(16)天皇の「お気持ち」放送時、皇太子は熱田神宮にいらした?
飛鳥「よく、イスラエルの失われた10支族と言いますが、実はとんでもないものが1つ失われているのです。これ、何処の研究家も気付いていないし、気付いても調べようとしないか無視している。それは、モーセの直系ですよ。モーセの直系が見つからない。ただ、モーセの兄のアロンの直系はコーヘン一族と言う名前で今に続いている。以前、日本に居たイスラエル大使もコーヘン一族でしょう?」
杣「はい、エリ・コーヘン大使ですね」
飛鳥「彼は、祭司を担当するレビ族の末裔です。だから、基本的には黒い目と黒い髪をしている。アロンの血筋なのですよ。ところが、弟のモーセの直系については一切記録がない。そのモーセはイスラエルの三種の神器を作らせたのです。アロンが作らせたのではなく、モーセが作らせた。
聖櫃(アーク)もモーセの命令で作らせた。ここで言う三種の神器と言うのは、兄のアロンの杖と、十戒石板、もう一つはマナと言う食べ物を入れた金の壺です」
杣「マナの壺ですね」
飛鳥「そうですね。それらが聖櫃(アーク)に収められていた。これらがモーセの命令で作られたということは、モーセの直系一族でないと預かれない。アロンの血筋じゃダメなのです。神殿(こうどの)職は大丈夫ですが、モーセの直系は同じレビでも格が違うのです」
杣「なるほど、発注者の末裔でないと預かれない」
飛鳥「ですから天皇陛下、特に南朝系がモーセの直系です。モーセはカナンの地に聖櫃(アーク)を運ぶが、同じことを天皇陛下が行うことになっている。それは今の皇太子が天皇になってからの事です。
しかも、僕の見立てによると、皇太子はラストエンペラー、最後の天皇陛下となります。だから今回、生前退位と言う話が出ているのですよ。生前退位と言うのは大変なことで、玉音放送に匹敵する。だって、天皇は象徴であって自らの意思を発言してはいけないからです。「いるけどいない。いないけどいる」と言う象徴であって、自分の意思を絶対に発表してはいけないのが天皇陛下です。それを1回だけ破ったのが終戦時の玉音放送です。それで、今回の生前退位のビデオ放送は、ご自分の身体がもう耐えられなくなっていると発言した印象だが、実際は違う。あれはカモフラージュです。勿論、前立腺癌の治療では体がボロボロなのですが、本題は、自分の跡を継いで天皇陛下になるのは今の皇太子である、と言うことを生きている間に宣言したかったということです。それで、前日にビデオ撮影して翌日に放送するという、玉音放送と同じやり方で、それがなされた。
そのビデオ撮影の時、当の皇太子はどこにいたかと言うと、熱田神宮にいたのです。熱田神宮の本殿の真裏に草薙剣を保管してある祠である一之御崎神社がある。その神社の脇は洞窟になっている。その先に草薙剣を出し入れするための鉄の門があり、いつも閉まっている。その出入り口がちょうど本殿の真後ろの裏鳥居の正面にあり、参詣者は本殿を拝みながら真裏を参拝する形になる。
皇太子はなぜ、そこにいらっしゃったか? それは、自らが天皇になった時、その草薙剣を伊雑宮へ移すからです。詔を発布して移すのです。これが彼の最初の役目になります。
昔から、本来の伊勢神宮は実は、伊雑宮だと主張しているのが物部氏です。その伊雑宮の道路を挟んで斜め前に神武参剣道場と言うところがあって、そこに、小泉太志命と言う人がいた。もう亡くなられたけど、その方は昭和天皇を守るために毎日真剣を振り続けていたのです。そしてまもなく伊雑宮に草薙剣が移譲される。これ大変なことなのです。
それで、伊勢の内宮と外宮を結ぶ道に、ダビデの星の入った石灯籠が沢山建っているでしょう? あの設計をしたのが実は神武参剣道場なのですね。この一連の事は、草薙剣の本当の持ち主は伊雑宮だぞ、と言うことなのです。そこにダビデの星まであってね」
杣「あの石灯籠、撤去したけれど、結局レプリカが残っていますからね」
飛鳥「そうですよ。残っている。だから、何を言っているかと言うと、これで三種の神器が全部、伊勢神宮に揃うということなのです」