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物部氏とアークの謎(44)

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(44)皇太子は天皇になった後、京都に戻られる?

飛鳥「イスラエルのラビ・アビハイルは論戦が好きで、それで、忘れた頃に何度も日本に来る。彼は「いざとなれば、設計図は旧約聖書にあるのだから、三種の神器は作ればいい」と言うから、僕は「まあ、確かにそうでしょう」と言って「じゃあ、モーセが持っていた本物は、いまさらいらないよね」と言うと、「うーん・・・」と言うわけ。結論を言うと、モーセの三種の神器と契約の聖櫃(アーク)は、天皇家が氏子を連れてエルサレムに凱旋する形で運び込まれる。聖書の黙示録にも書いてある。その鎮座する場所は第3神殿ではなくオリーブ山です。なぜなら、第3神殿には黙示録の言う「獣」がいるから。獣がいるところに三種の神器を渡すわけにはいかない。

 そのオリーブ山で聖櫃(アーク)を奉献した後、そこへキリストが降臨するのだが、その前に獣が東から来る連中に対して怒りを発するーーと言うことが「ダニエル書」や「エレミヤ書」などに書いてある。東から来るものって一体なんだということになるが、極東の天皇家しかないわけです。正確には、北からもやってくる。それは大和民族と同族で、北の果てのアルザルに消えた失われたイスラエル10支族が、北から地上に戻ってくる預言です。旧約聖書の該当部分を引用する。

「次いで、東と北からの知らせに危険を感じ、多くの者を滅ぼし絶やそうと、大いに激昂して進軍する」(「ダニエル書」第11章44節)

「「イスラエルの子らを、北の国、彼らが追いやられた国々から導きあげられた主は生きておられる」と言うようになる。私は彼らを、私がその先祖に与えた土地に帰らせる」(「エレミヤ書」第16章15節)

「見よ、私は彼らを北の国から連れ戻し、地の果てから呼び集める。その中には目の見えない人も、歩けない人も、身ごもっている女も、臨月の女も共にいる。彼らは大いなる会衆となって帰ってくる」(「エレミヤ書」第31章8節)

 そうなると、獣と対抗できる唯一の人物は今の皇太子、つまり次の天皇陛下だけです。そして、次の天皇陛下は京都に移り、今上天皇陛下は上皇になる。今上天皇陛下が上皇になったら、京都にお戻りいただこうという話がすでに出ている。「どうぞ、京都に戻られて体を休めていただきたい」という声が京都の方で挙がっている。それで、僕が前から言っているのは、次の天皇、ラストエンペラーは必ず京都に戻るということです。その時、上皇となっている今上天皇陛下は東京に残るのか、それとも京都に戻るのかは定かではない。どちらにしても、最終的には、ラストエンペラーとなる現在の皇太子は京都に戻られることになる。

 これから、最先端科学も取り入れた形で物事が動いていく。例えば、日本人男性のY染色体の中にYAPと言う因子があって、実はこれ、大和民族の男性にしかない。漢民族にはないし、朝鮮民族にもない。これはプロテスタントも牧師で作家の久保有政さんが詳しい研究をしている」

杣「それからチベット人にもある」

飛鳥「チベット人にもYAPがある。そして、実は同じ遺伝子がエチオピアにもある。エチオピアの黒人男性は日本人と全く同じ遺伝子を持っている。この遺伝子はどこから来たかと言うとソロモンですよ。ソロモンの子を宿したシバの女王がエチオピアで産んだ子供たちの遺伝子が男系で継承され、どんどん増えていった。実は、釈迦族にもYAPがあり、仏陀もそうです。仏陀はユダヤ教徒だったから。偶像は作ってはならないと説いた」

杣「シャハン教授もそう言っていますね。釈迦の本名は「ゴーダマ」もヘブライ語だし、「シャカ」もヘブライ語。さらに「ブッダ」も「来て学べ」と言う意味のヘブライ語だと書いている」

飛鳥「そういうものが全部日本に伝わっているということを、世界中が知るようなシステムを作る。そのように動くわけですよ。だから、これから先、「日ユ同祖論なんか当たり前」と感じるようになる。そういう意味でも、杣さんの調査成果はこれから広く求められることになるでしょうね」


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