(18)家庭・社会崩壊へ・・・人類にはもう時間がない!
シシリー宣言は、こう断言している。
「胎児期に、これら化学物質(環境ホルモン)により、甲状腺に影響を受けると、脳性麻痺、精神遅滞(知恵遅れ)、学習障害、注意力散漫、多動症などの永続的な神経異常をもたらす。さらに乳児期での影響は、運動機能、空間認識、学習能力、記憶力、聴覚機能などの発達を損ない、重篤な場合、精神遅滞が起こる」
そうして、「これらの障害の結果、社会的不適応、奇妙な行動、知能低下などが多発する」と警告している。
「さらに、これら攪乱の帰結は、曝露の生じた際の発達段階に左右され、出生から老齢に至る生涯の異なる時点において、様々な形態で発現する」
環境ホルモンと言うコインの裏側は、神経を切れさせる環境ドラッグだったのだ。そして、シシリー宣言はこう訴えかける。
「人類は重大な社会的、経済的な影響を受ける恐れがある」
つまり、地球規模の化学物質汚染は、むかつく、切れるという家庭内暴力や深刻ないじめ、学習能力の低下、犯罪多発など家庭崩壊から社会崩壊まで引き起こしかねないと、世界屈指の科学者たちが悲鳴にも似た声をあげている。
「我々は、科学者として、事実のみを追究する」「世界的な問題には、世界的な解決が必要である」「我々の目的は、国境のない科学と壁のない研究室である」
シシリー宣言は次のように結ばれている。
「できうる限り、広く、早く、この事実を知らせなければならない。人類には、もう時間が残されていない」
しかし、世界のメディア、政府は彼らの悲痛な叫びをもみ消した。なぜか?
彼ら科学者が主張する環境ホルモン規制は、即、化学物質規制につながるからだ。その化学物質とは、石油合成物質だ。それは、即、石油メジャーの利権に直結する。それを掌握しているのがロックフェラー財閥などだ。彼ら秘密結社フリーメーソンこそが人類を支配してきた連中だ。彼らは公然と「人口削減」を掲げている。環境ホルモンと言う科学毒を蔓延させ、人類の生殖能力を破壊する。それが、彼らの陰謀の狙いなのである。同様に、人類の精神能力を破壊して、家畜の地位に貶めて管理する。それも彼らの人類支配戦略の一環なのだ。
シシリー宣言の警告をまとめる。
①内分泌系攪乱物質(環境ドラッグ)は、子宮内でさらされた人、あるいは魚類、両生類、爬虫類、鳥類、および卵のー神経学的、行動的発達と、それに続く潜在能力を損なう。人類または野生動物の潜在能力の損失は、行動的及び身体的な異常として発現する。
②これらは人類の知的能力及び社会的適応性の低下や、環境の要求に対する反応性の障害となって現れるかもしれない。
③現実に起きているこれら能力の広範な損失は、人間社会の性質を変化させたり、野生動物の個体数を不安定にする恐れがある。
④人口レベルでの機能的潜在能力の小さな損失でも、経済的、社会的な重大な結末をもたらす。
⑤環境ホルモンはあらゆる大陸と海中に拡散し、極北と熱帯の原住民にも見出されている。
⑥それらは体内で分解されにくく、一つの世代から次世代へ受け渡される可能性がある。
⑦環境ホルモンの多くは、天然ホルモンより作用は劣るが、天然の数百万倍もの濃度で体内に存在する。影響は深刻である。
⑧全ての人類は汚染されていると確信する。全世界のあらゆる妊婦女性は体内に環境ホルモンを持っており、それは胎児に移行する。
⑨母親の母乳中には測定可能量の環境ホルモンが含まれており、乳児に移行する。
⑩環境ホルモン毒性に関しては、単純に用量・反応曲線は当てはまらない。ある特定濃度で影響は突然現れる。
⑪企業秘密保護法により、産業界の秘密が保たれ、他方、消費者や公的機関が成分情報を知る権利が奪われている。
⑫人類の環境ホルモン曝露が低下すれば、健康管理コスト削減効果は、極めて大である。