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どうしても伝えたい日本の真相(41)

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(41)21世紀最大の「知の巨人」、森下敬一博士 

 船瀬氏は、森下敬一博士こそ、21世紀最大の「知の巨人」であると、信じて疑わない。

 森下博士の発想は、とっくに次元を超えている。旧来の科学的世界観の更なる深奥に肉迫しているのだ。その生命観も、常人の感覚をはるかに超えている。

 近代医学の生命観は「機械論」から出発している。そのルーツをたどれば、近代医学の父ルドルフ・ウィルヒョウにたどり着く。彼はベルリン大学学長などを務めたドイツ医学界のドンであった。彼は当時、対決していた生命論争…「生気論」対「機械論」で、はっきり機械論の立場であった。「生気論」は、生命は神秘的な生気によって営まれていると主張していた。ちなみに、古代ギリシャの医聖ヒポクラテスも、生気論者であった。もちろん、森下博士も生気論者である。博士は断言する。

「気エネルギーこそが、生命の根幹である」

 しかし、19世紀当時、台頭してきた産業革命を背景に、機械論的な生命理論が隆盛を増してきた。その筆頭がウィルヒョウだった。彼は、「生命も所詮は物質であり、自ら自然に治る力など存在しない」と、自然治癒力まで否定して見せた。「病気や怪我を治すのは、我々医師であり、医薬であり、医術だ」と宣言した。

 この傲慢なまでの驕りが、まさに近代医学の出発点となったのだ。急先鋒ウィルヒョウは、「生気とは科学や物理学では証明できない神秘力だ」とする生気論者に対して、「ならば、それを科学的に証明してみよ」と迫った。これこそ、無理難題の極致である。返答に窮する生気論者を嘲り、それ見たことかと、一方的に勝利宣言をしたのだ。傍から見ていて、それを良しとしてウィルヒョウに医学の父の称号を授けたのがロックフェラー財閥と言う構図である。

 以来、近代医学はこのウィルヒョウの機械論的生命観を根幹として発達してきた。しかし、ここでウィルヒョウは自然治癒力を真っ向から否定するという致命的な過ちを犯している。まさに、ボタンの掛け違いであった。だから、以来約200年たっても、掛け違いは続いている。いまだ金科玉条として現代医学の中枢に鎮座するのは、根本から誤ったウィルヒョウ理論なのである。

 このような医学が、病人を治せるはずもない。だから、アメリカの良心的な医師としてたたえられる故ロバート・メンデルソン博士は、「近代医学の神は死神であり、病院は死の教会である」という衝撃的な警句を残している。

 森下博士によると、4次元に存在する宇宙エネルギー(気・プラナー)は、螺旋状に存在する。「螺旋運動は、横から見れば波動です。正面から見れば回転です。それが物質化して3次元の生命体になるわけです」(森下博士)

 螺旋運動の気エネルギーが3次元の生命体に変化していく様がよく理解できる。

「チューブリン(球たんぱく質)は、螺旋状に配列しながら、微細な微小管を形成します。当チューブリン微小管は、組織細胞の弾力性保持、気管絨毛、小腸絨毛の形成に寄与します。なお、体内に直接侵入した気は、チューブリン微小管を常宿としています。それゆえ、微小管は、いわば「気の宿直室」と言えます」(森下博士)


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