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飛鳥昭雄氏による「日月神示」の霊感語訳(83)

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(83)二柱(イエス・キリストとミカエル大天使)が地球を創造した!

(天つ巻・第27帖 北よくなるぞ)

 石が言葉をしゃべる時代がもうすぐやってくる。北の果ての動きに注意せよ。北極でかってない規模の凄まじい光の乱舞が現れるからだ。北で約束された奇跡が起きるだろう。夕方にそれが起きる。それが始まったら、極端な気象変動は鳴りを潜め、心地良い世界が訪れるだろう。

 約束された救世主、弥勒であるイエス・キリストの時代が訪れるからだ。その世を知る者にすれば、神よ急がず急いでほしいと願うようになる。イエス・キリストの再降臨の前、最も古き者が先に降りてくる。それが人類の祖アダムで、前世では天使名ミカエルと言った。大天使ミカエルは天上界でルシフェルの軍勢と戦い、それに勝利して、ルシフェルとそれに従う悪霊達を地の底に落とした者である。

 その二柱が地球を創造した為、最後まで責任を持って対処する。そのアダムが降り立つところを「アダムオンダイアーマン」と言う。我々人間は、この二柱の神々に感謝せねばならない。

(解釈資料)

 石が言葉をしゃべる時代について、「聖書」に以下の記述がある。

「さらに、先の獣の前で行うことを許されたしるしによって、地上に住む人々を惑わせ、また、剣で傷を負ったがなお生きている先の獣の像を造るように、地上に住む人に命じた。第2の獣は獣に息を吹き込むことを許されて、獣の像がモノを言うことさえできるようにし、獣の像を拝もうとしない者があれば、皆殺しにさせた。」(「ヨハネの黙示録」第13章14~15節)

 先の獣とは、世界を支配する世界総統で、聖書学的に言う「第1の獣」である。「第2の獣」が先の獣を救世主と認定する世界宗教の指導者で、バチカンのローマ法王とされている。その者等が「祭政一致」で結託し、「世界政府」と「世界宗教」を興し、獣を神とする宗教を造りあげる。その時、「世界総統の像」が一人で話をするとされている。たとえ記述が象徴であっても、無機物が生命を持つようにふるまう時代が口を開けて待っているのだろう。

 預言者のいない宗教はすべてバチカンに吸収され、獣を拝まない宗教や宗派は根絶やしにされる。しかし、モーセのような預言者に従う者はたとえ死んでも生きることになる。さらに、神は相応しい者を親鳥が雛鳥を隠すように地上から取り去るとされている。

「すなわち、合図の号令がかり、大天使の声が聞こえて、神のラッパが鳴り響くと、主御自身が天から降りて来られます。すると、キリストに結ばれて死んだ人たちが、まず最初に復活し、それから、私たち生き残っている者が、空中で主と出会うために、彼らと一緒に雲に包まれて引き上げられます。このようにして、私たちは何時までも主と共にいることになります。」(「テサロニケの信徒への手紙1」第4章16~17節)

 そんな時代、北の果てから、「シャンバラ」が姿を現すという。この預言はチベットに残された釈迦の預言書「世界の王の預言書」の中で語られ、その時世界は大混乱に陥るとある。

 失われたイスラエル10支族の本隊が、超科学力を携えて地上に帰還するからである。それまで彼らを治めてきたのが雷の子ヨハネで、12使徒の中で唯一イエス・キリストの再降臨まで死なないと預言された使徒である。

「ペトロが振り向くと、イエスの愛しておられた弟子がついてくるのが見えた。この弟子はあの夕食の時、イエスの胸元に寄りかかったまま、主よ、裏切るのは誰ですかと言った人である。ペテロは彼を見て、主よ、この人はどうなるのでしょうかと言った。イエスは言われた。私が来るときまで彼が生きていることを、私が望んだとしても、あなたに何の関係があるか。あなたは、私に従いなさい。それで、この弟子は死なないという噂が兄弟たちの間に広まった。しかし、イエスは、彼は死なないと言われたのではない。ただ、私の来るときまで彼が生きていることを、私が望んだとしても、あなたには何の関係があるかと言われたのである。」(「ヨハネによる福音書」第21章20~23節)

 シャンバラでは、最後の王カルキ神が現れ、白馬に乗ったカルキ神が地上の悪を討つために出撃するという。そのカルキ神こそイエス・キリストである。

神々の二神について「産土様」とあるが、創造主ヤハウェ以外の神として、泥から想像されたアダマ(泥)の名を持つアダムが地球の創造に協力していた。

 中央アメリカの古代マヤの聖典「ポポル・ヴフ」にも、二柱が地球を創造したことが記されている。

「テペウとグクマッツが集まり来て、生命と光について語り合い、どうしたら明るくなり、朝が来るだろうか、誰が食べ物や糧を作り出すだろうかについて語り合った。・・・・・・やがて大地が彼らによって造られた。大地と二人が叫ぶと、大地はたちまちのうちに出来上がった。大地の形成は実際、こんな風に行われたのである。」(「ポポル・ヴフ」天地開闢の項)

 同じ「ポポル・ヴフ」でも、天の三柱の神の名と、天地創造の神の名が違うのは「ミカエル=アダム」「ヤハウェ=イエス・キリスト」と言う風に同じ神を別名で扱う習慣があるからだろう。それは日本でも同じであり、セム系の特徴である。


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