(8)日本人が知らない日本の凄さー優れた技術力と古い歴史
飛鳥「日本の国旗は太陽である。イスラムの国旗は、星が入る場合もあるが、月である。軍事国家とか共産国家は星が多い。アメリカなんて星を一杯並べているが、太陽に勝てるわけがない。世界で太陽を描いた国旗、日章旗を持つのは唯一日本だけである。戦後、パラオ共和国やバングラデッシュが日本の真似をしたが、緑とかで色がおかしいし、中心からもズレている。あれはおそらく日本に対する遠慮があった」
村中「日本に敬意を表して横にずらしたと思いますね」
飛鳥「日本人自身は全く気付いていないけれど、実は日本は大変な国なのだ。同じ王朝が2000年間続いているということもそうだが、世界最古の会社のトップスリーが日本にある。聖徳太子の時代の金剛組、池坊華道会、西山温泉の慶雲館がそうで、3つとも千数年前から未だに続いている。創業200年以上の企業もイギリスは2社だけだが、日本は3146社ある。こんな国はない。これは京都についてよく冗談半分で言われる話だが、京都の人が、「いやあ、うちとこはそんな昔やおまへんのどす。前の戦争の時・・・」と言うので、「ああ、太平洋戦争ですか」と言ったら、「いやいや、応仁の乱どす」 前の戦争と言えば応仁の乱だという。それが京都では当たり前の話になっている。
コロンブスが目指したのは、黄金の国ジパングである。その途中でアメリカを発見した。それでアメリカの歴史が始まる。「東方見聞録」を書いたマルコポーロも日本を目指した。彼については、最近は実在したかどうかわからないという事態になっているが、マルコ・ポーロと言う名前は実際に存在する。彼は日本を目指している途中でフビライに会い、フビライに「黄金の島がある」と話した。フビライは「じゃ、そこから税金として金をとろう」と言って鎌倉へ使者を送る。しかし、その使者は斬首され、元寇が起こる。
ペリーは何をしに日本に来たと思うか? 彼は急に日本に来た。それによって日本はアメリカと「日米修好通商条約」を結ぶことになった。あの条約は不平等条約である。要するに、日本から金・銀を吸収するためにレートをごまかした。だから、ペリーは日本の金・銀を奪いに来たのである。そして、修好通商条約締結の数年後、アメリカで南北戦争が起きた。アメリカが南と北に分裂するかというときに、その統一のための軍資金として日本から金を頂戴し、その莫大な金を使ってリンカーンの北軍が勝利した。今のアメリカを作ったのは日本なのだ。(笑い)」
小川「凄いですね」
飛鳥「まだまだそんなもんじゃない。例えば、日本で東大がTRONと言うOSを作った。これは当時ほとんど欠陥がないOSだった。一方、アメリカはウインドウズを作った。これは欠陥商品だった。アップルを作ったステイーブ・ジョブズは直接ビル・ゲイツに電話して「こんな欠陥商品、良くも作ったな。恥と思え」と言った。欠陥商品だから、ウインドウズは毎年毎年、新しく作る。日本のTRONはまず欠陥がない。これを市場に出そうとしたとき、アメリカが卑怯な手を使った。スーパー301条で抑ええつけたのである。その間にこの欠陥商品は世界中に広まってしまった。広まった後で、「ああ、あれは間違いでした。TRON、いいですよ」という。言うのが遅いのである。今も日本の製品がほとんど故障しないのはTRONを使っているからである。
それから京都大学の山中教授のiPS細胞。あれは実はアメリカで特許を取れなかった。京大が発表したのと同時刻に、アメリカのベンチャー企業が同じ内容をネットで発表した。京大のコンピュータのバックドアから研究データが全て盗まれていた。これでどういうことになったと思うか? 京都大学に対して「文句があるなら、アメリカへきて、それを裁判にしろ。その代りノーベル賞がどうなるかわからんぞ」と脅してきた。その結果、京都大学はアメリカにおける特許権を放棄した。それで、山中教授はノーベル賞をもらったわけだが、アメリカの企業におけるiPS細胞による医薬品製造と再生医療の応用開発技術の全てはアメリカの特許となった。つまり、そのほとんどがロックフェラーのものとなった。特に医薬製品はアメリカが中心になって世界中に売っている。iPS細胞で薬を作っても、それは全部アメリカのものになるから、日本にはお金が入ってこない。その後、STAP細胞の話になるが、あれは本当にあった。
小川「ああ、あったんですか」
村中「スタップ細胞は完成していましたと2014年4月19日のメッセージにもありました。小保方さんは会見で「何か得体のしれない力が動いているとしかいえない」と非常に重要な証言をしていました。小保方さんは「不正はしていない」と重要な事実も言いました。小保方さんや一緒に頑張った仲間たちは嘘を言っていない。小保方さんが研究したスタップ細胞は成功していました。事実と真実は全て盗まれ、闇に葬られました」