(27)アッと驚くノーベル平和賞メンバーの戦争屋たち
あからさまにノーベル賞をこき下ろされると普通の人なら怯んでしまうだろう。しかし、ノーベル賞が、闇の勢力に支配されていることを窺わせるのが、平和賞の受賞者の顔ぶれだ。
「ロスチャイルドは、自分たちの利益に貢献した者を顕彰するのにノーベル賞を利用し、ノーベル平和賞に至っては、極端に政治的な色合いが強い指名になっている」「以下のメンバーを見れば、あり得ないメンバーが名を連ね、あっと驚くこと請け合いで、「平和に貢献した」どころか、侵略戦争を仕掛けた当事者ばかりである。死の商人であるロスチャイルドを儲けさせることに貢献した人物ばかりが選ばれている」(ブログ「日本人の覚醒」)
つまりは、「お手盛り」受賞である。調子に乗って身内にばら撒き過ぎた。そのため、ノーベル賞の化けの皮が剥がれてしまったのだ。
大笑いは1973年、ヘンリー・キッシンジャーの平和賞受賞である。国際秘密組織イルミナティの番頭が、平和賞なのだからブラック・ユーモアの極致である。1974年の佐藤栄作も爆笑ものだ。沖縄返還の密約当事者であり、「作らず、持たず、持ち込ませず」と言う非核三原則のペテンをでっちあげた。(日本の米軍基地には核兵器がうなっている) 2009年のバラク・オバマも大統領時代に、アフガニスタン戦線から米兵を撤退させるどころか、3万人も増派している。まさに、ロスチャイルドの忠実な下僕の戦争屋だったのだ。
ノーベル賞信者はここまで読みとへこんでしまうかもしれない。「だけど、マララさんなんかも平和賞を受賞しているじゃないの?」こう反論したくなるかもしれない。それに対しても先のブログ「日本人jの覚醒」は辛辣だ。
「マララと言う少女にノーベル平和賞が与えられたのは、彼女がただ単に英語がうまいからである。彼らはどうやら、英語を世界統一言語にしたいらしい。日本や彼らが苦手とする日本語は、この世界から消滅させたいらしい」
マララさんの苦難は、まさに美談であり、誰もが感動する。彼女には何の罪もないが、その健気さを利用する悪意の存在を忘れてはならない。彼女の悲惨な体験は過激な武装勢力への「テロとの戦い」を正当化し、弾みをつけるものだからだ。2017年12月、この年のノーベル平和賞に反核平和団体ICANが突如、受賞した。船瀬氏はこの一報に「ほうっ」と思ったという。反核平和とは、原水爆、原発に反対し、核なき未来を訴える運動だ。ICANとは、「核兵器廃絶国際キャンペーン」の略字である。2007年にスタートした国際NGO(非政府組織)で、スイス・ジュネーブに本拠を置く。101か国から468団体が参加する大規模な国際市民運動となっている。2017年、核兵器禁止条約の国連での成立に向けて、大きな働きをして来た。それが同年のノーベル平和賞に繋がった。
皮肉なことに唯一の被爆国である日本の安倍政権は、この核兵器禁止条約に反対して、世界を唖然とさせている。戦争利権屋たちにとって、禁止条約などまさに邪魔ものに過ぎない。船瀬氏がICAN受賞に驚いたのは、核や戦争を最大規模の利権としているロスチャイルドやロックフェラー両財閥が、よく認めたものだという意外性だ。これら双頭の悪魔が、ノーベル賞を支配してきたのは、これまで述べたとおりである。これも魔王の死と言う2017年ショックの影響ではないのか?さらに、ロックフェラーは石油王であり、ロスチャイルドはウラン王である。石油をロックフェラーに譲ったロスチャイルドは、新しいエネルギー源、原子力利権の全権を握ったのだ。しかし、ICANは核兵器の廃絶と同時に原発の廃絶も求めている。彼らの言う「核なき社会」とは、そういう理想社会なのだ。そのような国際NGOの存在はロスチャイルド財閥にとって、決して認めるわけにはいかない。それなのに、ノーベル財団が平和賞を授与することを黙認した。魔王の死は明らかにロックフェラー支配力の低下を誘っている。双頭に悪魔の他方ロスチャイルド一族の当主(6代目)と目されるナサエル・チャールズ・ジェイコブ・ロスチャイルドは1936年生まれの82歳である。デイビッド・ロックフェラーの101歳には及ばないが高齢である。やはり、両家のノーベル賞に対する影響力は低下しているのだろう。喜ばしいことである。