(4)世界の権力者、支配者はどう考えているのか?
これは副島孝彦氏の講演である。昭和20年3月10日の東京大空襲で16万人が焼け死んだ。広いまで16万人死んでいる。長崎の原爆では7万人ぐらい。日本全土の都市への空襲は焼夷弾で焼き殺した。当時の写真を見ていたら、鉄筋でできているビルと電信柱だけが焼け残っている。がれきの山である。
スクラップ・アンド・ビルドだから、焼き殺して、また立派な都市を作り直せばいいじゃないかと、権力者たちは考える。全部ぶち壊して、今度は100階建てのビルを100本、1000本と建てればいいじゃないかという感じで今の世界は動いている。
副島氏は数年前から予言したことが、必ず実現しているため、予言者になると決めたという。(確かにトランプが大統領になると早々に発表していたし、断言していたことが実現していた) 副島氏は2018年の4月の国際情勢を予言するという。
デカルトが「コギト・エルゴ・スム」(私は考える。だから私がここに存在している)と言った。デカルトの本当の意味は「ローマ教会、キリスト教、もうあっちへ行ってなさい。あなたたちの神がいて、それで私が存在している。そういう説明はもうやめてくれ。私は考えている。考えている私がここにいるのだ」ということである。カール・マルクスは「全てを疑え」と言った。ゲーテは「もっと光を」光の力で真実がこっちに来ますように、と言った。
副島氏は20年ぐらい前に、じっと考えていたら、暴くということしかもう他になかったと言う。「何のために私は生きているかといったら、隠されている真実を暴き立てることしか他にない。私は真実暴き言論人をやることに決めた」と言う。