(1)化粧品業界は船瀬氏にヒットマンを放った!
これは船瀬俊介著「書かずに死ねるか!」の要約である。船瀬氏は医薬・医療業界、化粧品業界、食品業界に対して批判の書を書いている評論家である。船瀬氏の見解はすべて専門家の具体的証言に基づいている。それゆえ、信頼できる主張と言える。
「ヤクザが、船瀬さんをつけ狙っていたんですよ」
この一言に、船瀬氏は耳を疑ったという。
そのヤクザに依頼したのは、化粧品会社S社という。
船瀬氏は25歳の時、消費者団体スタッフとして「危ない化粧品」を執筆した。この本は、約150万部もの超ベストセラーとなった。
船瀬氏は化粧そのものを否定したのではない。問題は、スキンケアと称する基礎化粧品類である。それは、スキンケアにはならず、スキンダメージになるだけであった。大阪大学医学部・皮膚科部長、田代実博士などの具体的証言に基づき、同書をまとめたという。「お手入れ」は「お手荒らし」だったのだ。
全国の女性たちは唖然茫然であった。その反響はすさまじかったという。さらに船瀬たちは大手化粧品7社の社長を詐欺罪(刑法46条)、薬事法66条違反で東京地検に刑事告発したという。独立してからも、船瀬氏は化粧品告発シリーズを書き続けた。メーカー名、商品名なども、すべて実名で記載、公表、告発したという。テレビや雑誌CMも遂次、克明に取り上げ批判した。
メデイアで巧みにCMされる基礎化粧品の正体は、詐欺商品である。その市場は、約2兆円である。それを「詐欺犯罪」と真っ向から告発したため、大手S社は業を煮やしたのか、ついに、ヤクザを雇って、船瀬氏の命を付け狙わせた、と言うわけである。
「まさか・・・・」と船瀬氏は一笑に付した。「本当の事ですよ・・・・」と情報提供者M氏は、声を潜めた。彼は知り合いの警察関係者から直接聞いたという。当時、船瀬氏は練馬の光ヶ丘団地に住んでいた。そこで、ヒットマンは待ち伏せてしていたという。当夜、帰宅しなかったので、危うく難を逃れたというわけである。
「科学捜査関係の警察幹部が、襲撃情報を察知して、直接ヤクザに「やめろ」と指示したのです。「組員をしょぴくぞ」と釘を刺した。それで計画は止んだのです」
しかし、20年以上も昔のことなので、どうも実感がわかないという。「人並みならピストルは撃てません。危険なのは暗がりですよ。歩きは避けて目的地までタクシー使ったほうがいいですよ」とまで彼は忠告してくれた。
S社をはじめ化粧品業界は、船瀬氏の具体的告発に一言の反論もできない。そこで、口封じにヤクザを雇ったのであろう。
船瀬氏は、化粧品にとどまらず、合成シャンプーが「経皮毒」であり、禿・脱毛のもとであることも三重大医学部の実験報告に基づき告発している。禿のもとを振り掛け、抜け毛に悩む・・・まさに猿以下の滑稽な構図である。
マスコミCMは大衆を猿以下のレベルに貶めているのだ。また、船瀬氏は食品業界、最大のタブー「味の素」にも切り込んでいる。それはれっきとした「神経毒物」なのである。それらは自民党政府ですら「毒物」と認めた有毒商品なのだ。それで赤ちゃんの肌着どころか、体まで洗えとCMする。恐ろしい業界である。そして、マスメデイアでは自民党政権ですら認めた有毒商品を、一言も批判できない。一言でも、その事実を口にすれば、間違いなく首が飛ぶ。まさに大企業ファシズムである。この国のメデイアに、報道の自由、言論の自由など存在しない。
目覚めた消費者は、無添加の安全な石鹸で快適な生活を送っている。神経毒を使うこともない。船瀬氏が望むことは、目覚めて、自立した人々がゆったり安心して暮らす世の中である。しかし、テレビや新聞などのマスコミは洗脳装置と化している。教育の正体は狂育である。真実を隠蔽し、虚偽を注入する。政府は、とっくの昔に「闇の勢力」に乗っ取られている。医学の正体は黒魔術であり、医療は殺人システムと化した。病院は今や有料「人間屠殺場」である。船瀬氏の願いは、目覚めた人を一人でも増やすことである。