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物部氏とアークの謎(28)

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(28)三種の神器が三重県に揃うことの意味

飛鳥「我々の三礼三拍手一礼と、天皇陛下のお言葉によって、物部氏が復活する。それでは、どう復活するのか? 草薙剣が移譲される伊雑宮は磯部の地にあり、伊勢も、もともとは「イソ」と呼んでいたらしい。つまり、本当の伊勢は磯部の地であり、本当の伊勢神宮は伊雑宮であると物部では主張している。それで、現在の伊勢神宮は外宮と内宮だけど、ここに物部が復活してくると、これは、古事記と日本書紀に加え、先代旧事本紀も復活することになる。それに伴い、三種の神器が全部三重県に揃う。そもそも三重と言う漢字自体が三種の神器を表しているから、こういうことが一気に動いてくる。つまり、物部復活の儀式を僕がやってしまったようなものですよ」

杣「これだけ詳しく書けば、もう・・・・」

飛鳥「完璧です」

杣「もう完全に…」

飛鳥「もうどうしようもないと思う」

杣「もう隠しようがないですよね」

飛鳥「やっちゃいましたから。どの神社や神宮でも、二礼二拍手一礼をやってくださいと言う指示板があった。でも、正式参拝の際、それは無視して三礼三拍手一礼でやった。飛鳥昭雄が参拝の代表で前に立った以上、もはや誰にも止められない。やってしまえばこちらのもので、宮司は「滞りなく終わりました」と言うしかない。籠神社の第82代・海部光彦宮司の説く「多次元同時存在の法則」について、解説しておきます。これは、神話に登場する異なる名前の神々が、別の神のように見えて実は同一神であるという説です。例えば、籠神社の主祭神・天火明命には「天照国照彦天火明櫛ミカ玉ニギ速日尊」という長い正式名称がある。この名前に含まれる「天照」は天照大神、「国照彦」は「国照大神=スサノオ命および猿田彦命」、「天火明」は天火明命、「櫛ミカ玉」は「櫛ミカ玉神=大物主命=大国主命」、「ニギ速日尊」はニギハヤヒ命と解釈できる。この非常に長い神の名前には、八百万の神々の全てのキーワードが含まれている。これが多次元同時存在の法則のポイントとなる部分です。そして、これを無制限に適用していくと、究極的には神道におけるすべての神々は一柱の神に収斂する。八百万の神々を崇拝する神道は多神教ではなく、一神教になってしまうわけです。実際、籠神社の極秘伝では、古代の神道は多神教ではなく、唯一神教だったと伝わっている。つまり、ユダヤ教だと解釈できる」

杣「当然、そういうことになってくるでしょうね」

飛鳥「籠神社の表の社紋は「下がり藤」ですが、裏の社紋は「六芒星」、つまりユダヤ人のシンボルであるダビデの星なのです。古代イスラエルの大王にしてメシアだったダビデが持っていた楯に六芒星が描かれていたことから、「マゲン・ダビデ」(ダビデの楯)とも呼ばれるシンボルですね。ダビデはヘブライ語で「DVD]と表記する。この「D」は古くは「△」で、「V」は「&」の意味で使用されていたので、「DVD」は「△+▽」となり、合わせて六芒星になるわけです」

杣「そうですね」

飛鳥「このダビデの星を日本では、籠の目に似ているとして「籠目紋」と呼んできた。「カゴメ唄」に登場する「かごめ」とは、まさに「籠目紋」を意味していて、海部宮司によれば、本来「カゴメ唄」は籠神社の隠し唄だったと言っている。つまり、日本の神道は唯一神教であるユダヤ教やキリスト教と同根であるという真実が、この「カゴメ唄」には秘められている。それで、籠神社の絵馬には、「籠目=ダビデの星」の中にお日様とお月様が描かれていて、それは、左右の目を表している。しかし、その絵馬は今売っていない。無かったことになっている」

杣「無かったことに?」

飛鳥「存在しなかったことになっている。だから、僕の本にも、この絵馬の写真を使うなと言ってきたのですよ」

杣「とにかく、この絵馬は使うなと。だけど、「俺の写真だ」と言う形で押し通した方がいいですよ」

飛鳥「僕が撮った写真に、たまたまその絵馬を持っている姿が映っていれば、問題なく使えますよ。写真のメインは絵馬を持った僕だからね。本来なら、これで使うなとは言えないですよね。(笑い)」


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