(17)ロスチャイルド家は「向こうの国の極悪神の頭か?(出口氏)
「大本神諭」に出てくる「向こうの国の極悪神の頭」とは誰か? 天皇にガーター勲章を授与した英国王ジョージ5世か、それともその英国王室、ロシア王室を乗っ取ったロスチャイルドだろうか?当然、ロスチャイルドの事を意味している。大切なことは英国王室とロスチャイルドの関係です。
世界で最も強力な金融シンジケートであるヨーロッパのロスチャイルド家は、イギリスの国家財務もロスチャイルド家の統制下にある。直属の管理者はジェイコブ・ロスチャイルドであり、その下にナサニエル・ロスチャイルド(ロンドン・ロスチャイルド商会)、その下に英国内閣府、英国財務相と続く。そして、世界最大の土地所有者であるエリザベス女王2世の裏で実権を握るのはロスチャイルド家であることは周知の事です。
エリザベス女王は、ロスチャイルド王家(クラウン)の表向きの隠れ蓑だと思う。イギリス王室と非常に関係の深いスコティッシュライトフリーメーソンと言う秘密結社があるが、この結社を統括しているのはエドワード公であり、スコティッシュライトの最高位メンバーから選択されるシオン修道院は、イエスからダビデ王の家系につながると主張している。これはそのままイギリス王家の主張です。→私はこの説はフェイクだと思っている。
ジョン・コールマン氏によれば、イギリス王家のルーツの一部をスコットランドの王のあたりから紹介すると、スコットランドのロバート2世・3世、ジェームズ1世・2世・3世・4世・5世メアリーと続き、ジェームズ6世がイングランド王ジェームズ1世となっている。その娘エリザベスがドイツへ嫁ぎ、ハノーファー選帝侯妃ソフィアを経て、その息子がジョージ1世として迎えられる。同2世、3世と続き、ケント公エドワードからヴィクトリア女王に至っている。ヴィクトリアはベネチアの黒い貴族の一員であり、さらにヴィクトリアからエドワード8世、ジョージ6世、そしてエリザベス2世に至る流れの中にも、黒いゲルフの血筋が入っているとしている。
以上、コールマン氏の情報から推測すると、イギリス王家の血筋にはヨーロッパのアングロサクソン血統以外に黒い貴族の血がすでに入っていたことになる。また、シオン修道院の主張が正しければ、イエス系のユダヤ人の血統も入っている可能性も考えられる。
1815年にロスチャイルド家がイングランド銀行を所有して以来、イギリス王家の人々の多くは、ロスチャイルド家の持病であるポルフィリン症、血友病、梅毒を治すためにフリーメーソンの侍医たちによって使われる薬漬けのモルモットのような存在になってしまった。
ヴィクトリア女王(1819年~1901年)は、子女が欧州各国の王室・皇室と婚姻を結んだため、「ヨーロッパの祖母」と呼ばれる。しかし、それは同時に彼女を経由してヨーロッパの王族に血友病遺伝子を受け継がせることにもなった。彼女は非摘出子であったため、彼女の実の父親が血友病を持っていた可能性が疑われる。当時のイギリスの王族は、英・ロスチャイルド財閥の祖であるネイサン・ロスチャイルド以外のユダヤ人と交わることが禁止されていた。そのため、ヴィクトリア女王の実の父親が、ネイサン・ロスチャイルドであるという情報がある。
ロスチャイルド家には、イエスの時代のパリサイ派ユダヤ人まで遡る血統図を家宝として持っているという噂がある。パリサイ派ユダヤ人とはイエスと激しく対立した集団として新約聖書にも登場する。彼らは神殿で暴利を貪る商売をして、イエスに激しく罵られたことで知られている。イエスによれば、パリサイ派ユダヤ人は「蝮の子らよ」とか「偽善者なるパリサイ人」とか語っていた。つまり、パリサイ人は「悪魔である父から出た者であって、その父の欲望を満たしたいと思っている。悪魔は最初から人殺しである」(「ヨハネ伝」8章)
ロックフェラーは白人であるし、ロスチャイルドもロシアのカスピ海やウクライナの近傍にあったハザール国に起源するアシュケナージユダヤ人である。どうしても血統的にイエスの子孫であるとかダビデの子孫であるとかいうことは信じられない。