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どうしても伝えたい日本の真相(29)

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(29)認知症検査は6番目の病人狩り?

 認知症検査こそは、6番目の病人狩りビジネスではないか?

 認知症の検診で、行われているのが「長谷川式テスト」だ。

 精神科で最も採用されており、認知症標準検査となっている。それは、1974年に開発され、1991年に一部改訂を経て、今日まで利用されている。このテストは30点満点で、20点以下だと「認知症の可能性が高い」とされる。しかし、次のような断り書きも添えられている。

「この診断結果は、あくまでも参考です。このテストの点数が悪かったからと言って、即、認知症と診断されるものではありません」

 つまり、「診断の参考に過ぎない」と添え書きで断っている。ところが、「気になる場合は、病院に行って検査・診断をお勧めします」と明記している。

 何のことはない。精神科に引きずり込むための罠だったのだ。精神科に行ったら、その時点でアウトだ。あなたは、ほぼ間違いなく、悪魔の認知症薬を大量投与されるはずだ。「長谷川式テスト」では、次の質問をされる。

(正解1点、不正解0点)

問1→歳はいくつですか?(正解1点)

問2→今日は何年何月何日ですか?何曜日ですか?(年、月、日、曜日で1点)

問3→私たちが今いるところはどこですか?

*正解がないときは5秒後にヒント(家ですか?病院ですか?など)(正解2点、ヒント後、1点)

問4→これからいう3つの言葉を言ってみてください。

  後でまた聞きますので覚えておいてください。

*例=A:桜 B:猫 C:電車(1つ正解、各1点)

問5→100から7を順番に引いてください。

  100引く7は? それからまた7を引くと?(各々1点)

問6→これからいう数字を逆から言ってください。

*例=A:6-8-2 B:3-5-2-9

問7→先ほど覚えてもらった言葉(問4の3つの言葉)をもう一度言ってみてください。

問8→これから5つの品物を見せます。それを隠しますので何があったか言ってみてください。

*例=時計、くし、ハサミ、タバコ、ペン

問9→知っている野菜の名前を出来るだけ多く言ってください。

*途中で詰まり、約10秒待っても答えが出ない場合はそこで打ち切る(10個以上:5点、9個:4点、8個:3点、7個:2点、6個:1点、5個以下:0点)

 さてあなたは、このテストで20点以上取れる自信があるだろうか?

 例えば「今日何年何月何日か?」と聞かれたら、即答はほとんど不可能だ。船瀬氏は、ちょっと待ってと、手帳を確認するという。人間は他に考え事をしていたり、機嫌の悪い時もある。それを一律にやって、「あなたは認知症の疑いあり」と告知されるならば、ショックだろう。これは癌の告知に似ている。

「あとは専門医の診断・治療を受けてくださいね」

 あなたは青ざめてうなずくしかない。

「はい・・・・」

 こうして彼らはまたもや獲物を捕まえたのである。

 あなたは、肩を落として、ため息をつきつつ、精神科クリニックを訪ねるであろう。この時点で、あなたは悪魔の手の内に落ちてしまうのだ。

 近藤誠医師は、慶応大学医学部にいた時の体験を話してくれた。

「癌検診の最後は病理医が顕微鏡で、細胞検診をして、癌かどうか判定するのですが、外科の方から「怪しいやつは全部癌にして」と指示が来るのです」

 つまり、癌かどうかわからないのは、全部癌にしろ・・・という命令だ。だから、本当は癌ではない患者も、癌患者に仕立て上げられてしまう。近藤医師によれば、癌検診そのものがペテンであるという。

「現代医学は、癌細胞の定義を諦めました。細胞検診で見た目ではわかりません」

 これには船瀬氏もびっくりして聞き返したという。

「定義がないのに、病理医は、どうして癌と判断しているのですか」

 これに対する近藤医師の回答に絶句した。

「いい質問です。彼らは気分で決めています。だから、朝に「癌だ」といった標本を夕方見ると「癌じゃない」と平然と言うのです」

 これが癌検診がペテンである証拠である。こんな舞台裏も知らずに、告知されて患者も家族も、泣き崩れる。まさに松竹新喜劇も真っ青のブラックコメディの世界だ。

 さてー精神科でも、これと同じ悪魔の病人狩りが行われているのは間違いない。


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