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日本と天皇家の機密(20)

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(20)東武皇帝の国体府の貨幣、会津銀判に刻まれた16菊家紋の謎(小野寺氏)

 私の叔父に東園基文と言う人がおります。この人は今この政体である明仁君を、生まれたときから政体天皇になるまで皇子傳育官として育てました。今は基文氏の息子の基政氏が愛子殿を育てております。そんな事情は私的なことでございますが、例えば戊辰戦争の時に、徳川慶喜と言う人は戊辰の前に政体側に降伏して、政体側についたわけです。戊辰戦争と言うのは、単なる小さな会津藩を滅ぼすためのもので、全国の大名を動員して攻めなければならないほど会津の勢力は強大なものだったのでしょうか? 会津藩は本来、政体側の藩でございます。その時、すでに将軍慶喜は政体明治方に降参していたわけです。しかるに、会津銀判と呼ばれている慶応4年(明治元年)に造られた貨幣には、16弁菊家紋が打たれております。一般的常識では会津と16弁菊家紋を使う家とは、戊辰戦争で対立していたわけですよね。慶応4年は明治元年でございますから、なのに、敵の紋がどうして会津藩の貨幣に使われているのですか? まさにそれが、通称東武皇帝と呼ばれている国体府の貨幣であり、この貨幣は新潟港からグラバーらによって海外に持ち出され、その清算がそのままなされずに、それが現在の世界の金融の土台になっている金銀なのでございます。私は現況では、あまりそういう分野には携わらないことにいたしております。でもその実態は、そういう世界で述べられているものとは全く違います。

 例えば、明治44年に、明治帝は実際に自ら率先して南朝正統を云々したわけでは無く、本来から言えば拒絶できたわけです。だけど拒絶したならば、自らの生命が危ない。だから承認せざるを得なかった。・・・亡命するとしたら、国体府の財産でも預かっていれば自分が使える安全な場所に移しておこうと考えませんか? 第1次世界大戦と言う混乱の世界では、海外に持ち出す機会はいくらでもあったわけです。

 私はフィリピンのマルコス氏の長男がどうしても会いたいと言うので、会ってあげました。彼らの国に日本のある問題が彼らに不幸を与えているという。その時に生臭いお金の話がなされたので、私はそういう問題には関係を持ちたくないと思い、聞かぬと言って戻ってまいりました。

 国体(南朝)は一般的には620年ほど前に滅んだとされている。現在は、元中9年の和睦と言うことで、国体(南朝)の後亀山天皇が後小松院に皇位を譲ったとされています。譲る条件は迭立といいって、以降、交代で皇位を継承するという条件の下に三種の神器を後小松院に渡したわけでございます。鎌倉幕府の時の条件は、迭立は10年ごとという条件だったのですが、足利義満が国体府に提出した和睦条件には何年という期限が入っていなかった。それゆえに、伊達政宗などは10年ごとと判断して、国体(南朝)側に立ち、皇位交代をせよと兵を挙げたのは事実でございます。そんな経過を経て、最終的には、後小松院がなくなって数年後の嘉吉3年、わが先祖方において、三種の神器を回収したわけでございます。

 この神器と言うのは、天皇家先祖の御霊をとどめるがゆえに神璽と言うわけでございます。ですからそれを所持しないということは、当然、先祖祭が出来ないことで、皇統を継承するということには三種の神器、特に「神璽」の奉祀が無くてはならぬわけでございます。でも現代の歴史学の世界では、三種の神器のうち、一番重要な神璽をないがしろにして、剣璽、鏡璽といって・・・・・。これらの璽は実際には、私は作った所を見たわけではiませんので、お話しするのはどこまでも先祖より伝えてきた条件です。剣璽を広東大学の李教授に写真で判定していただきました。・・・・私は平成6年にお墓の改装をしようとして、そこから出た納骨器は重要文化財に指定されております。早稲田大学で調査したところ、これは天皇の埋葬の仕方であると答えを出したわけでございます。・・・・この国は三権分立と表向きは言っているけれど、実態は全く三権分立はしておりません。最高裁判事も、行政府の推薦がなければならないのですから、実際には行政府に都合のいい人々が立つということです。

*小野寺直氏は日ユ同祖論を知っているのだろうかと疑問に思う。日本の三種の神器はイスラエルの三種の神器であり、モーセの十戒石板、アロンの杖、マナの壺である。それが伊勢神宮の地下殿にある。残念ながら小野寺氏は八咫烏の存在を知っているのだろうか?本物以外は全てレプリカであると思う。


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