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世界と日本で起きている本当の事(3)

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(3)ネオコンの源流にあるユダヤ人虐殺「ポグロム」

 ネオコンには長期的なプランがある。ネオコンとはどういう人たちなのか? ほぼすべてユダヤ系の人たちである。アメリカのユダヤ人のうち80%は19世紀の終わりから20世紀の初頭にかけてロシアから来た人たちである。なぜ彼らは来たのか? 

 世界で最大のユダヤ人居住区は、19世紀の終わりまではウクライナだった。ウクライナの大きなユダヤ人居住区で1881年から1884年に、第1次ポグロムが起こった。ポグロムというのはユダヤ人虐殺である。これは、当時のユダヤ人のコミュニティに対してものすごいショックを与えた。普通に暮らしている人たちによって突然殺されるのである。

 ポグロムを逃れた移民の第1波がアメリカに来た。さらに1903年から1906年にもポグロムがあった。1910年代にも、1923年にもポグロムがあった。虐殺を逃れた集団がアメリカに来てユダヤ系アメリカ人の一つの源流になる。現在のネオコンは、こういう人たちの末裔である。

 ポグロムを背景に持つユダヤ人は、後にボルシュビキというロシア革命を主導した共産主義運動の主要メンバーになって、特にトロッキーという、スターリンの対抗馬として出てきた人物に結集される。トロッキストといわれる人たちはみんなユダヤ人である。ポグロムを経験した人と、その家族の集まりである彼らの、ロシアに対する恨みはすさまじいものがある。しかし、最終的にはトロッキストではないスラーリンによって、みな追い払われる。彼らの末裔がネオコンの集団としてアメリカの政権の深いところに入っている現在も、ロシアの文化に対しては絶対に許さないという先天的な憎しみは続いている。

 ネオコンは当然イスラエルとも親しい。みなイスラエルの二重国籍である。イスラエルの利害の代弁者の役割を果たす、アメリカ内部のイスラエル・ロビーである。

 


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