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どうしても伝えたい日本の真相(27)

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(27)間違いだらけの日本介護ー15のポイント(8~15ポイント)

⑧足腰、弱すぎ→立つ、歩く、走るで「老筋力」を鍛えよう!

 老化は筋力の衰えからくる。次に骨力が衰え、圧迫骨折で火が縮む。腰が曲がる。それを防ぐには、「筋トレ」しかない。

 日本の老人施設で、これらの「筋トレ」を義務化しているという話は聞いたことがない。ラジオ体操ですら、老人ホームでは自由参加なのだ。

 ただでさえ老人は体を動かすことが億劫になる。毎日、義務化して、トレーナーが指導しなければ、自分が積極的に「筋トレ」をやるなどありえない。だから、老人施設に入ると、たちまち足腰から弱ってくる。さらに、困るのが「外出させない」「散歩をさせない」が原則となっている。これは不可解なルールだ。普通の老人ホームでも、一人での外出は禁止であり、必ず介護者同伴でないと、門外に出さない。「徘徊したら困る」「事故を起こさない」などの理由はわからないでもないが、外出禁止=運転禁止と同じだ。だから、みるみる体力が弱り寝たきりとなる。日本の介護は、寝たきりにする悪意のシステムなのだ。

「きんさんの筋トレ」という有名なエピソードがある。ともに100歳の双子姉妹、きんさん、ぎんさんが日本中で有名になった時、姉のきんさんは車椅子だった。しかし、一念発起してトレーナーについて筋トレした結果、きんさんはすたすた歩けるようになった。そして、107歳で大往生するまで全国的な人気者であり続けた。

⑨筋力は骨力だ!→筋トレが背曲がり、縮みを防ぐ

 船瀬氏は「還暦を過ぎたら本気で筋トレ!」と呼び掛けている。背が縮む、腰が曲がる、その理由は骨力の衰えによる骨密度の低下による圧迫骨折なのだ。その骨力低下は、筋力低下が原因だ。だから、年をとるほど筋力強化に励むべきだ。さらに「ひざ痛」「腰痛」「脊柱管狭窄症」も筋トレで回復する。これらの痛みの原因は、筋力の衰えから来ているのだ。それなのに、全ての人が外用湿布、鎮静剤など薬剤に頼って悪化させている。配合されている「消炎鎮痛剤」は、ただ血流を止めて神経を麻痺させているだけだ。だから、薬が切れるとさらに痛みはぶり返し、症状は悪化する。最後は恐ろしい外科手術に引きずり込まれてしまう。船瀬氏の先輩は、脊柱管狭窄症の外科手術の失敗で重度障碍者となってしまった。これらの痛みの症状も、筋トレで治るという真実を知らなかっら悲劇である。

⑩腰曲がりは介護の責任→寝たきりへ一直線

 年寄りは楽なので前傾姿勢をとりがちだ。しかし、それは脊椎の前方部分が圧迫骨折して曲がり、腰曲がりとなってしまう。すると、内臓が圧迫され、様々な症状に見舞われる。さらに、それは寝たきりへと一直線だ。これがロコモ症候群の恐ろしさだ。ロコモとは身体の動作障害から発生する様々な症状を指す。このロコモを防ぐのも一に筋トレ、二に筋トレであり、筋トレ以外に防ぐ方法はない。

⑪運動不足は慢性自殺→早く老け、早く死ぬ

 動物実験も、運動をしないと早く老け、早く死ぬ。逆に運動させると老化を防ぐどころか、筋肉から若返りホルモンのマイオカインが分泌されるからだ。また、運動で癌の3分の2が防げることもマウス実験で確認されている。

 糖尿病や心臓病の予防、治療にも筋トレは目覚ましい効果をあげる。認知症の予防、治療にも運動は目を見張る効果をあげる。運動、筋トレで認知症が改善するという臨床報告は数多い。筋トレで脳に新たな神経細胞が新生することも証明されている。だから、認知症の治療に最適なのは、運動療法なのだ。しかし、それでは製薬会社は儲からない。だから、こんな簡単な知識すら封印され、マスコミも無視するのだ。そして、無知なる認知症老人は、今も薬漬けだ。

⑫もっと笑いを!→驚異的効能「笑い医療」

 笑いには驚異的な治療効果がある。喜劇を見て3時間笑っただけで、癌と闘うNK細胞(ナチュラル・キラー細胞)が6倍も増えることが証明されている。さらに、ストレス、高血圧、高血糖なども劇的に改善する。笑っているアトピー患者は9割治り、笑わない患者は1割しか治らない。

 老人施設には、落語や喜劇のビデオを流すなど、笑いの絶えない雰囲気作りが大切だ。それが地獄を天国にする近道なのだ。

⑬介護士さんの給料を1・5倍に→介護士は次々と辞めていく

 日本の介護現場の惨状に息を呑む。オムツ、放尿、暴力、そして過剰な労働に対して報酬は驚くほど低い。だから、みんな次々と辞めていく。そのストレスは、収容者の老人に向けられていく。そこは、家庭と言うより強制収容所と言った有様だ。まずは介護士たちの報酬を最低でも現在の1・5倍に引き上げるべきだ。

⑭隠れた死因は薬死だ→薬漬けから自然療法へ大転換を!

 薬は毒であり、その毒反射で、症状を抑えて、ごまかしているに過ぎない。病気は体毒で生じる。そこに毒薬を加えれば、毒の二重作用で病気は悪化する。①小食 ②菜食 ③長息 ④筋トレ ⑤笑いの5つのセルフ・ヒーリングで自然治癒力を高める。これが真の健康法である。

⑮死ぬまで恋を!→セックスするほど長生き

 最近オキシトシン(愛のホルモン)が注目されている。それは母子や男女などの触れ合いで、分泌されることが証明されている。さらに快楽ホルモン(エンドルフィン)や感動ホルモン(ドーパミン)、理性ホルモン(セロトニン)などの分泌につながるのである。だから、いくつになっても男女間の想い、触れ合いは、生命と健康を健やかにするために、極めて大切なのである。この真実は老人介護でも、真剣に前向きにとらえられるべきである。

 人生の末期についての考えも狂っている。それが延命治療と言う名の荒稼ぎである。医者の間では香典医療と呼んでいる。つまり、死ぬとわかったら、大量の投薬を行い、治療を強行する。それで最後の荒稼ぎをするのだ。患者は体中にチューブを突っ込まれ、コードを付けられ、まさにスパゲッティ治療のまま息を引き取る。最後は若い医者が馬乗りになって力任せに心臓マッサージを行う。手の下では肋骨がボキボキと折れる音がする。生かそうとしているのか、殺そうとしているのか、わからない。おかしいのは末期医療だけではない。介護「教育」「行政」「利権」みんな狂っている。

 それに対してアメリカは国家を挙げて国民健康運動に取り組んできた。1980年からスタートした「ヘルシーピープル計画」だ。官庁、大学、企業、市民などが一致協力して取り組んできた国民運動だ。そこ結果、アメリカでは単位人口当たりの100歳以上は日本の3倍もいるのだ。これに対して日本は寝かせきりの老人の数は世界ワーストワンなのだ。これは国民を欺き、騙してきた、日本と言う国家のグロテスクな姿である。それは政府だけの責任ではない。考えない、発言しない、行動しないという国民にも責任の一端があるのだ。


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