1つはペルシャ系文化であり、もう1つはトルコ系遊牧文化である。この両者は歴史上、激しく争ってきたが、イスラム教によって融和し、キリスト教圏を超える大国を築いていた。要するに「旧オスマン帝国」と「旧ペルシャ帝国」の復活である。

「闇の支配者最後の日々」の要約(19)

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(19)「旧オスマン帝国」対「旧ペルシャ帝国」の戦い

 オスマンの旧領土はスンニ派、ペルシャの旧領土はシーア派と色分けされている。ただし、どこの部族が新生帝国の王族となるのか、2つの文化圏の境界をどうするのか、その主導権争いが起こっている。中近東アラブは部族社会であり、部族社会は力がモノを言う。実際に戦ってボスを決めない限り、騒乱が収まらない。

 このイスラム再編からの再統一の動きは、各部族の主導権争いと同時にイスラエル、サウジアラビア、トルコの解体へと向かっている。むしろ、この3国の解体の成果としての主導権争いとも言えるのである。

 アメリカ=「闇の支配者」の意向を受けて中近東エリアを管理してきたのは、「パーレビ」時代のイランである。そのイランが1980年、イラン革命で反米化すると、その後はイスラエルとサウジアラビアに「エージェント」の役割が移った。どちらにせよ、アメリカ=「闇の支配者」の代理人が現場を仕切り、アメリカとその背後にいる「闇の支配者」の命じられるままエネルギー政策に協力してきた。

 イスラエルと、サウジアラビアは、エルサレムとメッカと言う「聖地」を押さえ、中近東屈指の軍事力と資金力で他のイスラム国家を力で従えてきた。ここで知ってほしいのは、イスラエルもサウジアラビアもトップは、全て国際ハザールマフィアと言う点である。歴代の首相、歴代の王様はユダヤ教徒でも無ければイスラム教徒でもなく、サタン(ルシフェル)=悪魔崇拝をするハザール人なのである。特にイスラム圏で憎しみを買っているのがサウジアラビアである。サウジ王家は聖地メッカのみならず莫大な石油利権をアメリカからプレゼントされ、莫大なオイルマネーでアラブの盟主に君臨してきた。サウジ王家、アラブ最大の建設会社一族のビンラーディン家、そして石油利権のブッシュ家の関係は深いのである。

 サウジ崩壊は秒読みの段階に入っている。2015年8月、サウジは6600億円の国債を発行した。又サウジのアブドゥル王子が麻薬所持の容疑でイエメン空港で逮捕されている。軍事的にもイラン、イエメンが中心になって包囲網を築き上げており、サウジ崩壊は時間の問題となっている。

 イスラエルも瀬戸際まで追い詰められている。イスラエルの守護者はペンタゴンであったが、そのペンタゴンが国際ハザールマフィアと全面戦争に突入した為、ペンタゴンはイスラエルと袂を分かつことになる。そのイスラエルに手を差し伸べているのがロシアのプーチン大統領なのである。

 冷戦後、旧ソ連領内のユダヤ教徒がイスラエルへ移住した。もともとイスラエル人は、帝政ロシアのウクライナにいたスラブ系移民が多い。既に4割がロシア系なのである。ロシアからの移民が増えたこともあり、イスラエルでは「ユダヤ人」よりも「イスラエル人」としてのアイデンティティが高まり、国際ハザールマフィアによってでっち上げられてきた「洗脳」から覚めて、ヒクソスによって奴隷にされ、利用されてきた自らの歴史を直視するようになっている。いわば、イスラエル人の手で「ハザールマフィアの中東基地イスラエル」を解体、パレスチナ人を含めたイスラエル人の国家に再編する動きが出てきており、プーチンが支援している。

 トルコは、オスマン復活を目指して暗躍している。オスマン復活を餌にハザールマフィアに協力しているのである。2015年11月、トルコ軍機によるロシア機追撃事件が起こった。これをきっかけにオスマン復活を企むトルコとロシアは全面戦争へと向かっている。

 これはプーチンによる対ハザールマフィアという側面だけでなくもう一つ大きな要因がある。「聖地奪還」である。

 トルコのエルドアン大統領がオスマン帝国復活を狙ってハザールマフィアと結託している。オスマントルコの旧領土となるサウジアラビア、イスラエル、シリアなどを勢力下に置こうとしている。その一方で、ロシアがトルコと敵対しているのは、石油利権を持つシリアへの支援だけが目的ではない。ロシアの国内事情が複雑に絡んでいるのである。そうでなければ、トルコと敵対する事は無かった。それが聖地奪還である。

 冷戦崩壊後、混乱するロシア国民を救済してきたのはロシア正教である。ロシア正教の場合、聖地とは「コンスタンティノープル」なのである。ロシア正教の悲願が「コンスタンティノープル奪還」である。バチカンに相当する本拠地はコンスタンティノープル、今のイスタンブールに総主教庁があった。しかし、ビザンツ帝国は1453年、オスマン帝国によって滅ばされる。その結果、正教会の関係者はロシアへと逃げて行った。その経緯もあって、ロシア正教会は自分たちこそが東方正教会の「正統」と考えているのだ。バチカンのサン・ピエトロ大聖堂がカトリックの総本山とすれば、「聖ソフィア聖堂」は東方正教会の総本山である。しかも、東ローマ帝国黄金期を作ったユニスティアス帝が、バチカンを超える教会として皇帝個人が寄進した「正教の魂」と言っていい。

 十字軍にとって聖地奪還が「エルサレム」だとすれば、東方正教会にとっての聖地奪還は、「聖ソフィア聖堂」であり、コンスタンティノープル、つまりイスタンブールなのである。

 プーチンの支援基盤であるロシア正教会は、是が非でもイスタンブールを押さえて聖ソフィア聖堂を奪還したいのである。それでプーチンがトルコとの全面対決を決断したのである。2016年2月12日、ローマ教皇フランシスコとロシア正教のキリル総主教がハバナで会談した。この時期に東西教会のトップが会談したのは、ロシア軍とアメリカ軍の軍事同盟の仲介であった。いずれにせよ、聖地奪還も中東情勢を混乱させている大きな要因である。

「闇の支配者最後の日々」の要約(20)

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(20)ハザールマフィアの「最後のあがき」としての「イスラム国」

 中近東では2016年現在、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、トルコ、エジプト、シリア、イラン、イラク、サウジアラビア、レバノン、イエメンなどが入れ乱れて戦っている。ところが、原油価格は、下がり続け、1バーレル100ドルだった価格はつるべ落としのごとく、30ドルになった。

 中近東が不安定になると即座に原油価格は上昇したのが今までの常識だった。それが可能なのは、「闇の支配者」が原油だけでなく、原子力も握っていたからである。わざと、中東で戦争を起こし、原油価格を上昇させると、今度は原子力発電システムを各国に販売してきた。原発の採算ラインは1バーレル50ドルが目安である。原油と原発を支配下に置きコントロールするのが「闇の支配者」のエネルギービジネスだった。

 ところが原油のライバルはLPGとなった。ロシアは、ガス田開発が加速し、プーチン大統領になった時、全てを国有化し、「闇の支配者」の勢力を追い出した。これに中国が追従した。造船業で躍進していた中国は、安価なLPG輸送船を大量生産、世界各国にインフラ投資をしてLPGが接岸できる港湾の設備やガス管のインフラを展開した。その結果、LPGの需要が途上国で上昇し、原油のライバルとなっていく。その結果、原油価格はLPGの価格に影響されるようになった。

 ここでウクライナ動乱である。プーチンは慌てることなく、ルーブル暴落を逆手にとってLPGの投げ売りを始める。LPGが下がれば、各国とも割高な原油を止めて、LPGの使用量を増やすことになる。実際、3・11で原発の稼働を止めた日本の代替エネルギーはLPGなのである。プーチンは原油を10ドルまで下げようとしている。それが可能なのは、ガスプロムの株式を政府が5割保有する国営企業だからである。ちなみにガスプロムの大株主にはロスチャイルドも名を連ねている。ロスチャイルドは原油、LPGの両方に保険をかけているわけで抜け目がない。

 新たな冷戦を仕掛けようとウクライナ動乱を仕掛けた結果、プーチンの反撃を受けて、レバレッジをかけていたため、今や、スッカラカンになっている。2016年2月、アメリカに続き、日本までマイナス金利に突入したのは、資金が枯渇したからである。

 国際ハザールマフィアの闇のビジネスは「ドラック」「ファンド」「エネルギー」である。ドラッグの場合、アフガニスタンのヘロイン基地はペンタゴンによって、中南米のコカインルートはバチカン率いるフランシスコ法王によって、北朝鮮の覚醒剤ルートも山口組分裂などによって、無効化されつつある。実は、北朝鮮の金正恩とペンタゴンは和解したと言われる。金正恩の目的は金王朝の体制維持である。ペンタゴンが受け入れたことで国際ハザールマフィアと手を切り、ペンタゴンを「ケツモチ」にしたようである。

 ドラッグから上がる資金を元手に犯罪集団を組織、傭兵を育成する。そうして原油価格をコントロール、ファンドで荒稼ぎするという詐欺も、プーチンと習近平の反撃で潰された。

 イスラム国を名乗ってイラクからシリアへと勢力を伸ばしたのは、資金源を絶たれたからである。表に出ざるを得なかったのは、資金が枯渇したからである。事実、イスラム国はイラクの石油をトルコに売却、イスラエルから武器を調達するようになっていた。どうしてイスラム国の兵士は顔を覆面で隠すのか? 正義を主張するなら顔を出して戦っても問題はない。それをしないのはできないからである。彼らはイスラム教徒ではなく、その多くはドラッグ基地で人身売買や殺人などの犯罪を繰り返すことで残忍な殺人マシーンに仕立てられた連中だからである。ナチス得意の洗脳で自爆テロも辞さない「生きた爆弾」にされた狂信者なのである。

 イスラム国が表舞台に出てきた時点で、国際ハザールマフィアは負けたのである。実際、シリアではイスラム国排除でアメリカ軍、ロシア軍、イラン軍、さらには中国までが協力し合っている。

 国際ハザールマフィアが最後の手段として仕掛けたのがベルギーの連続爆破テロだった。9・11以後、パパブッシュのナチス勢力がアメリカを乗っ取った手法を使って、欧州各国の権力中枢に巣食うハザールマフィアがヨーロッパを乗っ取ろうと狙っている。イスラム国の兵士は、大半が欧米出身者であり、普通に入国してあとは現地で「シリアの難民パスポート」をもらうだけでいい。ベルギーなどのヨーロッパ主要国には、パパブッシュの息のかかった者達(PMC)がいる。イラク戦争後のことで言えば、イラクの治安を自分たちで悪化させて、それを理由に石油施設にPMCを派遣する。そうしてアメリカで訓練した傭兵を現地に送り込み、逆に現地でスカウトした犯罪者もアメリカに入国させることもしている。いずれにせよ、国際ハザールマフィアが仕掛ける情報戦に騙されず、冷静な判断が必要である。残念ながら、国際ハザールマフィアの延命装置になっているのが日本なのである。

「闇の支配者最後の日々」の要約(21)

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(21)日本人の3割近い世帯がすでに貧困層

 2016年3月、ホリエモン(堀江貴文)の発言が話題となった。「今の20歳の地方在住の社会人女子の生活水準はタイ・バンコクの同年代の女性と大差ない」「日本の非正規雇用の中高年はタイ・シンガポール・インドネシアの一般レベルより貧しい」という内容である。

 IMFの調査では、2014年度の一人当たりの名目GDPのランキングで日本は27位の約380万円だという。20年前の1995年は3位、1990年から2001年まで日本はトップ5に入っていたのだ。小泉純一郎政権が発足後、物凄い勢いで下落していった。歴代政権がパパ・ブッシュのナチス勢力に日本の富を差し出すようになった何よりの証拠である。

 2016年1月に発表された労働組合「連合」の調査によれば、非正規労働者2000万人のうち、7割が年収200万円以下であった。驚くのは年収100万未満が38・4%と全体の4割近くに達している事である。主稼得者(世帯で仕事をしている人)の世帯で見ても、非正規雇用の男性37・5%、女性48・9%がワーキングプアなのである。こうした非正規雇用は全労働者数の4割を突破している。つまり、日本人の3割近い世帯がすでに貧困層と言う計算になるのである。

 先進国の人々の多くは、「茹でガエル」状態になっている。水の中にいるカエルをゆっくりと温めていくと、熱湯になるまで気づかない。それと同様に、自分たちがマフィアたちに茹でられていることに気付かず、危険な道を突き進もうとしている。日本人は現実をきちんと理解して向き合うべきである。

 安倍政権発足後、「アベノミクス」の掛け声をよそに、日本の貧困率は急上昇している。それにもかかわらず貧困問題がクローズアップされることは少ない。逆に、景気が回復しているかのようなプロパガンダを信じている人も多い。

 景気が回復したように感じるのは、街からホームレスが消えたからである。日本の貧困は非常に見えにくいのである。貧しくなった人は、「自分が悪い」と自虐的になって声を上げず、周囲も「自業自得」「怠け者」と切り捨てる傾向が強いからである。現在の貧困は、政府が構造的に作り出している。ハザールマフィアに貢ぐために日本人を貧困化して、その金を奪っているのである。貧困になった人は犠牲者であり。まだ貧困になっていない人も、いつ自分がそうなるかもしれない危険な状況を理解していない。

 アベノミクスについてまとめておく。金融ジャーナリストの立場から意見を言えば、アベノミクスは完全に失敗した。いや、わざと失敗させた。アベノミクスでは国債を日銀に無条件で引き受けさせた。これ自体は間違いではない。日銀を政府の管理下に置いて、円を政府紙幣化する第1ステップになるからである。それでよかったのだ。政府が国債を発行して、それを日銀が引き受けて、その代金を円で支払い、その国債をゴミ箱に捨てる。別におかしな話ではない。もちろん、無軌道にお金を刷ればインフレで価値が暴落する。逆に言えば、暴落しないように投資をすればいいだけの話である。ここで、アベノミクスは間違った選択をする。つまり、国債引き受けで得た円を株式市場に投資した。株価が上がれば企業は設備投資して企業活動が活発になり、一般投資家も株で儲かるとアピールして強行した。これが嘘と出鱈目であるのは、一連の動きからも読み取れる。アベノミクスでは量的緩和で上がるのは株価と土地だけだった。政府か量的緩和を発表すると、日銀株が上昇する。次に総務省から家庭内支出が下がったと発表されて、日経平均が上がる。そうして日本人の生活水準は下がるのである。

 日本人の生活水準と家庭消費が下がって日経株価が上がるというのは、日本の各家庭のお金が株式市場へと流れ込んでいることを意味している。それで誰が儲かるのか。既に日本の上場企業の多くは、外資の所有物になっている為、株価の上昇した分は、「闇の支配者」へと流れ込むのである。日本企業の株は国際ハザールマフィアの資金源となってきた。ここが問題である。

 つまり、日本の上場企業の株を外資がファンドと信託銀行日本支社で押さえ、政府が日本の富を株式に投資して株価をつり上げる。その上昇分を担保に外資は、それにレバレッジをかけてニューヨークダウや先物のマーカンタイル取引所に投資し、やはり、株価をつり上げ、アメリカ経済が好調であるかのように見せかけてドルの価値を維持してきたのである。

「闇の支配者最後の日々」の要約(22)

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(22)「マイナス金利」の効果は金庫の販売台数増加だけ

 国際ハザールマフィアは資金源を絶たれている。それだけに日経株価は最後の頼みの綱となる。どうしても上げろ、と命じられて安倍政権は日本最大の財産である郵貯マネー、「ゆうちょ」「かんぽ」「農林中金のJAマネー」「年金マネー」まで突っ込んでしまった。「郵貯」は貯金残高177兆円、「かんぽ」は総資産90兆円、農林中金は80兆円、これに年金が180兆円でトータルで520兆円を安倍政権は「アベノミクス」と言う経済詐欺のために国際ハザールマフィアに差し出したのである。

 それでどうなったのか? 安倍政権は2014年10月に、年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用比率を変えて総資産の約半分を株式市場に当てたのである。その結果、21兆5000億円に上る損失を出した。これで日本の年金は破綻した。

 国民の大切な年金を預かるGPIFは、それまで日本国債や地方債と言った国内債券をメインに運用して株式市場へは3割程度に留めていた。それを無理やり変更した挙句の損失である。即座に総退陣すべき失政である。

 安倍政権の売国行為は、それだけにとどまらない。2015年9月には「ゆうちょ」と「かんぽ」を同時上場し、いつでも外資が買収できるようにした。この前後にはJAバンクもTPPに併せて農協解体を閣議決定している。これで2019年までに農協は一般社団法人になる。当然、JAマネーは株式と言う賭場のタネ銭になることが決まったのである。

 そして2016年1月29日、「マイナス金利」も受け入れた。この政策は民間銀行が日銀に預けている当座預金の一部の金利を「現在のプラス0・1%からマイナス0・1%に引き下げる」と言うもので、2016年2月16日からは日銀が民間銀行に利息を払うのではなく逆、0・1%の手数料を徴収するのである。つまり、日銀に預金を預けて置けば置くほどお金が目減りして、民間銀行にとって損が生じることになった。そうなれば、民間銀行は利益を確保するために、企業などへ貸し出しや投資へと資金を回すはずであり、実体経済を刺激するだろうと言うものである。簡単に言えば、銀行に預金しても金利がマイナスなので、どんどん減っていく。だから株式市場に投資した方が有利ですよ、と言う政策だが、「絵に描いた餅」となるのは間違いない。

 マイナス金利は金を貸した方が金を払う。貯金すれば目減りするのである。これは経済と言うか、一般常識からも逸脱している。金融制度自体の信用を損ねる。実際、マイナス金利の発表後、売れているのはタンス預金の金庫だという。貯金を引き出して現金を持つ人が増えれば、その金は死蔵される。デメリットの方が大きくなる可能性が高い。それでも、日銀、いや、安倍政権がマイナス金利を行ったのは、それしか国際ハザールマフィアに貢ぐ手段が無くなったからである。安倍政権と言う生命維持装置で国際ハザールマフィアは延命している。ここに安倍政権の問題があるのである。

 今の日本は、物凄い勢いで貧困層が増えている。だが、あれほどいたホームレスが街から消えた。ベンジャミン氏は気になって調べたところ、ホームレスを連れて行けば「一人当たり5万円」の報奨金で収容所にあつめて、目立つ場所から消していたのである。

 日本の貧困を測るバロメーターがある。AV女優のルックスが良ければ良いほど、その国の景気は悪いという。景気と風俗嬢のルックスが反比例するというのである。風俗で働くのはお金が必要だからだ。景気が良ければ、風俗で無くても稼げる。逆に景気がいい時は、「かわいくない風俗嬢」でも稼げるのである。この視点で日本の風俗産業を見ると、女性アイドルとAV女優のルックスに差はない。美人度合いで言えば、AV女優の方が上と言うのが定説である。それで、アイドルやモデル顔負けのAV女優や風俗嬢の儲けはどうか? ベンジャミン氏も驚いたそうであるが、フルタイムで働いても月20万円を稼ぐのが精一杯だという。それでコンビニなどでバイトしないと生活できないというのである。

 2006年、風営法(風俗営業法)が大幅改正になり、店舗型は原則禁止となった。新規店はすべてデリバリーヘルス(派遣型)に切り替わったらしい。デルヘルの場合、自宅待機でギャラはゼロとなる。デルヘルの相場は1時間1万円で女性の取り分は半分の5000円を切る。月働いても30万円稼げないのである。しかも風俗を希望する女性は沢山いて過当競争になる一方、肝心の男性客は減っている。そのため、「それなりにかわいい程度」だとバイトしなければやっていけないという。2006年以降、ごく普通の女性の割合が増えているという。これにも理由がある。その一つが大学の奨学金制度の改悪の影響である。

 2001年、小泉政権下で未納問題があった育英会の奨学金制度を廃止して公金を貸し付ける「学生支援機構」に移管した。それで多くの学生が400万円から800万円の借金を抱えて社会人になった。育英会の奨学金は、学費免除の給付型や返済免除項目もたくさんあったが、審査条件が厳しく2割程度しか受給できなかった。だから親の世代は奨学金を借金とは考えず、子供が奨学金で進学したいと言えば賛成した。ところが学生支援機構の奨学金は、年金などの公金を貸し付ける「借金」であり、税金と同じ扱いとなる。つまり、公権力が取り立てている。新入社員になったばかりで国家に800万円の借金をした現実に気づけば、風俗で働くしかないと選択する人(女の場合)がいても、また風俗に行かなくなる人(男の場合)がいても当然である。

 女性に関心のない男性を「草食系」と呼ぶが、その言葉が生まれたのが2006年である。2015年以降、奨学金受給者は5割に達した。公権力で強制徴収出来る強みなのであろうか、消費者金融より簡単に貸してくれるという。こうして「奨学金で大学に行って勉強しよう」と言う真面目で優秀な学生の多くが借金漬けの奴隷となっている。

 奨学金と言う名の「国家の闇金」で借金漬けにされた学生たちはどうなるか? その答えはアメリカ(アメリカ軍隊制度)にある。アメリカ大学の学費が高すぎて奨学金で借金漬けになった学生は、その返済免除になるのが軍隊である。こうしてアメリカ軍は人材を確保している。間違いなく日本も追従するはずである。今や何十万と言う大卒の「借金奴隷」がいる。自衛隊をイラクに派兵する時、現地基地までの輸送や基地内業務をすれば返済を免除すると言えば、人員はいくらでも集まる。日本に極右の軍事政権が出来れば、間違いなく、その先兵になるのは彼等「借金奴隷」である。既に日本を軍事国家にする下準備は終わっている。

「闇の支配者最後の日々」の要約(23)

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(23)安倍政権はナチス政権である!

 ベンジャミン氏が、安倍政権を危険視するのは、安倍晋三首相の背後に「ナチス」が存在するからである。安倍首相が政権の座に就いたのは、日本を軍事国家にしたいペンタゴンと、日本の金を奪いたいアメリカ国務省のナチス勢力=国際ハザールマフィアの妥協から生まれた。後に対立する両陣営だが、2012年の第2次政権発足時では、それぞれが安倍首相を使って利益を得ようとしてきた。安倍首相と言う「人形」を動かす傀儡子がコロコロと変わるから、安倍首相の言動も整合性が無くなるのである。

 その典型的な例が従軍慰安婦問題であろう。ナチス勢力の国務省は、中国と日本を戦争させるべく画策していた。それで従軍慰安婦や南京虐殺問題を煽ってきた。安倍首相が国務省の「スピーカー」になっているときは、従軍慰安婦では韓国との対立姿勢を崩さず、勇ましい発言をする。ところが、ペンタゴン側にすれば中国との戦争は大反対であり、日米韓の共同軍構想を持っていた。そこでペンタゴンの操り人形になった時は、「はい、謝ります。政府が関与していました」と、これまでの発言を全面否定してあっさり合意することになる。(2015年12月) 二重人格のような安倍首相の豹変に保守層はパニックになっていたが、安倍首相をスピーカーであると思えば混乱することは無くなる。重要なことは、今、誰が安倍首相を動かしているかなのである。

 その意味でペンタゴンの興味は自衛隊に向いており、三菱重工を中心とした防衛産業を支持基盤に持っていた安倍首相はペンタゴンにとって都合がよかった。むしろ、注意すべきは、小泉政権からのパパ・ブッシュ直系のナチスルートとの関係である。リチャード・アーミテージが国際犯罪ネットワークの極東支配人であり、ドラッグ、人身売買、武器密輸と言った違法な活動をするマフィアの幹部である。それらの連中が安倍政権を動かしている以上、日本の金を奪うために、どんな残虐な行為だろうが平然と要求してくる。それを唯々諾々と受け入れているのが安倍政権である。

 街からホームレスが消えた。彼らはどこに行ったのか? ホームレスを収容する「無料宿泊施設」の大半は、ヤクザのフロント企業が運営している。生活保護を受給させるなどして貧しい人から搾り取る貧困ビジネスの現場なのだ。行政は、その実態を知っていながら見て見ぬふりをしている。劣悪な収容所のホームレスほど優先的に生活保護を受給させて、どんどん間引きしている。2010年、臓器移植法案の改正で海外での移植が事実上、禁止になった。その途端、街からホームレスが消えたのである。つまり、収容所に集めて一人当たり5万円を支給する。早死にさせることを条件に生活保護を受給させて死ぬ寸前までその金をヤクザが奪う。死にそうになったら金持ちに臓器を売却するという仕組みである。

 もう一つが、「21世紀の姥捨て山」となっている介護の現場である。組織的に老人を間引くシステムになっている。これは、残念ながら事実である。介護制度を通じて効率よく高齢者を間引いて、それで浮いた予算を国際ハザールマフィアに貢いでいるのが、介護問題最大のタブーなのである。

 日本の介護制度は、本来、非常によくできていた。本当に高齢者と日本の未来のために官僚たちが知恵を絞って作った制度なのである。1997年から一部自治体で実験したところ、長生きする老人が急増した。介護保険制度が正しく機能すれば、医療費や福祉の負担が増大することが分かったのである。ところが、小泉政権が発足してから日本の金を「ナチス」に貢ぐために、真っ先に介護制度がターゲットになった。予算ばかり使い、働かない老人たちは「ナチス」にすれば害でしかない。早く殺して、その浮いた金を寄こせと要求したのである。そうして介護保険制度は「どうすれば確実に老人たちを早死にさせるか」という観点で制度が見直されていくのである。

 小泉政権下で介護制度は全面施行となる。それに合わせて一億総中流だった日本社会は突如、勝ち組、負け組と言う言葉で、中流から下がった「下流層」が激増する。生活がギリギリの人が増えれば、自分の親でも「そこまで長生きしてほしい」とは思わなくなる。早死にするような悪質な介護施設の方がありがたいとなってしまうのである。

 保険点数の削減は、介護施設の収入減となる。当然、職員の給料も下がる。働いても生活できない給与水準となれば、介護職を希望する能力の高いスタッフはやりたくてもできなくなる。実際、介護施設の職員は非正規雇用の派遣社員で、1か月働いても給料は月に15万円程度である。ダブルワークもできないので、職員たちの多くは、自宅通勤が前提となる。自宅から通うのが条件で過酷な介護職を希望する人はほとんどいない。大半の職員は「ニート」となった。逆に言えば、介護職を希望するのは、長年、自宅に引きこもり、30代、40代になった「ニート」しかいなかったという。今や「ニート」をかき集めるのが目的だという。


「闇の支配者最後の日々」の要約(24)

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(24)なぜ、自動票読み機が必要なのか?

 株式会社ムサシについて、選挙も近いので改めて紹介したい。ムサシは選挙の自動票読み機の会社で日本の選挙の8割で稼働している。これには理由がある。選挙用の自動票読み機はムサシしか作れないからである。作る意味がないので誰も作らないと言った方が正しい。

 選挙の投票用紙は候補者を筆記で投票箱に入れる。投票用紙を天地裏表揃えて、手書きの文字を高速で読み取る。誤字脱字や途中で平仮名や片仮名、書き損じなどの字をコンピュータで自動解析し、毎分660票のスピードで識別するのである。無駄に高度な技術だが、そもそも紙に書かれた手書きの文字を超高速で膨大な量を認識する機械を何に使うのか?せいぜい郵便番号の読み取りぐらいである。普通のメーカーならば、作れるが、作ったところで使い道がない。だから、ムサシが独占することになったのである。

 どうして、わざわざ、手書き文字を機械で詠み取らなければならないのか?

 答えは不正操作をするためである。自動読み取り機を導入して開票をスムーズにするのなら、マークシートで十分である。マークシートに立候補者の名前と政党名を列挙して、選んだ候補者にマークすれば良いだけである。手書き用投票用紙に比べれば印刷代はかかるだろうが、大切な国政選挙を民間企業1社に独占させるより、はるかに安心である。

 何故、マークシートにせず、手書きを機械で読み取るという「異常なシステム」になっているのか、きちんと調べる必要がある。なぜなら、手書き文字を読み取るには、投票から票読みまで「工場ライン」の様に管理しなければならない。専用の投票用紙、投票箱、大型コンピュータの設置場所、その管理するスタッフの配置など、投票自体をムサシが完全にコントロールしているのである。→不正操作があることは確かであるが、ムサシの者にしかわからない状態である。つまり、日本の選挙を私企業であるムサシが乗っ取っているのである。何度も言うが、不正操作をしようと思えばいくらでもできる構造なのである。投票の受け付けも機械でやっているので投票率も操作が可能である。投票箱の合鍵さえ簡単に入手できるのである。

 株式会社ムサシは年間売上350億円、社員550名の中堅企業である。大物政治家から「票を操作しろ」と言う圧力を跳ね返せるか大いに疑問である。と言うより、このムサシの個人大株主は安倍晋三首相の実父である安倍晋太郎氏だった。大物政治家が株主である以上、国政選挙の8割を独占する民間企業ムサシであってはならないはずだ。

 ベンジャミン氏が調べてみると、1970年から、何者かが日本の選挙を乗っ取る謀略を仕掛けていたという。それほど大きな謀略を行えるのは、CIAつまり、ジャパン・ハンドラーの国際ハザールマフィアしかいない。実際、株式情報によれば、ムサシの筆頭株主の「上毛実業」はペーパーカンパニーであり、第2の「ジョウリン商事株式会社」もペーパーカンパニーである。そこで上毛実業を調べると、17・8%の株を持っているのが(有)アルカーブであり、このアルカーブの親会社は「ダヴィンチ・ホールディングス」と言う持ち株会社であり、この「ダヴィンチ」の筆頭株主が「フォートレス・インベストメント」と言うヘッジファンドである。そして、「ダヴィンチ」の大株主がロックフェラーであり、「フォーレスト・インベストメント」に資金提供しているのがゴールドマン・サックスなのである。→つまり国際ハザールマフィアが大株主であったのである。

 こうして2000年以降、ムサシの自動票読み機が国政選挙に導入されていく。そこで誕生したのが小泉政権であり、安倍政権なのである。

 民主国家とは公正な選挙によって成り立つはずである。選挙で権力者を選ぶだけなら独裁国家でもやっている。重要なことは、「公正な選挙」で権力者を選んでいるかどうか。三権分立や言論の自由、結社や信教の自由を憲法が保証しているのは公正な選挙制度のための手段なのである。その意味で日本は、制度上、民主国家の体裁をとっていたとしても、最後の最後、選挙の開票で好きなだけ「不正」をしていたのだ。2000年以降、日本は民主国家ではなかった。ナチス勢力の奴隷国家だと言わざるを得ない。

「闇の支配者最後の日々」の要約(25)

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(25)ィリスト教とイスラム教の融合プロジェクトー「一神教4・0」

 2016年4月現在、世界情勢は混乱を深めている。世界の富を99%独占してきた「闇の支配者」の支配体制に終止符を打つ戦いが始まったからである。そして「闇の支配者」を正常化し、彼らが独占している富を公平に再分配する。その新しい枠組みを作る動きが加速した結果でもある。分裂の後は、必ず再編、融和へ治向かう。その動きはすでに始まっている。

 これまで対立していた勢力を融和させる実験の舞台が現在のヨーロッパである。つまり、イスラエル難民をヨーロッパに流れさせ、キリスト教とイスラム教を融合させて、新しい世界宗教を作るプロジェクトがある。

 ベンジャミン氏が取材したイタリアのフリーメイソンP2ロッジは昔から多大な影響力を持ちバチカンをコントロールしてきた組織だが、彼等は「一神教は自分たちが作った宗教」と語っているという。その目的は宗教を使った「効率的な支配」だという。ヨーロッパと言う定住社会で他民族を管理する目的でキリスト教を作ったという。そして、移動する遊牧社会に向けてキリスト教をカスタマイズしたのが「イスラム教」であったという。彼らは「マホメットは自分たちが教育した」と断言している。

 遊牧社会に向けの宗教という視点でイスラム教を見ると、非常に良くできていることが分かる。イスラム教徒は「コーラン」をアラビア語で詠唱する。信者として重要な行為なので、たいていのイスラム教徒はアラビア語の読み書きができる。イスラム圏ではアラビア語が共通語として機能するのだ。

 また、第2のコーラン「ハディース」でイスラム法を覚えるので、イスラム教徒は、どこのイスラム圏に移動してもすぐに馴染むのである。何より、イスラム教は「弱者救済」を教義の根幹に置いている。アラビア語でコーランを唱えることが出来れば、難民になっても同じイスラム圏なら他国籍でも最低限度の生活を保証してもらえる。イスラム教と言うのは、イスラム圏共通の「社会福祉」のようなものである。

 イスラム圏ならば、アラビア語が通じる。移動する遊牧民にとってこれほど便利なツールは無い。P2ロッジが言うように遊牧向けの宗教と言うのも納得がいく。

 しかし、イスラム教には弱点がある。お酒である。実際、ロシアやカナダ、アルゼンチン、南アフリカなどの寒冷地ではイスラム教徒はほとんどいない。寒冷地では冬場,体を温めるためにも度数の強い酒は不可欠である。だが、イスラム教徒は酒が禁止ため、それで信者が増えないのである。イスラム教圏が亜熱帯や乾燥地帯に多いのは、アルコールの問題があるからである。

 グローバルな共通ルール作りに向いているキリスト教、移動する人々の管理に特化したイスラム教、それぞれのメリットを併せ持った新しい宗教を作れば、統一した世界政府ができる時代に非常に優れた世界宗教になる。統一政府となれば、世界中の人々が「デジタル・ノマド(新時代の遊牧民)」になる。その意味でイスラム教の要素をキリスト教に加えることが出来れば、「世界宗教」へと発展しよう。一神教を作ってきたというP2ロッジは、「「一神教4・0」によって、新時代の中でも大きな影響力を保持しようと考えている。

 そこでイスラム難民である。キリスト教圏のヨーロッパに大量のイスラム難民が押し寄せれば、社会に大きな軋轢が起きる。その軋轢が大きければ大きいほど両者はなんとか折り合おうと「共通のルール」を生み出す。そうして自然に生じた共通ルールをベースに「一神教4・0」を作ろうと考えているのである。

 事実、ヨーロッパに向かうシリア難民のうち8割はシリア人ではない。何者かが、1日あたり30ユーロで集めたイスラム教徒であって、彼らにシリア国籍のパスポートを持たせて「難民」に偽装し、大量のイスラム教徒をヨーロッパに送り込んでいるのである。

 こうした強引な手法をしてまでP2ロッジが「一神教4・0」のプロジェクトを推進しているのは、近い将来、誕生するであろう世界統一政府を見据えているからである。新時代に向けた主導権を握るために積極的に世界統一政府樹立に動いているのである。

ラジャ・サンの謎(1)

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(1)太陽に謎の暗黒天体(ラジャ・サン)が出現する!

 これは飛鳥昭雄著「失われた暗黒天体ラジャ・サンの謎」の要約である。「失われた地球生命体ガイアの謎」でラジャ・サンの正体については、続刊で明らかにすることを約束していた為、今回でラジャ・サンの正体が初めて明らかにされた。

 前回までの復習であるが、ラジャ・サンは太陽系における男性の天体であり、太陽の伴侶であり、木星の夫でもある。ある意味でこの太陽系は一夫多妻制をとっている。ライオンなどの野生動物で言うハーレムを形成しているのである。ラジャ・サンは光を吸収するブラック・プラズマであり、光を放たないため、宇宙空間にあっては、その存在が分からないのである。裏NASAが存在を確認したのも、それほど昔の事ではない。1999年8月、ノストラダムスの預言に呼応するように、ラジャ・サンは動き始めた。ラジャ・サンは太陽の重力圏に縛られることなく太陽系内を自由自在に動き回っている。今後、近い将来、地球生命体ガイアもその体内から子供である惑星アルザルを出産する。また木星から誕生すると預言されている惑星ケツァルコアトルにもラジャ・サンが深く関わっている。以上が前回までの復習である。

 2012年3月11日、未曾有の天変地異、東日本大震災から1年が経ったこの日、全国では異例のための鎮魂の祈りが捧げられていた。だが、太陽に異変が起こっていた。即ち、フレアが収まったものの、太陽近傍に突如、巨大な謎の「暗黒物体」が出現した。激しく活動する太陽表面に黒っぽい竜巻が発生したかと思うと、同じく黒い色をした球体が出現したのである。あたかも、竜巻によってエネルギーを吸収、もしくは放出したような動きを見せ、そのまま太陽を離れていった。翌日、巨大「コロナホール」が出現した。この巨大コロナホールが巨大な二等辺三角形を描いていたのである。この暗黒球体の正体は何か?

 太陽近傍に出現した暗黒球体は、2010年10月26日、2012年5月25日、同年6月17日にもその姿を見せている。特に5月25日に出現した時は、竜巻のようなプラズマ・フィラメントを伴っていない。2012年3月11日に現れたときの映像をよく見ると、太陽が自転しているのに対し、暗黒球体は位置を変えていない。つまり、太陽本体とは別個の存在、いうなれば「暗黒天体」であることが分かる。無気味な竜巻のようなプラズマ・フィラメントは太陽から放出されたのではなく、暗黒天体が発する強力な磁力線に太陽の磁場が反応して形成された可能性がある。主導権は暗黒天体にある。この暗黒天体の正体を知るに当たり、現在天文学の常識は通用しない。宇宙物理学の最先端をもって臨まなければ理解できない。そのデータを持っているのはNASAであるが、NASAはアメリカ合衆国の国益の基に設立され、国家戦略の重要な役目を担う組織である。だから、常識をひっくり返すような情報は発表されない。今回、太陽に出現した暗黒天体の存在は、アメリカ軍の中枢部が手にしている極秘宇宙論において、極めて恐ろしい存在なのである。

 2011年に問題になったエレニン彗星は、過去最大の彗星で9月24日に地球に最接近するはずだった。木星より巨大と言われたエレニン彗星が地球に接近すると、天変地異は間違いなく起きる。NASAの長官・チャールズ・ボールデンは全職員に海岸線や五大湖周辺からの脱出を促す警告を発した。しかし、8月16日に太陽がエレニン彗星に対し、巨大フレア(CME)を噴出し。19日にその直撃を受けた彗星は燃え上がった。その後、8月30日、今度は木星がエレニン彗星に向けて数度にわたる衝撃波を噴出した結果、彗星は四散して姿を消した。つまり、地球生命体ガイアと人類を守るために、太陽と木星が連携して起こした生物的防衛反応だったのである。彼らは超宇宙生命体ハイコスモリアンであるという証なのである。

 月は内部にあった核が露出したハイコスモリアンの死骸だということである。死んだ月の霊は、ガイアの北の果てのプラズマ・トンネルを通過し、多次元構造の霊界に入っている。また、海王星の大暗斑が消えた理由は、海王星が自転をそのままに極移動(ポールシフト)したからある。惑星規模の天体(暗黒天体)による潮汐作用が働いたからである。つまり、暗黒天体が自ら重力をコントロールし、海王星を引っ繰り返したのである。その暗黒天体が木星の背後に移動したとき、チベットに残るブッダの恐ろしい預言が実現することになる。

 木星の背後に巨大天体「ラジャ・サン」が現れたとき、シャンバラが地上に出てきてその大王が降臨する。シャンバラとは地球内部のプラズマ領域に核と同時存在するアルザルである。その大王のカルキ・アヴァタールとは白い馬に乗るメシアでイエス・キリストの別名である。

「私は天が開かれているのを見た。すると、身よ、白い馬が現れた。それに乗っている方は、誠実および真実と呼ばれて、正義を持って裁き、また戦われる。その目は燃え盛る炎の様で、頭には多くの王冠があった。この方には、自分のほかは誰も知らない名が記されていた。また血に染まった衣を身にまとっており、その名は「神の言葉」と呼ばれた」(「ヨハネの黙示録」第19章11~13節)

ラジャ・サンの謎(2)

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(2)マヤ預言騒動

 暗黒天体が出現した2012年の暮れ、世界中で騒ぎが起こった。マヤ預言である。古代マヤ文明の長期歴が2012年12月21日~23日で終わることから、この世の終末が来るのではないか、人類は滅亡するのではないかと言う説が注目された、幸いにして、12月21日~23日は目立った事件や事故や災害は起こらず。人類は無事にクリスマス・イヴを迎えることが出来た。

 1999年のノストラダムス騒動の時もそうだったが、一般の人は期日が過ぎると、預言の事は無かったかのように忘れしまう。多くの人はマヤ預言を口にすることも無くなった。

 だが、一連のマヤ預言騒動において、当日、暗黒の3日間が襲ってくると喧伝する一派があった。地球は勿論、太陽系全体が超電磁波帯に突入し、地上は漆黒の闇に包まれる。暗黒は3日間続き、その間、あらゆる電子機器は使用不可能となり、世界中が混乱すると主張する。彼らは宇宙の超電磁波帯の事を「フォトンベルト」と呼ぶ。フォトンとは光子の事である。銀河系にかかる巨大ドーナツのような形でフォトンベルトは分布しており、2012年12月21日~23日に地球が底に突入するという。最初は、ヌルゾーンと言う領域を通過するため暗黒となるが、その後、地球は逆に夜がない光の世界へと移行するという。

 しかし、実際に暗黒が訪れなかったことでも分かるように、フォトンベルトは虚構である。そもそも光子=フォトンは電磁波を量子化したものであり、宇宙空間で帯状に分布するはずもない。これは、オーストラリアの雑誌「NEXUS」に乗った記事がもとになっているのだが、内容は小説である。既に女子大生が書いたフィクションであることが判明している。

 ところが、フォトンベルトには笑えない部分がある。ベルトをフィラメントと置き換えればわかりやすい。プラズマは電流に沿って発生するので、太陽表面のような状態では、ひも状に伸びることがある。こうしたプラズマ流の事を「フィラメント」と呼ぶ。宇宙空間は真空ではない。宇宙空間には大量の電流が存在することが分かってきた。これを専門的に「ビルケランド電流」と言う。媒介となっているのがプラズマである。つまり、全宇宙にプラズマは分布する。極端ことを言えば、宇宙はプラズマに満ちており、星々は高エネルギーのプラズマ・フィラメントで結ばれている。銀河系や太陽系も地球も例外ではない。

 ここ十数年間に、天文学の常識や宇宙論の定説は根底から覆されている。この宇宙を支配しているのは重力ではなく、電磁気ではないかと言う発想が出てきた。これが「プラズマ宇宙論」である。

 ビッグバンが事実なら、宇宙全体に均一に物質が分布しているはずだが、そうではなかった。銀河が集中する場所と全くない場所があり、それがあたかもバブルが集合した構造をしていたのだ。これを「宇宙大規模構造」という。これらが判明した時点で、多くの科学者はビッグバン理論に疑問を呈した。だが、インフレーション理論や宇宙ひも理論などの理論が新たに提唱され、かろうじてビッグバン理論は命脈を保っている。

 しかし、1980年代後半から1990年前半にかけて、反ビッグバン論を標榜する科学者たちは、プラズマ宇宙論を構築し始めていた。NASAは慈善団体ではなく、アメリカ軍の利益のためにある機関であり、軍事衛星を打ち上げる軍事機関でもある。それゆえ、重要なデータを絶対に公表されることはない。NASAは天才児とされる子供たちを世界中から集め、英才教育を施し、全く新しいパラダイムを構築している。いわゆる、裏NASAの存在である。世界中の人々が空論であるビッグバン理論を信じ込んでいる一方で、裏NASAは有能な科学者たちを集めてプラズマ宇宙論を完成させ、それを基に宇宙戦略を立てているのである。

ラジャ・サンの謎(3)

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(3)UFO問題とNSA

 UFOとは軍事用語である。アメリカ空軍のエドワード・ルッペルト大尉が命名した造語で、未確認飛行物体の事である。アメリカ軍は陸軍、海軍、空軍から成り、これらを統括するのがアメリカ国防総省「ペンタゴン」である。ペンタゴンには諜報機関の国家安全保障局「NSA」が存在する。

 NSAの本当の目的は、各国の通信を傍受するのではなく、UFO問題にある。1947年にロズウェルにUFOが墜落し、それを受けてCIAが発足したように、1952年にワシントンDC上空に多数のUFOが飛来したことを受けて、組織されたのがNSAである。いうなれば、対UFO問題の情報収集分析、工作機関として設置されたのがNSAなのである。

 なぜ、UFO問題は国際会議のテーマとして議論されないのか?

理由は、情報が操作されているからである。つまり、「UFOなど存在しない、エイリアンなどこの地球にやってきているはずがない。これらは都市伝説であり、真実ではない。UFOを語る人間は社会的に信用がない」と、大衆が信じるように情報コントロールし、工作しているのである。手がけているのはNSAである。断言できるには、飛鳥昭雄氏が直接、NSAの高官から機密情報を手渡されているからである。

 飛鳥昭雄氏に送られてくる極秘情報にはいくつかのルートがある。飛鳥昭雄氏はNSAのエージェントではないが、「ブルーム・マッキントッシュ」と言う偽名を名乗る元高官から極秘情報を入手しているのである。それを飛鳥氏は「Mーファイル」と呼んでいる。

 マッキントッシュはNSAの中枢部でUFO問題を統括する立場にあった。偽の情報を流布させ、一般大衆の認識を混乱させ、最終的に誰も本気で関心を持たない様にする工作を行ってきた。時にはUFO事件をでっち上げ、演出することもあった。「MJ-12文書」騒動を仕掛けたのは彼である。彼はあまりにも知り過ぎた。NSAはアメリカと言う国家の正体を知っている。アメリカ政府を動かしているのは「影の政府」であり、ロックフェラー家やロスチャイルド家を中心とした大富豪が世界支配の為に組織した影の政府である。その奥の院には、12人からなる最高意思決定機関があり、全てはここで決定される。メンバーは12人だが、用意されているのは全部で13ある。議長席には誰も座らない。空席ではあるが、実はそこに目に見えない何者かが着席している。肉体を持たない生命体、エンティティである。ハッキリ言って、それは悪魔(ルシフェル)である。

 アメリカ合衆国が影の政府のメンバーに動かされていることは、悪魔が支配していることを意味する。影の政府が支配する世界政府を樹立することが彼らの目的であり、魔物は最終的に全人類を不幸のどん底に叩き落とそうと企んでいる。ある時、マッキントッシュは悟った。長年、NSAの高官として裏の任務を遂行してきたが、全ては国家のためであると信じてきたからである。ところが、魔物に従う影の政府はアメリカ国民を裏切っている。信念は失望に変わり、師事していたエドワード・テイラーとも袂を分かち、ついにはNSAを出ることに決める。しかし、国家最重要機密を知った男をリタイヤさせることはできない。口封じのために暗殺されかねない。それを一番知っていたのはマッキントッシュ自身だった。彼が身の安全のために目を付けたのが某秘密組織だった。影の政府に対抗できる力を持った秘密組織に身をゆだねたのである。

 マッキントッシュの思いは一つである。NSAが持つUFO情報を暴露することにある。魔物の企てを阻止するためには、それしかない。とはいえ、アメリカ国内で情報をリークしても、NSAの工作員によって操作、隠蔽されてしまう。情報公開の場として理想的な国、それが日本だった。日本で広まった情報は、いずれアメリカ国内にも還流してくる。マッキントッシュは、そう期待した。

 かくして秘密組織が日本における情報公開の担い手として白羽の矢を立てたのが、飛鳥昭雄氏であった。飛鳥氏はマッキントッシュから膨大な量の文書を手渡される。この機密文書をブルーム・マッキントッシュの名にちなんで「M-ファイル」と呼ぶことにしたのである。

 飛鳥氏は約束通り、NSAの機密情報公開に着手する。「M-ファイル」は現在進行形の事象を扱う超弩級の極秘データである。それにより、飛鳥氏は世界の誰よりも真実の情報を公開しているのである。

ラジャ・サンの謎(4)

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(4)プラズマ兵器開発計画(レッドライト・プロジェクト)

 軍事問題の根幹には兵器開発がある。UFOの本質は兵器である。UFOの正体であるが、どうして飛行しているのか、なぜ急加速、急停止、生成消滅、分裂合体が可能なのか、アメリカ軍には早い段階からプラズマの特性であることが分かっていた。

 もともと第2次世界大戦中にアメリカ軍は原爆を開発していた。原爆は核分裂によるエネルギー解放が基本である。核分裂によって生じる火の玉は、原子核と電子がバラバラになった状態、すなわちプラズマ現象なのである。故に、アメリカにおけるUFO研究の発端はマンハッタン・プロジェクトにあるのだ。

 マンハッタン・プロジェクトを取り仕切ったのが原爆の父・ロバート・オッペンハイマーである。マンハッタン・プロジェクトは原爆から水爆、中性子爆弾の開発を行っていく。その時組織を束ねたのがエドワード・テラーだった。プラズマを生じさせるためには、核分裂や核融合を起こす必要はない。高周波のマイクロウェーブを交差させてやれば火の玉はできる。こうしてマンハッタン・プロジェクトは密かにプラズマ兵器開発計画(レッドライト・プロジェクト)へ受け継がれることになる。

 レッドライト・プロジェクトを発足するに当たり、エドワード・テラーは組織の見直しを図った。原爆開発情報がスパイを通じてソ連に漏れたからである。テラーは組織を分割し、現場の開発者が最終的に何を開発しているのかわからないようにした。

 1980年代の「スターウォーズ計画」などは、全て最終的にプラズマ兵器を開発するための方便であり、基礎研究のために掲げた目標にしか過ぎない。こうしたプラズマ兵器体系を「M-ファイル」はコードネーム「プラズナー」と記している。プラズナーの本格的な装置はネバタ州のエリア51にある。アメリカの秘密兵器はエリア51で開発されている。ここでスーパープラズナーが開発された。高エネルギーのマイクロウェーブを3点交差させて発生させる巨大プラズマはUFOではないかと噂されてきた。スーパープラズナーは軍事衛星と連動しており、地球上のどこにでも巨大な火の玉を発生させることが出来る。放射能を伴わずに核爆発に匹敵する破壊力を持つ一方で、瞬間的にピンポイントで発生させるため、標的の人物を暗殺することが出来る。さらにマイクロウェーブが透過できる場所ならば、水中や地中、宇宙空間にでもプラズマを生み出せるのだ。ちなみに、イギリスの麦畑に発生する謎のミステリーサークルの一部は、スーパープラズナーによって作られている。

 また、プラズマの特性として、物体移動がある。プラズマに包まれた物体はマイクロウェーブの交差と共に移動する。ポルターガイスト現象もプラズマによって証明できる。純粋に火の玉を発生させる段階をプラズナーⅠと言い、物体移動を伴う段階をプラズナーⅡと言う。プラズナーⅡの実験はアンテロープバレーで行われており、音速を超えて宇宙空間へ瞬時に打ち上げるなど、大量破壊兵器としても開発されているのだ。

 物体を移動させる原理を応用し、プラズマ発生装置そのものを搭載させれば、UFOを製造することが出来る。これがプラズナーⅢである。エイリアンUFOもまた、基本的にこの原理に基づいて飛行している。1989年、ベルギーを中心にヨーロッパでエイリアンUFOが多数目撃された。形状は三角形、もしくはホームベース形の五角形をしており、底部には3つの光点と中心に炉心のような構造があった。3つの光点はマイクロウェーブ発生装置で中心部にプラズマを発生させ、これが機体を覆っている。プラズマを発生させるマイクロウェーブの交点を移動させることでUFOは自由自在に飛行できるのだ。

 ただ、これを再現するとなると問題があった。熱である。プラズマで覆われた物体は灼熱地獄となる。電子機器や生物などは瞬時に燃え上がってしまうからである。長らくこの問題をクリアできなかったが、偶然にもプラズマの特異点と言うべき現象を発見した男がいた。ジョン・ハチソンである。

 ハチソンは自身が開発した高周波装置がもたらす映像を公開した。その映像には空中に浮揚する重い鉄球やアルミホイル、ひとりでに切断する金属など、超常現象が映っていた。ハチソン自身は、なぜこうした現象が起こるのか理論的に説明することはできなかったが、アメリカ軍は事の重大性を認識した。アメリカ軍はマスコミを使って、ハチソン効果はインチキであるという情報操作を行い、彼の留守中に装置を破壊してしまう。ハチソン効果はトリックであるというレッテルを貼られたまま今日に至っている。

 アメリカ軍が注目したのは発生する熱である。ハチソン効果は温度の上昇も無いまま、プラズマの特性が発揮されるのだ。分析の結果、プラズマを発生させる特殊な周波数に秘密があることが判明した。これが「黄金率φ」である。

 黄金率φを手にしたアメリカ軍は、本格的にプラズナーⅢ、すなわち地球製UFOの開発に乗り出すのである。

ラジャ・サンの謎(5)

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(5)地球製UFOと重力の謎

 黄金率φを手にしたアメリカ軍は、地球製UFOの開発の成功している。地球製UFOの特性で注目すべきは、その動きである。急発進や急停止、急加速ができる。通常であれば、搭乗しているパイロットは体内の血液が偏在してしまうので、ブラックアウトして気絶してしまい、下手をすると死に至る。加速度Gによる慣性力を受けないためには、慣性系が保たれる必要がある。慣性系が保たれることは、重力が発生していることと同じである。系内部の物質が原子レベルで、全てに等しく重力が作用すればよい。重力質量と加速度質量が等価であるから、急加速しても慣性系は保たれるのである。

 言い換えれば、プラズマは重力を生み出しているのである。一般に重力はグラビトンと言う素粒子を媒介していると説明されるが、そこにプラズマが関与している可能性がある。理論物理学的に未知なる作用が働いていることは間違いない。

 1994年7月、シューメーカー・レビー第9彗星が木星に激突した。その際、衝突痕から大量の水分が検出された。1989年に打ち上げられた探査機ガリレオは反対に木星の大気下は非常に乾いているというデータを送ってきた。これらが意味することは、木星には海と陸が存在するということである。1997年、NASAは探査機カッシーニによって密かに木星をレーダーでスキャンし、そこに巨大な海と陸が存在することを確認している。現在では、アレシボ天文台の巨大パラボラアンテナによって直接、電波探査を行い、木星や土星、天王星、海王星は、ガス惑星ではなく、地殻を持った巨大惑星であることを完全に把握している。

 地殻があれば、巨大な質量を持っている。だが、万有引力の方程式から導き出される質量がどうして小さいのか?

 プラズマが関与しているからである。木星や土星、天王星、海王星には地磁気がある。地磁気の磁力線が集中する惑星内部には想像を絶するエネルギーのプラズマが発生している。つまり、巨大惑星の核が生み出すプラズマが実際の重力を緩和しているのである。

 言うまでもなく太陽は巨大なプラズマを発している。太陽はガス天体ではない。極秘の電波探査によって、NASAは木星などの惑星は地殻を持っていることを知った。同様に、太陽に対しても電波探査を行っているのである。その結果、太陽は、光球の下には固い地殻を持った超弩級地殻天体であることを発見した。コードネームで「SOL」と呼んでいる。同様に、NASAが与えたコードネームは超弩級大洋「ダーマ」と超弩級大陸「ナタン」であることが判明している。

 太陽は巨大な質量を持っているが、その本体である超弩級地殻天体SOLの質量は、灼熱のプラズマが生み出す効果によって重力が緩和されているのである。

 このように太陽系の天体が全て地殻を持っているということは、これまでの定説では考えられない。裏NASAでは、プラズマ宇宙論により太陽系論を打ち出しているのである。

 冥王星が準惑星として降格される以前、太陽系の惑星は全部で9つあると考えられていた。すなわち、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星である。NASAは太陽系第10番惑星、通称「惑星X」発見のための探査計画を行ってきた。その結果、既にNASAは太陽系第10番惑星を発見している。与えられたコードネームは「NOX」である。夜を支配する女神の名前が「ノクス=NOX」なのである。

 1993年の時点でボイジャー1号は太陽系第10番惑星NOXに到達し、既に衛星軌道を周回しているという。驚くべき情報をもたらしたのは、天才クラッカー「トリプルJ」である。彼がハッキングしたNASAのデータによると、太陽系第10番惑星NOXは地球の2・3倍の大きさで太陽系の黄道面に対して約87・2度傾いているという。もう一つ、実は、太陽系第10番惑星NOXには秘密があった。

 最初に太陽系第10番惑星NOXの存在を確認したのはパイオニア11号であったが、その後、反対方向を飛行していたパイオニア10号も未知なる惑星を発見していた。「トリプルJ」が入手した情報によると、この惑星の軌道はNOXとほぼ同じで後を追いかけるように公転している。ただし、半径は約493キロと、惑星NOXの直系1万4856キロに比べるとかなり小さい。状況から見て、かっては惑星NOXの衛星だったのではないかと推測されている。

 NASAが与えたコードネームは「へメラ」である。へメラはローマ神話における女神ノクスの娘の名前である。それゆえ、惑星NOXを母星としてへメラを娘星と名付けている。娘星へメラは近い将来、必ず姿を現す。娘星へメラが発見されれば、その軌道は即座に計算され、全天球規模で観測が行われる。当然、惑星NOXの存在も確認されるだろう。


ラジャ・サンの謎(6)

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(6)失われた惑星フェイトン

 小惑星の研究については、ソ連が先んじていた。彼らは小惑星から飛来してきた隕石を分析し、そこに軽石が含まれていることを発見した。軽石とは凝灰岩と言う火山岩の一種である。マグマが冷えて固まってできた岩である。小惑星帯の隕石に軽石が含まれていることは、マグマが形成されていたことを示す。マグマを生み出すには、ある一定以上の体積を持った天体でなければならない。早い話、小惑星帯の天体は破片なのだ。かって一端の惑星だったが、ある時粉々に破壊された。破片は軌道上に散らばったまま、今も公転している。

 ソ連の天文学者セルゲイ・オルローフは、破壊された惑星をギリシャ神話にちなんで「フェイトン」と名付けた。現在、オルローフのフェイトン説は学界では否定的意見が多いが、NASAの評価は正反対である。裏NASAは発表していない極秘データの分析から、フェイトン説が正しいことを確信している。彼らは、すでに惑星フェイトンが何故破壊されたのか、その理由も完全に突き止めている。オルローフ説を追認する形で、失われた惑星のコードネームを「フェイトン」としている。

 しばしば、惑星フェイトンは太陽系第5番惑星と称されることがあるが、飛鳥氏は便宜上、太陽系第11番惑星と位置付けている。

 2011年、第24回ヨーロッパ映画賞の作品賞を受賞した終末映画「メランコリア」が、翌年の2月17日から日本でも公開された。この映画で気になることがある。設定が異様なのである。全く知られることが無かった未知の惑星が突如、地球目がけて接近してくるというのであるが、その直前、ずっと太陽の向こう側にいて存在を知られることが無かったというのである。これを聞いてシュメール神話の惑星二ビルを思い出し方もいるだろう。同時に、太陽の向こう側に隠れていた惑星と言う点で、反地球ヤハウェを想起した人もいるだろう。

 反地球ヤハウェとは、地球とほぼ同じ大きさで、太陽を中心にして点対称の位置をほぼ同じ軌道で、同じ速度で公転する惑星の事である。楕円軌道の二つの焦点のうち、一つだけを共有しながら公転しているので、ケプラーの法則に反せず、しかも太陽の陰になるので、その姿を見ることはできない。

 NASAは1978年に打ち上げた金星探査機パイオニア・ヴィーナス2号によって、偶然に反地球ヤハウェの存在を知った。しかし、国際戦略上の理由で、これを隠蔽する。しかし、飛鳥氏が独自で入手した極秘情報によれば、NASAは密かに反地球ヤハウェの探査を極秘裏に行っている。これについてはESA(欧州宇宙機関)の上層部も気づいている。ESAは1990年にNASAと共同で太陽探査機ユリシーズを打ち上げた。ユリシーズの観測データは、NASAからESAに渡されたが、事故が起こる。チャンネル切り替え段階でエラーが発生したのだ。結果、反地球ヤハウェの映像の一部がESAに流れてしまったのである。この映像によって、ESAは反地球ヤハウェの存在を知ることになる。

 映画「メランコリア」の背景には、これらの事情があるのである。この作品はアメリカのカンヌ映画祭でアカデミー賞にノミネートされたものの、トリアー監督はヒトラーに対する共感発言で永久追放されてしまう。しかし、その一方で、ヨーロッパ映画賞で、アカデミー賞受賞作である「英国王のスピーチ」を抑えて、作品賞に選ばれた。つまり、カンヌ映画祭に対する当て付けであった。ちなみに、NASAの関係者は、映画「メランコリア」に関するCNNの取材に対して、「映画の設定は科学的にありえない」という一言で一蹴している。

ラジャ・サンの謎(7)

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(7)太陽系形成論とヴェリコフスキー理論

 UFOコンタクティのひとりにジョージ・アダムスキーがいる。彼は1952年11月20日アメリカのモハーベ砂漠で巨大な葉巻型UFOに遭遇し、スカウトシップと呼ばれる偵察機から降りてきた金星人とコンタクトしたという。アダムスキーは金星人と交流を続け、UFOに搭乗して他の星へと旅行し、その体験談を「空飛ぶ円盤実見記」にまとめて発表し、一大センセーションを巻き起こした。

 しかし、実際には、金星人ではなく、当時のSF映画に登場する異星人の姿をしたアメリカ軍の兵士だった。アダムスキーが撮影した空飛ぶ円盤の写真は、全てトリックであった。アダムスキーは精妙に作られた模型を撮影していたのである。つまり、アダムスキーはアメリカ軍に利用されていたのであった。

 ビッグバンにより、宇宙が生じたとする説に「ガス円盤説」が定説として掲げられている。曰く、宇宙の原初にあって、稀薄なガス状態の物質が出来た。物質は万有引力によって引き合い、大きな星が形成された。星は輝き恒星となった。恒星の周囲には重力によって物質が引き寄せられ、徐々に回転運動を始める。恒星の自転と共に、周囲の物質は公転しながら、円盤状となる。円盤状に集積したガスの中に比較的大きな固体が生まれ、その重力に周囲の物質が引き寄せられ、徐々に成長し、やがて微惑星となる。ガス円盤の中には多くの微惑星が誕生し、さらに周囲の物質を引き寄せて、大きな惑星へと成長する。こうして現在の太陽系が形成されたというのである。

 天文学者達は大型コンピュータを駆使してシミュレーションを繰り返しているが、この太陽系を再現できたことは一度もない。惑星はもとより、その周囲を公転する衛星などをガス円盤説では説明できないのである。太陽系形成理論の大御所ジョージ・ウェザリルでさえ、1991年にガス円盤説を放棄している。一番の問題は、ガスが集積して微惑星ができないことにある。

 小惑星は惑星から誕生したのではないか。惑星同士の衝突について神話の分析から指摘した男がいる。イマヌエル・ヴェリコフスキーである。彼は精神分析医でありながら、神話伝説に関する桁外れの知識から独自の古代天文学に関する仮説を著書「衝突する宇宙」で発表し、一大センセーションを巻き起こした。

 曰く、今から約4000年前、突如、木星の表面が大爆発を起こし、そこから灼熱の彗星が誕生する。その彗星は楕円軌道を描きながら、太陽系の惑星に接近し、ついには地球にも2度もニアミスし、自転を停止させ、かつ極移動ポールシフトを引き起こした。これらの宇宙大事件は「旧約聖書」に奇跡として記されている。大預言者モーセが同胞であるイスラエル人を率いて、エジプトを脱出する際、数々の異常気象が起こり、地上が暗闇に包まれ、最終的に紅海が割れた。モーセの跡を継いだ預言者ヨシュアの時代には、太陽運行が停止し、ヨルダン河が一時、せき止められた。いずれも巨大彗星との潮汐作用が原因で地球の自転及び地軸に異常が起こった為に生じた天変地異であるとヴェリコフスキーは指摘する。

 さらに、紀元前8世紀に巨大彗星は火星とニアミスし、今度は、弾き飛ばされた火星が地球に接近し、ポーリシフトを引き起こす。「旧約聖書」は、預言者イザヤの時代に起った太陽運行の異常、すなわちヒゼキヤの日時計が10度ほど逆行した奇跡として記録されている。

 かくして多くの惑星と衝突を繰り返した巨大彗星は、最終的に軌道が安定し、太陽系第2番惑星、金星となったと主張する。

 天文学者でないという理由で、ヴェリコフスキー理論は厳しい批判にさらされた。しかし、NASAの上層部の判断は、違っていた。と言うより、積極的にヴェリコフスキー理論を採用していたのである。パイオニア計画とボイジャー計画の探査によって、ヴェリコフスキー理論が正しいことが証明されていたからである。

 ヴェリコフスキーは金星が誕生したのは木星であると述べただけだった。しかし、NASAは金星が飛び出した部分を特定することに成功した。それは木星の大赤斑である。木星の大陸に存在する超巨大火山、それが大赤斑直下に存在するのである。NASAは、この超巨大火山を「クロノス」と命名している。約4000年前、超巨大火山クロノスの大噴火によって、噴出した巨大彗星が金星なのである。NASAは巨大彗星だったころの金星を「メノラー」と言うコードネームを与えている。メノラーとはユダヤ教の七枝の燭台の事で、希望の光の象徴である。

 約4500年前、大赤斑から飛び出した巨大彗星ヤハウェは、隣の軌道を公転していた惑星フェイトンに超接近し、潮汐作用により、粉々に破壊した。これらが小惑星帯となっているのだが、巨大彗星ヤハウェは今度は火星へと超接近する。火星の歪な形をした衛星フォボスとダイモスは、この時に補獲された惑星フェイトンの比較的大きな破片なのである。

 巨大惑星ヤハウェはかなり太陽系を荒らしまわった。誕生当初は、長楕円軌道を持っていたが多くの惑星と軌道が交差し、その度ごとにニアミスを繰り返していたと推測されている。例えば、天王星は、太陽の黄道面に対して、地軸が約98度傾いている。その原因は巨大彗星ヤハウェがニアミスしたからである。潮汐作用により、地軸傾斜を起こしたのである。天王星は土星や木星と同じように、リンクを持っている。これも巨大彗星ヤハウェが破壊した衛星、もしくは惑星フェイトンの破片である。

 さらに、問題は海王星と冥王星である。冥王星の軌道は海王星の軌道と交差している。そのために、時には、海王星よりも冥王星の方が太陽に近くなる。このことから、冥王星は海王星の衛星だったという説もある。それを遠くに飛ばしたのが巨大彗星ヤハウェだった。冥王星は約17度も公転面が傾く結果となってしまったのである。

 だが、長楕円軌道もニアミスの度に徐々に変化して、最終的に落ち着いたときには、地球から見て太陽の向こう、点対称の位置をほぼ同じ速度で公転し始めたのである。

 金星と反地球ヤハウェは木星から誕生した。と言うことは、地球や火星、水星も木星から生まれたと考えられる。裏NASAの研究者はそう考えている。そうなると、太陽もまた、超弩級の地殻を持った天体SOLが存在することになる。太陽の超弩級火山をNASAのコードネームは「ヴァルカヌス」と呼んでいる。

つまり、太陽から巨大惑星木星、土星、天王星、海王星が誕生し、木星から水星、金星、地球、火星が誕生したと考えるのである。ここにガス円盤説が入る余地はない。天体は天体から生まれる。これは生物と同じである。つまり、天体も生物なのである。

ラジャ・サンの謎(8)

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(8)エレニン彗星クライシス

 東日本大震災から3か月ほどたった2011年6月、NASAのチャールズ・ボールデン長官は突如、緊急声明を発表した。

「あなた方が住んでいる所で発生する可能性がある自然災害に対し、準備の必要性を家族と話し合って下さい。西海岸から離れている人々が、地震や災害について考えているかわかりませんが、家族との通信手段を考えてください」

 NASAの職員に向けたビデオメッセージだが、明らかに大規模な災害を想定している。いわば身内への警鐘ともいえる内容は、多くの憶測を生むことになる。

 曰く、NASAは近いうちに東日本大震災規模の大地震にも匹敵する天変地異が起こることを知っているのではないか。きっと、それは、エレニン彗星の接近がもたらす激変に違いないと。

 エレニン彗星は2010年に発見された彗星で、NASAの発表によれば、その核の大きさは直径4キロほどであり、それほど珍しい彗星ではない。しかし、東日本大震災が発生した日、太陽と地球との位置関係が一直線であった。同年9月26日にも、再び3つの天体が一直線になることから、巨大地震が再び発生するのではないかと言う噂が広がり、ネットを中心に世界的な騒動へと発展する。しかも、エレニン彗星は10月17日には、地球へ最接近する。それで騒ぎは収まらなかった。

 ところが、8月に入って、不思議なことが起こった。8月16日にエレニン彗星に向けて太陽から巨大な爆発、すなわちコロナ質量放出(CME)あった。この衝撃で核は破壊されて、かろうじて彗星としての姿は保ったものの、8月30日、今度は木星から謎の衝撃波が襲った。結果、エレニン彗星は粉砕されてしまう。これにより、地球への影響は無くなったという噂が広がり、固唾を呑んで見守っていた彗星ウォッチャーも胸をなでおろした。果たして、一連の現象は偶然だったのか。何らかの意思が働いていたのではないか?→ガイアと人類を守るために、太陽と木星が連携して起こした生物的防衛反応である。これが超宇宙生命体ハイコスモリアンであることの証である。

 生物は体温やミネラルの濃度を一定に保つ働きがある。これをホメオスタシスと言う。地球にもホメオスタシスがある。最初に気付いたのはNASAのジェームズ・ラヴロックである。彼は火星の生命活動の有無を調べる過程で、バイキング計画のデータをもとに大気の状態を分析したところ、ほぼ平衡状態であることに気付いた。熱エネルギー的に生物が存在する可能性は極めて小さいというのが、ラヴロックの結論だった。これに対して、地球はどうか。当然ながら、非平衡状態であったが、ここで彼は、ふと気づいた。すべての条件が生物に有利なのである。気温は勿論、大気中の酸素濃度や海水濃度、それにペーハーの値まで生命活動が可能な数値なのである。これらの値が少しでも異なれば、殆どの生物は生存できず、地球も火星のような死の星となる。

 これはいったいなぜか? ラヴロックが出した答えは、生物の環境への積極的関与である。生命活動そのものが地球環境をエネルギー的に非平衡状態にし、生物が生存可能な状況にしているからだという。

 ラヴロックは地球における生命圏(バイオスフィア)は、ホメオスタシスを備えていると考えたのである。

 生物とは何か? 学術的な定義は大きく3つある。

①外と内を区別する境がある。

②外と内で物質やエネルギーのやり取りがある開放系である。

③自己複製能力がある。

このうち③においては、絶対的な必要条件ではない。幼年期や老年期、さらに病気や障害によって、これを有しない場合もあるからである。

 地球は生物と言えるだろうか?

①宇宙空間と区別する大気圏がこれに相当する。

②大気圏の内と外で太陽光エネルギーを取り込み、熱として放射する。時には、隕石が落下して物質を取り込み、大気圏上層から分子がプラズマとなって放出されており、条件に該当する。

③自己複製能力に関しては、必要条件ではないと保留している。

 だが、構造的に見て、地球と生物の共生関係は、地球を一つの生物、すなわち「地球生命体」たらしめている。例えば、人体レベルの摂取器官「口、鼻、肺」は地球レベルの「大気圏、火山」に相当し、同様に「歯、胃、小腸」は「コケ、地衣類」に相当し、「血液」は「大気、海洋」など条件を満たしている。

 これを受けて、ノーベル賞作家のウイリアム・ゴールディングは、地球生命体の概念をギリシャ神話の大地母神に因んで「ガイア」と命名した。以後、広く世界に認知されるようになった。

ラジャ・サンの謎(9)

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(9)惑星生命体プラネータ

 地球は惑星であり、一つの天体である。地球が生物ならば、太陽系の惑星や衛星も生物であっても不思議はない。「生物は生物からしか生まれない」という原則からすれば、「全ての天体は天体から生まれた」ことになる。

 天体から天体が生まれるという概念を持った学説は、精神分析医であったイマヌエル・ヴェリコフスキーが主張する理論である。今から4000年前に金星は木星から誕生したと主張した。木星の表面が大爆発することによって、巨大彗星が噴出し、太陽系を荒らしまわった後、軌道が安定して後の金星となったという。

 裏NASAはヴェリコフスキー理論が正しいことを認識している。さらに裏NASAは金星=巨大彗星メノラーが誕生した場所を突き止めてる。木星の大赤斑である。大赤斑の下には超巨大火山クロノスが存在する。超巨大火山クロノスが大噴火を起こして、そこから巨大彗星メノラーが飛び出した。

 超巨大火山から噴出した巨大彗星はメノラーだけではない。反地球ヤハウェも、今から4500年前に巨大彗星として誕生している。金星と反地球は、ほぼ地球と同じ大きさである。太陽系における比較的小さな惑星、すなわち水星、金星、地球、火星、惑星フェイトン、反地球ヤハウェは、木星から誕生したと、裏NASAは推測している。

 地球が一つの生物ならば、その親は木星である。地球生命体ガイアの母親は、木星生命体ジュピターである。同時に、水星生命体マーキュリー、金星生命体ヴィーナス、火星生命体マルス、小惑星生命体フェイトン、反地球生命体ヤハウェは、みな地球生命体ガイアの姉妹である。皆「惑星生命体プラネータ」なのである。特に木星生命体ジュピターは子供を生んだことからわかるように雌である。人間で言えば女性である。地球生命体ガイアと姉妹の惑星生命体プラネータからすれば、母親に他ならない。多くの巨大彗星=子供たちを生み出した超巨大火山クロノスは、その意味でいえば女性器である。超巨大火山クロノスの噴火は陣痛であり、出産でもあるのだ。同様に、地球には巨大なマウナケア火山、火星にはオリンポス火山などがあり、いずれも女性である。裏NASAは他の水星生命体マーキュリーや小惑星生命体フェイトン、反地球生命体ヤハウェも含めて、木星生命体ジュピターの子供は、すべて女性だと分析している。

 木星から内側の軌道に存在する太陽系惑星は、皆同じ家族である。木星生命体ジュピターを母親とする姉妹が太陽の周りを公転し、一つの家族を築いている。

 地球生命体ガイアを考えるうえで、重要なのはプラズマである。オーロラが存在するのは地球内部でも高エネルギーのプラズマが発生していることになる。生物の体は主に気体と液体、そして固体から成立しているが、プラズマも含まれる。宇宙のほとんどがプラズマで構成されているならば、プラズマの体を持った生物が存在しても不思議ではない。公表されていないが、NASAはプラズマ生命体を確認している。地球の成層圏、宇宙空間にはプラズマの体を持った生物が多数、浮遊している。彼等は、こうしたプラズマ生命体を「クリッター」と呼ぶ。クリッターは地上付近にも降りてくる。火の玉のようなUFOとして報告されている。クリッターはUFOのみならず、未知なる生物すなわちUMAとして認知されることもある。話題となったスカイフィッシュなどもその例である。宇宙空間で目撃されるクリッターとしては、アポロ宇宙飛行士が目撃した宇宙蛍がある。

 地球生命体ガイアも気体、液体、固体、プラズマの体を有している。地球内部では強力な地磁気によって、高エネルギーのプラズマが発生している。極端な話、中心部には巨大な火の玉が浮かんでいるのである。金属の内核と液体の外核と重なる形で、地球のプラズマ領域が存在することをアメリカ軍は突き止めている。心霊科学では、人間の肉体のほかに幽体と霊体が重なり合っていると説かれることがある。幽体や霊体をプラズマと見做すことも出来る。その意味で、地球内部に発生した巨大プラズマ領域は、地球生命体ガイアにとっての霊体なのである。気体、液体、固体から成る地球はガイアにとっての肉体であり、プラズマ領域は霊体だとすれば、それは「地球プラズマ生命体ガイア」と呼ぶべき存在なのである。

ラジャ・サンの謎(10)

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(10)超宇宙生命体ハイコスモリアン

 地球生命体ガイアにとって、人間とは何だろう? 地球環境を破壊しているという意味では癌細胞かもしれない。しかし、人間は他の生物にはできない知的活動を行う。高度な情報処理能力を持ち、創作活動を行うと言う特徴がある。これは大脳の働きである。地球生命体ガイアにとって、人間は能や神経に相当する可能性がある。理論物理学者のピーター・ラッセルはガイア仮説を発展継承して、人間及び人間が作りす情報ネットワークを大脳と神経系に見立てた。しかも、彼は自然界の機能的階層、すなわちヒエラルキーには10の10乗と言う数が一つの鍵になっていると指摘する。具体的に、一つの細胞を形成するためには原子が4・0×10の10乗個必要であり、一つの脳には神経細胞が1・5×10の10乗個含まれる。同様に、人間一人一人が神経細胞だと仮定するならば、その数が10の10乗、すなわち100億人になれば地球生命体ガイアの大脳を形成することになるのではないかと考えた。ラッセルはこれを「グローバル・ブレイン」と名付けた。

 いうまでもなく世界人口が70億人になる日は遠くない。21世紀はコンピュータの時代である。インターネットで世界中の人々が情報を交換している。情報ネットワークの構造は脳神経そのものである。人類は気づいていないが、インタネットは密かに地球生命体ガイアの自我を育てているかもしれない。

 人間の体の中には、無数の微生物がいる。微生物は人間を生物だと思っているだろうか? 微生物には人間の意志など理解できないであろう。同様に人間もガイアの意志など想像できないだろう。

 地球と言う存在がコンピュータと同じ機能を持っていると考えられないだろうか? コンピュータの基本は記録媒体であり、磁気テープからフロッピー、CD、DVD、ハードディスク、USBメモリーと言うメディアは、みなレアメタルとレアアースによって出来ている。地球には地殻、マントル、地磁気、地電流が存在し、地球内部にも、それらが豊富に存在する。つまり、地球は人工知能を有するコンピュータのような大脳を備えているのである。とすれば、生物がそうであるように、地球生命体ガイアにも本能があっても不思議ではない。人間が及びもつかないような自我を備えている可能性が十分にあるのである。

 エレニン彗星は太陽から放たれた巨大フレアによって、焼き尽くされ、その後木星から謎の衝撃波が放たれた結果、本体は完全に破壊され、四散してしまう。殆どの天文学者は、これを偶然とみている。しかし裏NASAは違う。木星は地球にとって母親である。地球生命体ガイアからすれば、母なる木星生命体ジュピターである。惑星生命体プラネータにも意識があり、自我が存在する。我が子を守った木星生命体ジュピターの行動は、何よりの証拠である。

 太陽系には木星ファミリーの他にも惑星がある。土星、天王星、海王星である。これらもまた、惑星生命体プラネータである。土星生命体サターン、天王星生命体ウラヌス、海王星生命体ネプチューンなのだ。いずれも大気の下には地殻が存在し、木星同様、そこには超巨大火山が存在する。天体を生み出す火山は女性器であり、その意味でこれらの惑星はみな女性である。ただし、この3つの惑星は木星から誕生したわけではない。太陽から誕生したのである。

 太陽も一つの生物である。太陽生命体ソルなのである。光り輝くプラズマの大気の下には超弩級大陸ナタンが存在し、そこに超巨大火山ヴァルカヌスがそびえている。太陽系における4つの巨大惑星(木星、土星、天王星、海王星)は超巨大火山ヴァルカヌスから生まれたのである。

 地球生命体ガイアからすれば、太陽生命体ソルは祖母にあたる。エレニン彗星が侵入してきたとき、木星のほかに、太陽も巨大フレアによって攻撃を仕掛けた。被害が及ぶことを察知した母親である木星生命体ジュピターと、祖母である太陽生命体ソルが、愛する孫娘の地球生命体ガイアを守るために、怪しい侵入者を破壊したのである。

 いうまでも無く太陽生命体ソルにも自我がある。崇高な自我である。太陽系の惑星や衛星、特にプラズマという霊を内部に宿す星々はみな生命体なのである。彼らの事を「超宇宙生命体ハイコスモリアン」と呼ぶ。

 太陽系は一つではない。銀河には無数の太陽系があり、地球の様に人が住める惑星も無数に存在する。銀河も無数にある。宇宙の天体はすべてプラズマ・フィラメントで結ばれている。プラズマ宇宙論が説くように、宇宙はプラズマで満ち溢れているのだ。

 特に太陽のような恒星はハイレベルな意識と自我を備えている。超宇宙生命体ハイコスモリアンよりも、さらに上位の世界とつながっている「超弩級宇宙生命体グレート・ハイコスモリアン」なのである。超弩級宇宙生命体グレート・ハイコスモリアンは、この宇宙全ての天体とプラズマ・フィラメントでつながっている。あたかも大脳における神経細胞ニューロンのように広がっている。そこで生じる意識は、この世の創造主、絶対神の超意識に近い。

 だが、かくも無数の星々の中で地球は別格である。地球生命体ガイアは全宇宙で唯一無二の惑星生命体プラネータであり、最も神に愛された星である。つまり、地球生命体ガイアは絶対神とは何かを理解していたということである。

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