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マネーカースト(10)

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(10)米軍クーデターで誕生したとランプ軍事政権

 ハザールマフィアの弱体化を象徴するように誕生したのが、ドナルド・トランプ大統領である。トランプ政権とは、アメリカ軍がハザールマフィア打倒のために作り出した傀儡「軍事政権」に他ならない。では、なぜ今になってアメリカ軍がハザールマフィア打倒に動き出したのか? 

 その大元の要因は「アメリカ経済の失墜」である。つまり、アメリカ軍はアメリカ政府の破産を予感して、自分たちの未来に不安を感じたからである。アメリカ軍は世界最大の軍隊である。その軍事費は、年間予算6000億ドル(約66兆円)である。世界全体の軍事費に三分の一を占める規模である。陸海空軍や海兵隊、沿岸警備隊を合わせれば140万人となる。現在でも国防総省(ペンタゴン)が公表しているだけで150か国以上に軍隊を派遣している。だが、それだけの規模のアメリカ軍を維持する経済力は、アメリカにはもう残っていない。

 アメリカ軍上層部が自分たちの未来としてイメージしたのは、ソビエト崩壊後の旧ソ連軍将校たちの悲惨な姿である。国家は滅亡し、ジョージ・H・W・ブッシュ(パパ・ブッシュ)によって実質的にアメリカ経済の統治下に置かれ、仕事を奪われ、年金ももらえず、妻や娘は生きていくために売春に手を染めるという地獄絵図である。

 以前、ペンタゴン幹部が「解体されるくらいなら、第3次世界大戦を起こしてでも、軍が生き残る道を模索する」と真剣な表情で語っていたことを思い出す。このままでは、ペンタゴンやワシントンD・Cに巣くうハザールマフィアと共倒れになる。いや、切り捨てられ,破滅することになる。そのような未来を回避するために、捨て身のクーデターを画策したのだ。

 アメリカの中枢は、ロックフェラー一族を領袖とするハザールマフィアに乗っ取られている。近年でいえば、パパ・ブッシュ、ビル・クリントン、ベビー・ブッシュ(ジョージ・W・ブッシュ)、そして前任のバラク・オバマとアメリカの歴代大統領は、アメリカ国民に選ばれた人物ではなく、ハザールマフィアの利益のために選ばれた代理人であり、操り人形である。大統領を持ち回りして、アメリカの権力を掌握してきたのだ。アメリカ軍が主権を自分たちの手に取り戻すためには、ハザールマフィアの息のかかっていない大統領を出すことが必須だったのである。

 では、なぜアメリカ軍はトランプを担ぎ出したのか? もともとアメリカ軍とトランプに強い関係があったわけではなかった。2016年の大統領選で、トランプの敵であるヒラリー・クリントンはハザールマフィアを後ろ盾にしていた。つまり、「敵の敵は味方」の論理からアメリカ軍はトランプ支持に回ったのである。

 選挙戦が始まるころから、ペンタゴンとCIAの両筋よりベンジャミン氏の元に「マダム・プレジデントの誕生は絶対に阻止する」との情報が入ってきた。「ヒラリー潰し」に対するアメリカ軍の本気度が伝わるものだった。

 一方、ハザールマフィアは、傘下の大手メデイアを使ってトランプの過去のわいせつ発言などネガティブキャンペーンを執拗に展開し、ヒラリー陣営に都合の良い情報ばかり流し、終始「ヒラリー優勢」と報じた。世論操作だけでなく、電子投票システムに細工して不正選挙を画策するなど、ヒラリー大統領にすべくあらゆる手段を講じた。

 しかし、国務長官時代に私設メールサーバーを通じて仕事のやり取りをした「私用メール問題」や、夫のビル・クリントンが主催するクリントン財団の金銭スキャンダルなど、国民のヒラリー陣営への不信感はピークに達していた。国民の革命的気運が高まり、トランプにとって追い風となっていく。さらには、バックにつくアメリカ軍がハザールマフィアの妨害工作からトランプを守り続けた。結果、大統領選挙では、トランプが302人の選挙人を獲得し、ヒラリーは227人であり、75人の大差をつけてトランプが勝利を収める。

 このようにトランプは、国民のフィーバーとアメリカ軍のバックアップを受け、ハザールマフィアを征して大統領の座に就いたのである。

 今回の大統領選挙は、ハザールマフィアの弱体化が目に見えて現れた出来事だった。しかし、窮するハザールマフィアが何を仕掛けてくるかわからないので油断はできない。現在、アメリカはトランプを神輿に乗せたアメリカ軍とハザールマフィアが対決する内戦状態にある。今後、アメリカのみならず世界を巻き込んだ激しいせめぎ合いが続くはずである。


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