(28)アメリカだけにUFOテクノロジーを独占させるわけにはいかない!-ロシアやフランスの宇宙人研究
竹本「高野さんは、要するにロシアがUFO、宇宙人の問題を研究しているのをよく知っているんです。だから、そのあたりに触れていただけますか?」
高野「旧ソ連の時代、ソユーズUFO研究センターと言うのがあったんです。つまり、ソ連邦ですよ。国が作ったUFOの調査研究センターがあったんですね。今はそれは民間に変わったりしている。彼らがやっているのは何かというと、重力制御と、いったいどこから来たんだ、原理原則は何なんだという調査研究なんです。なぜその研究をやるのかと言うことを聞いたら、答えは大体、そのテクノロジーを我々が手中にすることができれば、世界に対して力を握ることができる。これはフランス国立宇宙研究センターのユベール・キュリアン総裁が来られた時もそうです。「アメリカに対抗して、フランスはフランス宇宙局の下部組織に未確認空中現象調査機構をどうして作ったんですか」と言う質問をした。「それはアメリカ1国だけにさせておくわけにはいかない。このテクノロジーをアメリカだけが取るんだったら、我々も頑張ってUFOの現象の調査研究からそういうテクノロジーの一部でも取得することができれば、世界に対して影響力が強くなる。だから、UFOの調査研究をするのは当たり前だ」と言う話だったんです。それと同じことを旧ソ連がやっていましたね」
竹本「あと、環境が良かったんですね。物理学者でロケット研究者でSF作家でもあったツィオルコフスキーとかノーベル生理学・医学賞を受けたパブロフとかみんなね。パブロフなんか、超能力が好きだったんです。自分の条件反射の研究をその当時の動物心理学者が利用していた」
高野「旧ソ連ではエクストラセンサー(超能力者)と言って、これもすごかったですよ。本当にいるんだから。ちょっとしたところは実用的なことをやっています。当時、モスクワ空港のカウンターにいたんです。サングラスをかけて、コート着て、トランシーバーを持っている奴が上にいた。僕らについてくれたのはKGB(ソ連国家保安委員会)の職員なんです。「あいつはエクストラセンサーだから」と言うんです。それで実験してやろうと思ったんです。当時、ルーブルは持ち出し禁止だったんです。そっれを本の中に入れて、モスクワ空港でレントゲンなんかなかったですから、通ろうとしたら、「待ちなさい。トランクの中から本を出せ」と言う。本の中からルーブルが出てきた。上にいる奴がトランシーバーを持っていて、命令しているんです。
、前にいた奴が、インコ(聖像)をコートの内側に編みこんだ。外から絶対にわからないです。石だからレントゲンあるいは金属探知機も通らない。そのインコは非常にきれいな素晴らしいもので、1個ずつ丁寧に中に編みこんであったんです。「ここの内側にインコがある」と言っているんです。僕らは、当時ついてくれた○○会社があって、実はそれは全部KGBだったんです。そのKGBの内幕と言うか、KGBの職員に直接聞きましたから。なぜ、UFOの調査研究をやっているのかと言うことだが、このUFOの問題に関してどこまで国は力を入れてやっているのか、どこでどういう実験をやっているのかと言ったことも聞きました。重力制御、同じようなことをしている。旧ソ連は、第2次世界大戦中は、UFOを連合国かもしくはドイツか日本の秘密兵器だと思っていたんです。「その記録は残っています」と言っていました。戦時中は、アメリカ、連合国側もUFOはドイツか日本の秘密兵器だと思っていたんです。ドイツもフォツケウルフ(航空機製造会社9が撮影した報告書の中には「連合国側の秘密兵器だ」と書いてあるんです。つまり、戦時中は、互いが互いの国の秘密兵器だと思っているんです。戦争が終わって、実はふたを開けてみたら、どこの国のものでもなかったというところが問題だったんです」
竹本「それと、先ほどシギントだっけ、コミントだっけ、何か言っていたでしょう」
高野「コミント情報」
竹本「コミント情報と言うのはコミュニケーションのインテリジェンス。つまり、通信の情報収集から暗号解読することを「コミント」と言って、「シギント」と言うのは電子信号などの傍受で情報を得ることですね。そういうふうに情報の世界では分かれているので、それはメモとしてお知らせしておきます」
飛鳥「大槻教授が僕にポツリと「飛鳥さん、君のおかげであれから困っているんだよ。君があちこちでプラズマ兵器、プラズマ兵器と言うから、とうとう三菱重工業から連絡が来ちゃった」と言われたことがあったんです」
竹本「やるって?」
飛鳥「大槻さんはうっかり言っちゃったんだよ。向こうからアクセスが来たということ。もうすでにやっているんじゃない。だから、秘密情報漏洩になる。きちんとやらなきゃいけないんじゃないかな」
高野「ちょっとしたことでも、ココム違反(共産主義諸国への軍事技術・戦略物資の輸出を禁止・規制)になっちゃうから」
竹本「そうですね」