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物部氏とアークの謎(29)

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(29)籠目紋=「三位三体」+「三位一体」だった!

飛鳥「籠目紋について、もう一つ重要なことがある。上向きの三角形と下向きの三角形があるが、これは、天と地を表している。だから、その間に、月と太陽が表す「人の目」があれば、「天・地・人」になる。これは日本の基本的考え方です。さらに言えば、上を向いている三角形は、原始キリスト教の「三位三体」,下向きの三角形は一般的なキリスト教の「三位一体」の象徴です。つまり、天の仕組みの「三位三体」と、地の仕組みの「三位一体」の両方が合わさると籠目紋が出来る。僕は、「三位三体」が中心だと言っているが、一般的な「三位一体」とは何かと言うと、これは地の考え方、大地の考え方で、実はエルサレムを意味している。エルサレムと言うのは宗教で三分割されている。つまり、ユダヤ教地区、イスラム教地区、キリスト教地区に分割され、神はヤハウェ、もしくはエホバですね。あとはアラーでしょう? それで、イエス・キリストが実はすべて同じ神様なのです」

杣「同じ神様ですね」

飛鳥「実際、ユダヤ教のヤハウェと同じ意味なのがイスラム教のアラーですね。両方とも、「私はある」と言う意味をもった神です。だから、共に旧約聖書を聖典にできる。どこで互い違いをしたかと言うと、預言者イサクとリベカの子ヤコブは、双子の兄エサウを出し抜いて長子の祝福を奪った。そのため、兄から命を狙われることになったとある。後に、ヤコブとエサウは和解するが、旧約聖書外典の「ヨベル書」では、エサウは息子たちに長子の権をヤコブに奪われたことで責められる。それで、ヤコブとその一族への復讐を誓わされてしまう。結局、エサウは、息子たちより再びヤコブへの憎悪が蘇り、一族を率いてヤコブとその一族に襲い掛かったとある。しかし、ヤコブに矢を射られたエサウは死亡し、ヤコブは兄を埋葬したと「ヨベル書」に記されている。

 一方のキリスト教地区だが、カトリックのイタリア人、ロシア正教のロシア人、コプト教のエチオピア人など多種多彩のクリスチャンが住んでいる。彼らの神イエス・キリストは自らを指して「私はある。私はあるというものだ」「はっきり言っておく。アブラハムが生まれる前から「私はある」」と言って、自らをヤハウェであると明言する。そのため、ユダヤ人から神を冒涜したとされ、石を投げられそうになる。つまり、「ヤハウェ=アラー=イエス・キリスト」となり、エルサレム自体が、三神が同一神の「三位一体」となるわけですね。これが下向きの三角形です。一方、上向きの三角形は、天の父と子と聖霊が別の存在ということを意味します。つまり、「三位三体」ですね。日本神話の創造神である造化三神も同じことで、古事記には各々が「独神」だと書いてある。日本書紀には、同じ神々を原初三神と表記し、各々が「男神」だと書いてある。だから、三柱と言うことで「三拝=参拝」になるわけです。これが三位一体なら一拝でもいい。そういう構造が籠目紋に隠されている」

杣「僕もクリスチャンですが、改めてチェックしければいけないのは、なぜ「父と子と聖霊」なのかと言うことです。他の宗教ではだいたい「父・母・子」なのですよ」

飛鳥「普通そうですね。お父さん、お母さん、子供。おそらくその答えは、人類の始祖アダムが、母の胎から作られていないことに由来すると思う」

杣「メソポタミアも「父・母・子」でしょう? なのになぜ、キリスト教では聖霊なる神なのかと言う。どこでそういうふうになったのか、もう一度チェックしないといけないと思っている」

飛鳥「ただ、聖霊と言うのは裏で働く神です。そして裏と言うのは「陰」なので、女性の役割を果たしていると考えてもいいかもしれない。男神がいる以上、女神は絶対にいる。ただ女神は奥の院に入ったまま、奥様だから表には出てこない。表に出て立ち働くのは男の仕事です。だから、天使と言うと、だいたい男ですよ。実は、僕はそのことについて大胆な仮説を持っている。父なる神エローヒム(私はエル・ランティーだと解釈している)は、元は別宇宙の造物主であり、救世主(キリスト)です。その時の聖霊の役目を担っていたのがヤハウェと言う構図です。父は別宇宙での救世主の役目を終え、ヤハウェが創造する宇宙を見守る役目になる。なのでヤハウェは厳しい聖霊の目で人類を見るため、峻厳すぎるヤハウェとなる。だが、マリアに受胎した後、人の弱さも知ったヤハウェは、愛情に富むイエス・キリストへと変化します。そうなると、イエス・キリストが父の役目を引き継ぎ、今の聖霊が次の宇宙の創造を行い、救世主となる役目を担うことになる。つまり、人間を含む生物にはすべて「霊」が存在するので、進化論は空論と化すのですね。進化論は霊を排除した「唯物論」が大前提だからです。霊はエネルギー体なので進化の外になりますからね。この神界の申し送りの構造が、神の発展の拡大となる。実際、最先端宇宙科学は、宇宙が次々と別宇宙を生み出す「マルチバース現象」を唱えている。これはまるで「ブドウの房」で、エフライムのシンボルと同じ構造を有しているわけです」


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