(35)「バージニア極右暴動事件」と「デモ参加者募集広告」
ハザールマフィア系マスコミの転向と時を同じくして、有名女優やモデルなどが、ハリウッドの大物によるセクシャルハラスメントを告発する「セクハラ騒動」が起こり、拡大していった。特に大物プロデユーサーのハーヴェイ・ワインスタイン絡みのスキャンダルは、一大騒動となった。また、俳優のメル・ギブソンも、ハリウッドに巣くうハザールマフィアの「悪魔信仰」的な所行について告発している。BBC(英国放送協会)の番組収録後のインタビューで「ハリウッドのエリートたちは、毎年大量の子供たちを虐待している。そして、子供たちを殺して血を飲み、肉を食べる。彼らは、その行為から生命力や繁栄を得られると信じている」と、ハザールマフィアの悪魔信仰の影響下にあるハリウッドの陰惨な内情を語った。
もちろん、ハザールマフィア側もやられっぱなしではない。全米各地で、世論を誘導すべく、様々な動きを見せている。
2017年8月12日、バージニア州シャーロッツビルで、「白人至上主義者(右派)が対立する反対派グループ(左派)のデモの列に車で突っ込み、1人が死亡。10数人が重軽傷を負った」とされる事件が報道された。このデモは、南北戦争の南部連合司令官、ロバート・E・リーの銅像撤去問題に端を発するものである。左派は、この像を人種差別的であるとして撤去を求め、右派はリー将軍の歴史的偉業を尊重すべきと撤去に反対していた。
事件直後から、大手マスコミによって一斉に、「トランプの支持層である白人至上主義者の犯行だ」と、トランプに対するネガティブキャンペーンが開始された。しかし、NSA筋からの情報によれば、事件はすべて国務省の職員が演出した捏造とのことである。
さらに、現地でデモの取材をしていたベンジャミン氏の知人からも、「呼びかけで集まった右派の人々は警察当局から解散命令が出された時点でおとなしくその場を去った」との証言を得ている。デモに車で突っ込んだ犯人は、右派の人間ではないというのだ。
さらに知人は「報道されていたようなKKK(クー・クラックス・クラン)の活動家が集結したという事実もない」と語っていた。
そして気になるのは、事件の1週間ほど前から人材募集ウェブサイトで出されていた、時給25ドルの「デモ参加者募集」の広告である。これはノースカロライナ州での募集広告だ。この募集広告を出している会社のウェブサイトを見てみると、なんとこの企業は全米各地で「抗議デモや集会などのために大勢の人員を調達するサービス」を提供しているのだ。全米各地で起きているその他のデモでも奇妙な目撃情報が相次いでいる。
なんとも不可解なことに、黒人団体「BLM」の活動家たちと、白人至上主義団体「KKK」の活動家たちが、デモ開始場所の近くまで同じバスに乗ってやってきたと言うのだ。一触即発状態であるはずの対立メンバーがバスに同乗してくるなど、ありえない話である。
「民族を分裂させて戦わせる」と言う手法は、ハザールマフィアの歴史的な常套手段である。多くのサクラを雇って、このようなデモやテロ事件までも「演出」しているのだ。
過去においてもベンジャミン氏は、2012年のオーロラ銃乱射事件、サンディ・フック小学校銃乱射事件、2013年のボストンマラソン爆破テロ事件、そして2015年のパリ同時多発テロ事件、それらの事件現場の写真に写る「泣き叫ぶ女性」が、どう見ても「同一人物」であるという事実を報告した。今回の一連のデモ騒動も、サクラを使った「ヤラセ」である疑いが濃厚である。