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どうしても伝えたい日本の真相(17)

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(17)子供の精神・行動異常が20年で7倍になった!

 子供の発達障害が急増している。1993年は1万2259件だったものが、2014年には8万3750件であった。20年ほどで約7倍増の勢いである。(文部省「発達障害」調査報告)

 「難聴その他」「言語障害」は、ほぼ横ばいに対して、「注意欠陥」「多動性障害」「学習障害」「自閉症」「情緒障害」が異常に増えている。

 「注意欠陥」とは、1つのことに集中できず、落ち着きがなく、じっとしていられない状態を指す。国際的には「ADHD」と呼ばれ、急増が問題になっている。「学習障害」も同様だ。これら子供たちの心身異常の増加は尋常ではない。そして、異常は子供にとどまらない。大人にも発達障害が蔓延している。

 突然切れたり、落ち込んだり、鬱になったり、まさに現代人は、子供から大人まで、どこか変な人が激増している。

 船瀬氏は最近、某大学で500人ぐらいの学生を相手に講演したというが、階段教室を埋めた学生たちの雰囲気、表情が気にかかった。一言でいえば、覇気がない。活気がない。つまり、目が死んでいるのだ。若者なら、生き生きとした輝く目をして当然だ。それが、生気が全く感じられない学生がほとんどだ。

「シープル」と言う言葉を思い出した。これは「シープ(羊)」と「ピープル(民衆)」を合体させた造語である。つまり、「羊のようにおとなしい大衆」と言う意味だ。

 誰によっておとなしくされたのか? いうまでもなく世界の歴史を支配してきた「闇の勢力」によって、精神を骨抜きにされたのだ。正体は、言わずと知れた秘密結社フリーメーソンだ。その中心勢力は、ユダヤマフィアである。ユダヤ教には、「異教徒は、ゴイム(獣)である」との文言がある。つまり、秘密結社の陰謀により、家畜並みにされた人類の姿・・・それが激増している「発達障害」の正体なのだ。

 その原因は、まず化学物質汚染である。「発達障害が激増している」ことを証明するグラフを見て、船瀬氏の心に一つの警告が浮かんだ。それが「シシリー宣言」である。

 「シシリー宣言」を取り上げたメディアは皆無である。そのマスコミの隠蔽体質にも、船瀬氏は改めて唖然としたという。しかし、メディアだけでなく、行政も政界も学界も、この「宣言」を完全黙殺した。それも当然である。

 「シシリー宣言」は、化学物質による人類の精神破壊の戦慄を、根底から批判、告発していたからだ。「環境ドラッグ」の発刊は、1999年である。現在は、当時と比べても約3・5倍も発達障害は増加している。そのグラフは、まさにうなぎのぼりである。人類は、確実に精神を蝕まれている。船瀬氏は「環境ドラッグ」と言う言葉を造語した。「知的能力、社会適応性に悪影響の「環境ドラッグ」とは何か?」 それは、「精神を侵す化学物質」である。

 船瀬氏が「環境ドラッグ」を執筆するきっかけになったのが「シシリー宣言」である。1995年11月5日~10日、イタリア・シシリー島エリセの国際会議場に世界中から18名の科学者が集まった。この学者たちによる緊急宣言こそが「シシリー宣言」である。この国際会議の目的は、内分泌系攪乱物質(環境ホルモン)の害に関する国際シンポジウムだった。しかし、学者たちは、各々が持ち寄った研究報告を検討して愕然とする。それまで、環境ホルモンは、生殖系などのホルモンを攪乱するものと思われていた。しかし、国際的な調査研究の現状は、さらに深刻な事態を捉えていたのだ。その影響は、肉体にとどまらず、精神や行動にまで及んでいた。

「内分泌系攪乱物質(環境ホルモン)は、子宮内で曝露した人の神経的・行動的発達と、それに続く潜在能力を損なう」(「シシリー宣言」)

 つまり、子宮内で胚が成長して胎児として人の身体を形成する過程で、環境ホルモン(化学物質)により、神経的な損傷を受け、それが生後の行動異常をもたらす。まさに、発達障害そのものだ。

「それは化学物質にさらされた胎児の可能性を蝕む。発達途上の脳へのホルモン攪乱物質の曝露は、その構造及び機能に恒常的な変化をもたらす」と警鐘を鳴らすのは「宣言」に署名したアブラハム・ブルーワー博士、フレデリック・フォム・サール博士らである。

 「その化学物質にさらされた結果は、行動的、身体的異常として発言する。これは知的能力及び社会的適応性の低下や、環境の要求に対する反応性の障害となって現れる」(「シシリー宣言」)

「社会的適応性の低下とは、不登校やいじめ、校内暴力、非行、犯罪などである。これら「行動異常」の特徴は、「衝動性」「攻撃性」「多動性」そして「抑鬱性」である。つまり、内にこもっていながら突然切れる。自分がコントロールできない。環境ホルモンと言う化学物質汚染は、性ホルモンなどの分泌を阻害するだけでなく、脳や神経の発達迄損傷し、精神や行動を狂わせていたのだ。


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