(9)新たな軍事施設「エリア52」
2013年8月17日、AFP通信は、CIAがネバタ州ラスベガスから200キロ北西に広がる「エリア51」の存在を同月15日に初めて認めたと報道した。エリア51は、アメリカ空軍が「米ソ冷戦時代」にネバタ州の砂漠にある干し上がった湖一帯を開発し、長年にわたり公然の秘密とした極秘軍事エリアである。しかし、ここにきて急に公開へ踏み切った理由は、UFO研究者が2005年に行った情報公開請求に基づいてだった。
軍事の世界は、最新鋭兵器が開発され世間に公開された段階で、次の最新鋭兵器が完成間近というのが常識である。同様に、アメリカ政府がエリア51の存在を認めたのは、新たな極秘軍事エリア「エリア52」が存在するからである。
エリア52には、地面の下に隠されている昇降式の巨大アンテナ群が存在することが判っている。以前はHAARPと呼ばれ、アラスカ州「ランゲル・セントイライアス国立公園」の西にあったが、当時の規模でさえ、東京ドームの3個分あり、林立するアンテナの数は180本以上あった。HAARP施設建設の前は、地平線以遠を観測するOTHレーダー施設があり、短波帯の地表波と上空波の電離層反射波を使用して、高層大気と太陽地球系物理学と電波科学の研究を行っていた。その後、HAARP施設が建設されたが、完成した2005年からオーロラ観測施設ではなく、電磁波を使う何らかの軍事兵器と囁かれていた。
2013年3月10日(東日本大震災の前日)、アラスカのHAARP施設を監視する団体が異常な電磁波を観測した。通称「悪魔の2・5ヘルツ」と言われる電磁波が観測された。そこで、ネットを通じて「三陸沖付近で巨大地震が発生する」と警告したのである。
HAARP施設から長周期波の電磁波を電離層に照射すると、電離層によって電磁波が跳ね返される。その跳ね返った先が地上なら深さ7~10キロの震源で巨大地震が発生する。そこが海なら長周期波は水を貫いて海底近くを振動させる。超長周波に加え、軍事衛星を連動させてプラズマを打ち込めば、それがトリガーとなって巨大海底地震が発生する。
プラズマ爆発は核兵器と同じ衝撃波を起こし、超短波を発生させる。プラズマの火球は電波を交差させて発生させる。火球は摂氏数千~数万度あり、エリア51の地下原子炉の大電力を使った強力な電波を照射し、軍事衛星のパラボラアンテナでリレーすればどのようにでも打ち込める。
この兵器はすでに完成しており、核兵器の余剰物の放射能が地表に残らないので、クリーン兵器とされる。だからオバマ大統領が「核兵器廃絶」を唱えられるわけである。そうでなければ、ケネディの様に軍に暗殺されている。
2015年5月、アメリカ空軍は老朽化したアラスカのHAARP施設を閉鎖すると発表した。民間の監視体制がうるさいからと、エリア52に大規模なHAARP施設が完成したからである。2015年9月17日午前8時前、南米チリ中部のサンティアゴ沖合で、M8・3規模の大地震が発生した。日本の気象庁も、過去の「チリ大津波」の教訓から津波が約20時間で日本に到達することを理解していた。そのため、翌日の早朝から、日本では「津波注意報」が出される事態となった。おかげで安倍内閣が参議院で強行可決した「安全保障関連法案」に対する日本中の怒りと反対運動のTV放映が中止され、その日の早朝から深夜まで津波情報一辺倒に変更されたのである。
この大地震が発生する前、南米コスタリカ上空には、不気味な電離層の大穴が確認されていた。→HAARP施設の電磁波が稼働した時に出現する電離層の大穴である。電離層は成層圏の上層にあり、HAARP施設の照射規模が大きいほど大穴が開き、その中が電離して猛烈な光の乱舞が起きる。コスタリカ上空の電離層で跳ね返された電磁波が、チリ沖海底に凄まじい影響を与えたのである。
それだけでも地震が起きるが、すぐに起きない場合は、導火線としてプラズマを打ち込む。プラズマは発光を伴うが、自然界の大地震でも発光現象が観測されるため人工地震との区別がつかない。アメリカは自由に大地震を起こすことができ、既にそれを政治的に利用してきた。→東日本大震災もHAARPの仕業である。アメリカは脅しにHAARPを使っているのである。