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物部氏とアークの謎(49)

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(49)徐福が物部のルーツとなり、弓月君が神武天皇の秦氏となった!

飛鳥「これから明らかになってくるのが、「八幡鳩」の存在です。まず、お伊勢さんと言うと、ニワトリでしょう? 伊勢内宮には「神鶏」と呼ばれるニワトリが放し飼いにされていますからね。ニワトリとは「お庭の鳥」、あるいは「二羽の鳥」と言うことです。

 そしてカゴメ唄で「かごめ、かごめ」って2回言うでしょう? 「いつ、いつ」も2回言う。だから、要は2羽いるっていうことですよ。

 そのうち1羽はもうすでに表に出ている。つまり、ノアの方舟と同じで先にカラスが放たれ、その次がハトですから」

杣「ノアの方舟ではそうですね」

飛鳥「つまり、「八咫烏=物部」が最初に放たれて、次に「八幡鳩=秦氏」が放たれるということ。ここで言う八咫烏と言うのは、天皇家の採皮を裏から支える秘密結社の事です。そのトップは「裏天皇」っていう存在です。

 彼らの存在は、始皇帝がルーツなんですよ。始皇帝が徐福に契約の聖櫃(アーク)」の箱とモーセの三種の神器の「アロンの杖」「マナの壺」などを持たせて日本へ送り出した。そして、別の一団に契約の聖櫃(アーク)の蓋と十戒石板を持たせて弓月国で待機させたんですね。

 その徐福が物部のルーツとなり、弓月君が神武天皇の秦氏となったわけですから」

杣「なるほど」

飛鳥「一方、紀元後に渡来した秦氏はハトなんです。秦氏が伝えた技術の一つに絹織物がありますが、あれって白でしょう? 一方、烏は黒ですよね。

 そこでカラスとハトで陰と陽を表すことになる。陰陽道のシンボルの「大極図」がそれで、黒白陰陽が一体になっている。

 更に物部系の出雲大社などの「千木」は、先が縦切の黒でオスを表し、秦氏系の伊勢神宮(内宮)などの千木は、横切りの無地で白のメスを表す。前者が黒い烏で、後者が白い鳩を暗示しているわけです。

 烏は鳥から「一」を引き、鳩は鳥に「九」が付くため、「9-1=8」で「八」となる。これは陰陽の鳥が向き合うケルビムの形をしており、契約の聖櫃(アーク)を暗示している。

 秦氏の「秦」の上の部分も「三人の木」と書く。これ、「父と子と聖霊」の三柱ですよ。名字の三木もそこから来ている。

 三柱鳥居も原始キリスト教の「三位三体」を象徴する鳥居で、京都太秦の蚕社に建っている。同じことは祝い事の「参賀日」「三々九度」「三本締め」など、三柱の神から行われている風習が残っていることからも分かる。

 そして、この三柱を明らかにしたのはイエス・キリストです。つまり、秦氏は新約聖書を知っている。

 八咫烏はもう世に出たけれど、もう1羽の八幡鳩はまだ籠の中にいる。つまり、「籠の中の鳥」では、これがいつ出てくるか? 夜明けの晩、丑三つ時です。世界が一番悲惨な状況にあるときに出てくる。これはハルマゲドンを意味します。世界を獣が支配して、大変な状態にならないと出てこない。

 獣は初めは愛され、後に恐怖される。ノストラダムスによると、その獣の誕生日は木曜日だという。そこで、獣の支配する世界では木曜日が聖日、安息日になる。

 これは、次の天皇が三種の神器を獣に渡さなかったことでそうなるんです。渡してしまったら、木曜日がユダヤ教の聖日になってしまうから渡さない。

 エルサレムの神殿は獣が座る。ある意味で偽者の神殿だから、天皇は絶対に三種の神器を渡さない。そして、オリーブ山に安置する。

 そういうふうに、ノストラダムスの預言とか、籠神社の教えなどを全部ひっくるめてみていくと、立体的に物事が見えてくるんですよ。縦・横・斜め、あらゆる形で見えてきて、映画を観るように分かってくる。多少のずれと科間違いはあるかもしれないが、もうあらゆる証拠がほとんど集められたと思いますよ」

杣「私も今、最終論文にかかっていますから」

飛鳥「もう最終論文でしょう? 僕も「証拠なら全部、杣さんが持っていますから」と紹介しますよ」

 


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