(5)UFOはアメリカにとっての黒船だ!
高野「僕は、日本と言う国の歴史がそのまま世界史に反映されていると思う。例えば、世界史の今が幕末の時代であって、地球と言う国の中でアメリカ幕府があれば、UFOは黒船です。アメリカ幕府にとってみれば、黒船と言うのは嫌な存在です。でも、あんなものと軍事的に対峙は出来ない。だから、早くこの技術を手に入れて、自分たちが世界の覇権を取らなければならないということを一部の人間が考えている。ただ、UFOの存在を認めてしまったら、戦争なんてしている場合ではない。それは、戦争を起こそうとしている連中にとっては、非常に不都合な事実です。
ケネディ大統領が殺される1週間前、ホワイトハウスの中で彼が幹部を集めて行ったスピーチの原稿を手に入れた。これを見ると「もはやソ連と争うべき時代ではない」とはっきり言っている。「未知なる、地球外からの脅威と対峙しなければならない」と言う言い回しも出てくる。マッカーサー将軍は、陸軍士官学校の卒業式でのスピーチで、これと全く同じ発言をしている。ケネディは「私は近々これを発表する予定だ」とまで言っていたため、1週間後に暗殺された」
飛鳥「ケネディが暗殺されなければ当然読んでいたはずの資料も多少は出てきているのだが、どう考えても内容がおかしいものがある。こうした資料についてはどうでしょう」
高野「密かに漏洩されたNSA(国家安全保障局)の文書は本物だと思う。NSAから出たホワイトハウスの大統領スピーチ原稿は本物だと思うが、内容に関しては、マッカーサーとほぼ同じ時期に要人達が同じことを言っている。例えば、カール・セーガンは、面白いことを言っている。月がエイリアンの前線基地になっている可能性が高いという。「アポロ計画は、これを調査しに行くためのものである」と言っている」
飛鳥「セーガンは宇宙にプラズマ生命体がいるとか、そういう極端な発言を時々しますね」
高野「天才的なところがあるのですよ。しかし、権力に取り込まれてしまった。権力や金を与えられて身を滅ぼしてしまった」
飛鳥「セーガンは若死にでしたね」
高野「口で言っていることと行動が違うのは、科学者だけでなく、宇宙飛行士も多い。今だから言いますが、アポロ計画の某船長と仲が良くて、自宅に遊びに行ったことがあり、「UFOなんかいるわけがないじゃないか」と言いながら、棚から分厚いファイルを取り出して来たのでそれを見たら、「G-2マニュアル」と書いてあった。それを開いて、UFOと言うインデックスを指して見せる。おそらく船長になった記念品として個人的に持っていたのでしょう。それが戸棚にしまってある。「UFOなんかいるわけがない」と言いながら「UFO」と言うインデックスを指す。やっていることが違う。
宇宙飛行士に規定されているUFOのコードは、地球圏、大気圏の中から400キロぐらいまでにいたら、「ボギー」と言うと書いてある。海抜4万キロを超えて、月の軌道上に行くまでの間は「スカンク」、月の軌道上に来たら「クリスマスツリー」、そして月面では「サンタクロース」という具合に呼び方が決まっている。
軍人やパイロットの話は正しいと思っている。職業柄信用できるのは、軍人あるいは元軍人ですね。あとは宇宙飛行士。愛知万博のプレイベントで、アポロ計画に従事した某船長を名古屋に呼んだことがあり、すし屋で食事をしているとき、「エイリアンはいる」とか「月には構造物がある」と言っていた。でも多くの人に囲まれているときは、「私は見たことがありません」と言う。
彼は月面に降り立っていないので、「どうしてわかったのですか」と尋ねたら、「軌道上を回っても分かる」とか「月面着陸イーグルで上がってきた宇宙飛行士たちとの話も、無線を切った時は凄い内容だ」と言っていた。すごく興奮した状態で帰ってくるという。「構造物があった」とか「変なものが動いていた」とか・・・・。月には文明があったのではないかと言う話です。もっとも、UFOが亜空間からやって来ているなら、月に前哨基地を作る必要もないですからね」