(20)リチャード・コシミズ氏が認定する「世界4大妄想」とは何か?
トランプは、当初、グローバリストを完全に遮断して、アメリカの政治経済から追い出そうとした。しかし、今は状況が変化している。トランプを支持した99%の人達が首をかしげている。なぜかと言うと、シリアを攻撃したからである。シリアと言う国は旧約聖書に書かれている大イスラエル帝国の半島に属している。東がイラク、シリアがあり、イスラエルがあり、シナイ半島があって、エジプトがある領域をすべてイスラエルにしようと1%のオリガーキが画策しているからである。何が何でもアサド政権を倒し、自分たちの傀儡政権を作りたいのである。既にイラクについては、サダム・フセインを倒すことによって傀儡政権を作って、イラクは大イスラエル帝国の半島に組み込んでしまった。
そうすると次はシリアである。このシリアをニューワールドオーダーの版図に組み込まない限りは、大イスラエル帝国は実現しない。それほど重要な意味を持つ国がシリアなのである。そこにいるアサド政権は非常に独立した立派な国で、銀行制度も、ユダヤ人が作った制度ではなく、自分たち自身の国営の銀行を持っている。それに、石油もあるし、ありとあらゆる意味で独立していて、立派な国なのである。これを倒さない限りは、ニューワールドオーダーが完成しない。
だから必死になってシリアを乗っ取ろうと、アサド政権を倒そうとしてきたわけである。それにトランプが1回だけ、協力してしまった。コシミズ氏は、これを聞いてがっかりしてやけ酒を飲んだという。
ニューワールドオーダーは「世界4大妄想」の一つであるとコシミズ氏は呼んでいる。大イスラエル計画と言うのはニューワールドオーダーの事である。あとの3つは何かと言うと、金日成主義による世界統一、もう一つは、統一教会の地上天国、そして創価学会による総体革命であるという。我が国がこの世界4大妄想の内2つに関わっている。この妄想を諦めてもらうのが最終的には、世界の民の幸福になると思う。(コシミズ氏)
大きな問題がハザール・ハン国である。これもアシュケナージー系ユダヤの問題である。ロシアのオウムを作ったのは、11世紀に倒れたハザール・ハン国を再興するためである。実は、ロシア帝国より前にハザール帝国があった。それを何とか再興しようとしている。その結果がウクライナのクーデターであり、このハザール・ハン国を捏造するためのクーデターである。結局、ごく一部のハザール・マフィアがウクライナもグルジアも支配している。それをわかっているから、プーチンは非常に厳しい姿勢で臨んでいる。プーチンは全部わかっている。これはハザール・マフィアがでっち上げたインチキの国であるから徹底的に抵抗しているのである。
今回、シリアのアサド政権に対する中国首脳の不可解な対応と言うのが浮かびあがてくる。中国とロシアは口汚くアメリカを罵っていなければおかしい。現在、口汚く罵っているのは北朝鮮の金正恩だけである。要するに、中・米・ロの3つの国の首脳が陰で談合して納得しているのである。そして今何をしようとしているかと言うと、北朝鮮に向かって3つの国が軍を進めてている。それだけじゃない。日本も引っ張り込まれようとしている。自衛隊が北朝鮮に対する作戦に使われる可能性すらある。
「カールビンソン」が今、北朝鮮海域に向かって進んでいる。ほかにあと2隻の原子力空母が合流する話になっているが、どうなるかわからない。この中に、日本の海上自衛隊の護衛艦が2隻混じっている。それが「あしがら」と「さみだれ」である。
北朝鮮と中国の国境には長い国境線がある。ロシアと北朝鮮の国境がちょっとだけある。そこにロシア、ここに中国の軍隊が集結している。そして、アメリカの空母が近づいて来る。3つの国が北朝鮮を叩こうとしている。
問題児がミサイルで遊んでいる。それに対して韓国、中国、アメリカが上から目線で「困ったものだ」と言って眺めているというベン・ギャリソン氏の漫画は、コシミズ氏は大好きであるという。