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宇宙人、UFO、軍事の最高機密(3)

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(3)第2コペルニクス革命と開星ルネッサンス

竹本「竹本良でございます。今日は、とりあえず40分間あるというので、「第2コペルニクス革命と開星ルネッサンス」ということでお話申し上げます。私がUFOに興味を持ったのは高校時代でした。その頃は「未来の記憶」の作者エーリッヒ・フォン・デニケンの本かで宇宙考古学というのを知って、本当に宇宙人がいるのかなと思っていました。いろいろな遺跡に宇宙人の痕跡があるという話があって、当時はまだ余り信じてはいませんでした。大学に入って、森脇十九男さんという、後に「開星論のUFO党」という政党を作る男と出会いました。森脇さんは早稲田大学の構内で、いろいろな学生に「UFOって信じる?」「宇宙人いるって知ってる?」と聞きながら、着流しを着て、おかっぱ頭で歩いていました。大学2年のとき、友達に紹介してもらって、初めて森脇さんにお会いしました。背が小さくて、おかっぱ頭で、眼鏡をかけて、着流しで歩いている不思議なおじさんでした。彼の3畳間の木賃アパートの部屋に連れて行ってもらい、驚いたことに、そこに世界各国のUFOの文献があったんです。こういう情報がこんなに沢山あるのに、日本人の我々には知らされていないことがわかって、これは紹介しなくてはいけないと思ったのです。その後、森脇さんと一緒に情報を少しずつ翻訳していきました。そんなことをやっているうちに、UFO情報はオカルトではないことを示すための嘆願書を作って、UFO問題を真剣に考えてくださいということで、彼と一緒に、朝日新聞とか、いろいろな新聞社も回りました。NHKも回りました。そこから、本当にUFO情報というのがあるんだということが分かったのです。

 その時は、アメリカの大統領がUFOあるいは宇宙人の情報を暴露すれば、それで終わりだと思っていました。すぐにでも公開されるだろうと思っていたのです。だが、全然公開しないので、それから40年間、UFOを研究することになってしまったのです。

 最初はマスコミ作戦とかいろいろなことをやっていましたが、「やはりE・Tはいた!-コズミック・ウォータゲート事件の全貌」という本を森脇さんと一緒に書いて、大陸書房という出版会社から1983年に出したりもしました。とりあえず、一般的な情報を暴露しておいて、情報を集めながら、いろいろと活動していたわけです。

 その時に知り合ったのが高野誠鮮さんです。彼とは40年来のお付き合いになります。「ナポレオンの村」ではありませんが、彼がこれほど有名になるとは全然思わなくて、普通に付き合っていたんです。確かに彼は活動家です。こんな活動的な人がいるんだなとびっくりした覚えがあります。

 森脇さんは、反核開星地球統合論という不思議な理論を打ち立てました。円を3つ書いて、1つは反核、1つは開星、もう1つは地球を統合する。その3つの三角形を自分が黒板か何かに書いている夢を見たらしいのです。最初は何を言っているのだろうと思っていましたが、実はその後、ゴルバチョフとレーガンがあった時に、「もし地球外知的生命体(宇宙人)がいれば、我々はもっと壁を越えて仲良くなれるのにな」という表現をされました。一般のマスコミにはあまり情報は流れなかったと思います。

 先ほど第2コペルニクス革命といいましたが、僕はこの40年間ずっと、UFOと宇宙人の問題はオカルトではなく、天動説から地動説になった以上の純粋科学的なインパクトがあるのではないかと考えていました。当時、地動説を唱えたのは自然哲学者とかスコラ哲学、神学者あるいは宗教者といった限られたエリートたちでした。ところが今は、UFOと宇宙人の問題は哲学者とか科学者ではなく、むしろ一般市民がスマホでUFOを撮影したり論じたりしています。それをとりあえず「第2コペルニクス革命」と表現しています。第2コペルニクス革命は、オカルトとか単なる考え方云々ではなく、時代の大きな思潮のように感じます」


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