(43)秦の始皇帝は大和民族であり、モーセの一族だった!
飛鳥「徐福は箱をどこから持ってきたのか? 当然、彼を日本へ送り出した秦の始皇帝の元から持ってきたと考えるべきでしょう。一方の神武天皇はどこから蓋を運んできたのか? 神武天皇が引き連れてきたのは秦人(秦氏)の軍団と技術者、そして女性や子供と一緒の家族の大集団だった。「新撰姓氏録」は、秦氏は始皇帝の秦から来たとしている。つまり、紀元前3世紀に秦から物部氏が、紀元後3世紀に秦に出自のある秦氏が渡来したことになる。
物部氏も秦氏も、当時のスーパー兵器の契約の聖櫃(アーク)の、それぞれ半分しか手元になく、敵に対しても苦戦を強いられた。ニギハヤヒの物部側は、邪馬台国に攻め込む狗奴国に対して「スーパー兵器」を使えず、神武天皇を呼び寄せるしか手が無かった。神武天皇の秦氏側も、契約の聖櫃(アーク)の蓋しかなく、紀伊半島で全滅寸前まで追い込まれる。
始皇帝は20代で一気に巨大な中国を制覇するでしょう? あれはスーパー兵器がないと無理です。とてつもない兵器がないと無理ですよ。つまり、始皇帝は契約の聖櫃(アーク)を使った。だから、始皇帝の印である「璽」と言う文字は契約の聖櫃(アーク)の形をしているのです」
杣「「璽」と言う漢字が聖櫃(アーク)なのですか?」
飛鳥「はい。象形文字ともいえますが、璽の上部は羽である翼を向け合うケルビム。その下が箱で、「雨」の形をしているが、雨は「あま」で「天」とも書く。一番下の玉は「王」のことですね。この璽を初めて始皇帝が「皇帝の印」として使ったが、全く同じ印を天皇家が使っている」
杣「「璽」は天皇の印ですものね」
飛鳥「天皇家は、憲法にしろ何にしろ、全部この同じ印を押す。ということは始皇帝の直系ではないかと言うことです」
杣「確かに、そういう推理が成り立ちますね」
飛鳥「さらに言えば、始皇帝は漢民族ではなく大和民族だった。当時、日本は中国では嬴(えい)州と呼ばれ、始皇帝の本名は嬴政(えいせい)だった。これが1つの証拠です。
歴史家の司馬遷も「始皇帝が前王の荘襄王の実子ではないらしい」と言うことを書いていて、荘襄王に仕えた豪商にして秦の宰相にまで昇りつめた呂不韋の子ではないかと書いている。この呂不韋の名を日本語の音読みで「ロフイ」と読むと、ヘブライ語の「癒し手」と言う意味になる。つまり、大和民族の祖が秦で漢字を編纂したと考えると、全ての辻褄が合う。要するに、大和民族も始皇帝もイスラエルの血脈につながるということです」
杣「そういうことになりますね」
飛鳥「そもそも漢字は始皇帝が作らせたという説がある。正確には文字の字体を統一したのですね」
杣「そうですね。大体秦の始皇帝がいた頃に漢字の元は出来上がっている」
飛鳥「金文文字、甲骨文字、象形文字などを始皇帝のシンクタンクが集合させて、漢字の元を作った。これは漢民族じゃ作れない。なぜなら、聖書に漢字のルーツがあるからです。漢字が、全部聖書なのです。しかし、漢民族はユダヤとは関係ないから、聖書の内容を入れられるわけがない。では誰が聖書から漢字を作ったかと言うと、それは秦氏ですよ。だから、連中は、始皇帝の末裔を自称したりしている。(「新撰姓氏録」にも、そう書かれている)
それまでは、シルクロードのルート上の中央アジアのあたりでジーッと待機していて、西遊記の牛魔王と言う火焰山(かえんざん)の話のモデルになったりした。これは火を焚いて古代イスラエルの牛の儀式をやっていたからです。西遊記では、不気味な妖怪話になっているが、実際、当時の漢民族から見たら相当不気味な儀式だったと思う。ただ、それが結局、西遊記の話になっていったと思う」
杣「なるほど」
飛鳥「もっと言うと、始皇帝はモーセの一族ではないか? つまり、日本の南朝系が継承してきたモーセの三種の神器は、かって始皇帝が持っていたと言うことです。始皇帝はそれを「徐福=ジョゼフ」に与え、それが海を越えて日本に渡ってきた。一方、秦氏は秦から来たと言っている。彼らの渡来は紀元後3世紀の事だから、始皇帝の時代から600年ほどの差がある。その間、秦氏は別の場所で待機していた。それが弓月国といって中央アジアのウズベキスタンとか、あの辺りです。あそこへ行くと「アスカ」とか「ナラ」と言った地名が出てくる。そうなると、これから先、天皇家は世界を救うことになる。そのために二千数百年間もの間、ずっと続いてきたのです。なぜ、世界を救うかと言うと、モーセの三種の神器を持っているからです。そもそも今、イスラエルを支配しているのは、アシュケナージ系ユダヤであり、本当のユダヤ人ではない。ユダヤ教を信じた白人たちがユダヤ人になったのが、アシュケナージ系ユダヤなのですね。アジアのセム系はスファラディ系ユダヤと言われ、血統的ユダヤが非血統的ユダヤに虐げられている。そして、おそらく近いうちに、エルサレムに「第3神殿」が建てられる。その時に三種の神器がないと駄目なのです。神殿を建てても御神体が無いわけだから。それで、僕がイスラエルのラビ・アビハイル(失われた10支族を探す機関「アミシャーブ」の代表者)に、「日本に聖櫃(アーク)がありますよ」と言ったけど、「そんなことはない」と頑として認めない。でも認めないくせに日本に何度も来るのだよね。すぐに認めないのがユダヤ人だから」