(35)「食は血となり肉となる」と言う千島・森下学説
この壮大な生命現象の根幹を、半世紀以上も前に解明した理論がある。それが千島・森下学説だ。
それは、千島喜久雄博士と森下敬一博士の両者によって、発見、確立、提唱された生理医学の根本理論だ。
この学説の正しさを裏付ける古来からの教えがある。それはー
「食は血となり肉となる」
「肉は血となり食となる」
食事で「食(栄養源)」は「血(血球細胞)」となり、「肉(体細胞)」となる。→(同化作用)
空腹で「肉(体細胞)」は「血(血球細胞)」となり、「食(栄養源)」となる。→(異化作用)
生命現象とは、この2つの流れで営まれている。これこそ、生命原理そのものだ。勿論、これら千変万化の生命現象も、波動エネルギーによる微妙精緻な指示により営まれていることは、言うまでもない。
千島・森下学説は3本の柱からなる。
①腸管造血説
現代医学は、「血は骨でできている」と教えられているが根本的な誤りである。「食は血となる」から、腸で血球細胞ができるのだ。
②細胞可逆説
「同化作用」「異化作用」を見れば、一目瞭然だ。だから、血球細胞が万能細胞なのだ。
万能細胞があるのか?ないのか? 議論している現代医学は保育園以下なのだ。
ちなみに、マスコミ、学界が総力をあげて「STAP細胞はない!」と断定した小保方晴子さんバッシング。船瀬氏は「STAP細胞の正体」(花伝社)で、「STAP細胞はある。それはリンパ球だ」と断定した。そして、2016年4月、ハーバード大学チームは、やすやすとSTAP細胞の国際的な製法特許を出願したのだった。この事実を日本のマスコミは一字一句、報道しない。
③細胞新生説
悪魔教祖ウィルヒョウは「細胞は細胞からしか生まれない」と述べた。これも過ちだ。細胞は有機物からも生じる。腸管造血で食物(無生物)が血球細胞(生物)に変化している。つまり、ここでもウィルヒョウ説は否定されたのだ。
森下博士は、さらなる高みの理論に到達している。それがー
④経絡造血説
「不食の人」のミステリーが話題を呼んでいる。船瀬氏の周囲にも1年間全く食べなかったなど「不食人間」が増えている。彼らはどんなエネルギーで生きているのか? それは「宇宙エネルギー(プラーナ)」で生きているのだ。
経絡造血の根幹となるのが、ソマチッド理論である。これはフランスの生理学者ガストン・ネサン博士が発見した微小生命体であり、別名「不死の生命」とも呼ばれている。
それは赤血球の1000分の1ほどの大きさで、動物、植物だけでなく鉱物にも存在する。そして、宇宙エネルギー(気)を吸収して増殖する。
森下博士は、これを「吸気成長」と呼んでいる。
森下博士によれば、宇宙の4次元エネルギーは螺旋運動をしているという。すると、螺旋運動は、微小たんぱく質を、螺旋状に紡いで脈管を形成する。それが「チューブリン微小管」である。
この脈管中にソマチッドが宿り、宇宙エネルギー(プラーナ)を吸収して増殖する。そして、それはリンパ球、赤血球、体細胞へと変化していく。
この森下博士が発見した経絡造血理論は、従来の生理学・医学どころか物理学の根幹をもひっくり返す壮大な理論だ。反論できる学者は恐らく皆無だろう。