(28)1%が99%を支配するには世界規模の人口削減装置が不可避
アシュケナジー系ユダヤのロスチャイルドとロックフェラーの一族は、世界73億人の人口を5億人まで間引く計画を持つとされている。数年に訪れる社会は、人から仕事を奪い、国から保障されて余暇を楽しむような世界ではなく、不必要な人間を消滅させる時代である。一気に進むIT化とAI化が人間と入れ替わるので、無駄な人間を間引けるのである。その世界が1%のアシュケナジー系ユダヤの超富裕層だけが支配する仮想国家「リッチスタン」の真の姿なのである。
ところが真の支配者は世界の富のほとんどを牛耳るロスチャイルド一族とロックフェラーの一族である。彼らは共にアシュケナジー系ユダヤで、「世界三大宗教」のキリスト教とイスラム教を宗教戦争で共倒れにし、イギリスを除くEUと、中東イスラム諸国を地上から消し去るつもりでいる。そのために「第3次世界大戦」が必要で、限定核戦争を勃発させる。
イギリスは、大陸からも、地中海からもイスタンブールからも遠く、ロシア軍とイスラム連合軍の電撃作戦が起きても、アメリカ軍が助けに来るまで時間的余裕がある。中距離弾道弾がさく裂しても、西から東に吹く強い貿易風により、殆どの放射性物質はヨーロッパからユーラシア大陸全域に振り注ぎ、アメリカは太平洋の彼方なので影響が最小限で済む。
ロスチャイルドとロックフェラーの本拠地であるイギリスとアメリカが無事なら「レーガン・ドクトリン」により、西ヨーロッパから東ヨーロッパ一帯の限定核戦争は想定内である。そのために必要なのがロシアの暴走で、ロシアから先に手を出させることが重要となる。アメリカはいつも正義だからである。
ロシアは国家予算の70%が石油・ガス収入なのでガソリン安が長引き、ロシアの2016年1月~2月の総収入に占める石油・ガス収入のシェアは、2009年8月以来最低となった。そこへきて「パナマ文書」の暴露が行われ、プーチンの名が登場した。プーチンの名を出すことでロシアにおけるプーチンの地位と立場を危うくさせるのが目的だった。
アメリカはプーチンを内外から揺さぶることで、ロシアを暴走させたいのである。プーチンがロスチャイルドとロックフェラー帝国と対峙するのは、ウクライナのクリミア半島の制覇が不可欠だった。特に借款港だった「セヴァストポリ軍港」のロシア帰属は重要で、中近東から地中海に展開する黒海艦隊のため、不凍港の確保は最重要だった。プーチンはロスチャイルドの世界支配からロシアを守り、EUとアメリカのだまし討ちで失った「旧ワルシャワ条約機構」の国々を奪還し、ロマノフ王朝時代の再興を画策している。
2016年5月26~27日に日本で行われた「伊勢志摩サミット」も、ロシアを追放したG7だけで決行された。それに対し、ロシア上院のコサチョフ国際問題委員長は「サミットは旧ソ連時代の党大会を髣髴させる。G7は付加価値を生まない閉ざされた利益クラブと化した」と主張した。これは世界経済を話し合うG7にブラックボックスがあり、秘密裏に対ロシア戦略が練られたことを示唆する。
ロシアが孤立しないためには、プーチンが中東を確保してアメリカを追い出す戦略を展開するしかない。アメリカとNATO諸国がクリミア半島問題でロシアに経済制裁を課した後、プーチンは孤立するシリアのアサド政権を支援する為、空爆に打って出た。ロシア軍の無差別爆撃でシリア国民の半数が難民となり、結果として400万人がヨーロッパになだれ込むことになった。
それに対抗して、2015年11月13日、フランス政府は故意に「パリ同時多発テロ」を黙認し、破壊の効果を大きくする役者グループ「クライシス・アクター」も動員した。2016年3月22日にベルギーで起きた「ブリュッセル爆破テロ」も同様である。それ以後、ロシアが仕掛けたシリア難民の大量流入をEUは「ISIS]を理由に難民受け入れを拒絶することができた。ISISはロックフェラーが資金援助するテロ組織で、NSA(国家安全保障局)も協力している。ISISが暴れるほど、得意先である中東各国に、高い武器が売れるからである。それを知らないのは世界の一般人と日本人だけである。