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宇宙開発の真実とエイリアン問題(20)

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(20)火星には大気も水もある!

飛鳥「火星の大気についてはどう思いますか?」

高野「大気は有りますよ。だからパラシュートが開くのです」

飛鳥「それは凄い理屈だ。アメリカでは片道切符で火星に人を送ろうという計画がある」

高野「必ず送りますね」

飛鳥「火星に大気が無かったら、こんなことを出来るわけがない」

高野「火星には大気があって、最終的に考えていることは、移住計画です。まず、生物がいられないような環境には人間が適応できるわけがない」

飛鳥「ほとんど大気がないという最初の前提は・・・」

高野「間違いです。移住できる人だけ移住するということです」

スカ「フォボスだったか、大気の摩擦で徐々に速度が遅くなっている。ここまで大気があるということはNASAのデータは怪しい」

高野「生物がいてもおかしくはない。水はあるし、氷もあるし菩提樹としか思えない樹木もある」

飛鳥「そういう事実をNASAは公表したがりませんね」

高野「火星に生物がいそうだということは絶対に言いません」

飛鳥「それは何故だと思いますか?」

高野「段階を踏んでいるからです。1から4くらいまでのフェーズがあって、順番通りにこなしている」

飛鳥「フェーズ4までわかっている人間がいるということですね」

高野「まずは微生物がいたという内容の公表があって、「火星に微生物がいたのか」と言うことになり、そのためのサンプルリターンです。それ以降に人を送り込むことになる。人が行く前に無人ロボットを飛ばす。その次は火星の土中サンプル採取が行われ、表面に穴を開けて砂を採取して、それを小さなロケットに積んで飛ばす。火星から打ち上げられたロケットは、ISSの軌道上に乗り、それをISSでキャッチして、微生物が見つかった場合は、そこで調査研究が行われる。地球には絶対に下ろさない」

飛鳥「ISSは地上から400キロ上空に建設された巨大な有人実験施設で1周90分と言うスピードで地球の周りをまわって、実験や研究、それに地球や天体の観測などを行っている。日本も「きぼう」と言う実験棟を持っている」

高野「ISSの中だけで実験をやる。大変興味深い人体実験となる。僕がビックリしたのは、サンプルリターンをやる話を聞いて、「どうするのですか?」と尋ねると、いろいろなサンプルリターンのテストケースが考えられていて、当時は様々な方法について討議が行われていた。火星の表面にドリルで穴を開け、本当に小さなロケットを入れて、それを打ち上げて、地球の戻す軌道に乗せる」

飛鳥「ロシアはどうして火星探査でフォボスに執着するのか?」

高野「フォボスに何かあるのでしょう」

飛鳥「何があると思いますか?」

高野「探査船の名前もフォボスだからね。実はフォボスを買わないかと言う話があって、フォボスのバックアップは要らないかと言う話もあった。理由の一つは、鉱物資源だと思う。何かの痕跡を見つけたという話もある」

飛鳥「人工物的な痕跡と言うことですね」

高野「火星には前に文化文明があった痕跡がどこかにあるという話です。ルナ24号が持ってきたサンプルリターンの中から生物の化石が見つかっている。フズリナのような同心円状の生物です。明らかに有孔虫みたいな生物の化石が見つかっている。ルナ24号を買うときに、発見したものを見せてくれと頼んだら、「現物は無理ですが写真は差し上げます」と言う話になった」


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