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どうしても伝えたい日本の真相(58)

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(58)昆虫を暗殺兵器に、人間をヒューマノイド兵士にさせている」!

 虫にそっくりのロボットを作っているだけではない。DARPA(国防(高等研究計画局)は、昆虫を偵察や攻撃の兵器に変身させることにも成功している。

 例えば、生きたカブトムシの神経に操縦装置を接続すると、リモコンで前進、後退から飛翔させることもできる。前後左右、自由に飛ばせる。まるでSFファンタジーの世界だ。しかし、実際は血生臭い。

 これらカブトムシなどの昆虫に極小カメラを背負わせて、敵陣に潜入させる。まさか、敵は昆虫がスパイだとは夢にも思わない。

 さらに、爆薬を背負わせて、ターゲットの間近で自爆させる。生きた昆虫が遠隔操作で、テロ攻撃の自爆兵器に使われるのだ。

 昆虫に驚いてはいけない。

 1960年代、すでに脳科学者ホセ・デルガド博士は、動物の脳に電極を埋め込み、リモコンで電波を送って喜怒哀楽から攻撃・休止などの行動までコントロールして見せた。

 この手法で開発されているのがヒューマノイド兵士だ。

 それは、生身の兵士の脳に無数のマイクロ・チップを埋め込み、外部から精神・行動を支配・操作するという戦慄の技術だ。

 このマインドコントロールにより、兵士を自由自在に操ることができる。早く言えば、人間をロボット兵士に改造することに他ならない。こうして、未来戦争に人間までもが、ドローン化され、引きずり込まれていく。

 それでは、究極のドローン・ウォーズはどういう者になるだろうか?

 あなたは、2045年、技術特異点(シンギュラリティ)を知っているだろうか?

 これは、AI(人工知能)が急速に発達していくと、最後に人間の知能を超えてしまう時点を言う。

 この時、AIは人間の意志を無視して、自ら、より性能の良いAIを独自で開発する。

 その新たなAIが、さらに高性能の人工知能を開発する・・・・というように人類文明は、この時点で人工知能に乗っ取られてしまう。

 それが、この特異点(シンギュラリティ)問題だ。

 ところが、「もっと早まる」という声が多い。「数年以内に起こる」という説すらある。

 理由は、AI進化が、我々の予想をはるかに超えているからだ。

 加速しているのがディープ・ラーニング機能だ。

 AIが自ら学習し、自ら能力を飛躍的に向上させる。その目覚ましい成果を示しているのが、囲碁やチェスの対局ロボットだ。自己学習するAIを搭載しているため、人間のチャンピオンを次々と打ち負かしている。

 このAIが、ドローン兵器に搭載された場合を想定してほしい。すでに、自立行動型ドローンには、AIが内蔵されている。その学習能力により無人機は自在に空を飛び、昆虫型ドローンは、虫のごとく飛翔する。サメ型ドローンも海中をゆったり、生きているように泳ぐのだ。

 このAIドローンに、大きな懸念が投げかけられている。

 AIが自ら判断して敵を自律的に攻撃するケースだ。

 現在、どの国にも、それを制御する法律も制度も存在しない。

 AIドローンの開発競争は、ブレーキもなく暴走している。

 あなたは、真っ先に映画「ターミネーター」を連想しただろう。AIロボットやドローンが、人間に対して非情の攻撃の火蓋を切る。このまま突き進めば、それは悪夢ではなく、現実の光景となるだろう。

 


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