(21)地球防衛構想、SDI計画は対地球外の脅威に対してのもの
竹本「先ほどのエドワード・テラーの話は面白かったですね。エドワード・テラーは、実は高野さんも直接会っているのです。そのあたりを教えていただけますか?」
高野「SDI計画とスタービース構想、当時の旧ソ連とアメリカがお互いの戦略を合致させて、地球防衛構想を作ろうとしたんです。僕は、博士に「敵は一体どこの国ですか?」という質問をしに行ったんです」
飛鳥「なるほど。それはみんな思うよね」
高野「米ソが組んで争いができる国はどこにもない。博士は最初に「フセインみたいな奴が出てきたら叩くんだ」と言ったんです。それで僕は「おかしいでしょう。米ソが寄ってたかって、ああいう小さな国を叩くんですか」と聞いた。どうもそれじゃ、理論的におかしいと思ったんでしょうね。次に「隕石が来るから、それを撃ち落とすために」と言い出した。「あれ、先生、先ほど言っていることと違いますよ。レールガンは全部宇宙空間を向いていますよね。最初に言っていたフセインみたいな奴が出てくるんだったら、レールガンは地上に向けるべきでしょう。なぜ外に向いているんですか? 対地球以外の脅威に対して米ソが共闘して取り組む防衛構想じゃないんですか」と、僕は質問しに行ったんです。先ほど飛鳥さんが言われたように、実はエドワード・テラーはユダヤ人です」
竹本「ハンガリーのユダヤ系ですね」
高野「その同じハンガリーのユダヤ人協会に属していたのがコールマン・S・フォンケビュツキーと言う親父だったんです。僕はその人にずいぶん教わった。彼はハンガリー帝国海軍の情報将校なんです。後々、大佐になるんですけど、彼からエドワード・テラーと言う人間を紹介されたんです。とんでもない化け物ですね。先ほどお見せしたサイン計画から、ありとあらゆるアメリカ政府の空軍にかかわるUFO計画に最初から名前が全部出ている。その人が「UFOのことなんか知らないよ」と言うんですから」
竹本「付け加えますと、エドワード・テラーとう人は、UFO研究家から、こういう風に言われているんです。1953年にキングマン事件と言うのがあって、UFOが墜落したんです。そこに生きていた宇宙人がいまして、その中にJロッドと言う名前の宇宙人がいるんです。それの担当者がエドワード・テラーだったんです。それで、不思議なことに、エドワード・テラーは水爆の父と言われていますが、実はもう一人、水爆の父と言われているのはスタニスワフ・ウラムと言う人なんです。この人は数学者なんです。数学者と物理学者が協力して、水爆の父と言われるようになった。スタニスワフ・ウラムはエドワード・テラーのことを馬鹿にしていたんです。実験をやっても失敗するし、頭は悪いし、どうしようもない野郎だと言っていたんです。ところがある時からテラーがすごくなってきたんです」
飛鳥「変貌するんだ」
竹本「実は、その変貌する理由が、このJロッドにあるだろうと僕は思っているんです。つまり、Jロッドと言うのは、本当に頭のいい宇宙人です。頭は大きいんですが、彼に何か質問するでしょう。そうすると、数式で答えるらしいんです。すぐに数式で答えるので、そのJロッドに常にいろいろ情報を聞こうということで、アメリカの科学のコンサルタントになったという人なんです。皆さんは、信じられないように思えるかもしれないですが、そういった証言は結構あるので、Jロッドと調べると、ロックンローラーも出てきますが、その宇宙人のミステリアスな話が出てきます。
エドワード・テラーは、おそらく水爆の原理とかそういったものも彼から聞いたんだろうと思うんです。ですから、UFO問題と言うのは水爆以上の情報価値があるという文書もあるんですけど、こういったことがわかるというか、トップシークレットと言うのがあるんですが、それ以上に、5ランキングぐらいの高いレベルがある。USAP(非認可特別アクセス計画)とかWUSAP(複合USAP)とかいろいろあるんですが・・・・」
高野「クリプト(極秘を超える機密)情報とか」
竹本「クリプト情報に関しては、基本的に水爆とか宇宙人問題が関係しているんです。だから、ヒラリー・クリントンがもし情報公開したとしても、彼女は初めから知って知るんですよ」
飛鳥「あの女は確信犯です」
竹本「「自分が情報公開できるのは、国家安全保障上問題ないものだけです」と最初から言っているんです。つまり、トップシークレットぐらいまでしか出せなくて、それ以上は出せない。ケネディの話も出せないし、全部出せない。そういう仕組みになっているんです」