(36)「波動」と「断食」は、新医学の2本柱である!
船瀬氏達は、これまで「新医学宣言」を広く訴えてきた。そのルーツは、千島・森下学説に端を発する。半世紀前に世に出たこの斬新な学説こそ、新医学の宣言そのものである。その理路整然たる論理と実証には、圧倒される。生物学と医学は、この論説によって、さらなる高みのステージに到達するはずであった。しかし、この千島・森下学説は、非道な弾圧の憂き目に遭い、歴史の闇に封印されてしまった。いったい誰の手によってなされたのか? ロックフェラー財閥をはじめとする国際医療マフィアの悪意によって葬り去られたのである。しかし、50有余年の歳月を経て、真理は、まさに不死鳥のように蘇った。幸い、同学説の一翼、森下敬一博士は89歳にして意気軒昂である。その学説は衰えを知らず、ついに「経絡造血」発見と言う医学の高みへと導いてくれた。そして、我々後進は、1つの結論に到達したのである。
それは、「波動」と「断食」を2本柱とする新医学への道程である。
これこそがヨガの奥義である。妙法のメカニズムは、実にシンプルである。なぜなら、「万病は体毒で生じる」からである。これは、東洋医学の根本理論である。
これに対して西洋医学は、「病気の原因は?」と問われると、困惑しながら「それは、判らない」と首を振る。日本全国に病院の建物は引き締めあっている。その白亜の殿堂で、医者たちは、病気の原因すら判っていないのである。原因も判らない病気を、治せるわけがない。それなのに、患者はまるで羊の群れのように病院の門前に大人しく列をなしている。
「現代医学の神は死神であり、病院は死の教会である」ロバート・メンデルソン博士)
この警句に目覚める時である。現代医学の目的は、「人を救う」ことではなく「人を殺す」ことだからである。
東洋医学が喝破している如く、万病は体毒から生ずる。体毒は「食」と「心」から生まれる。つまり、代謝能力以上の食物を食べると、それは排泄しきれず、老廃物として身体に溜まる。これが体毒の正体である。もう一つ、苦悩もアドレナリンなど毒性ホルモンを発生させる。これも体毒となる。これら体毒は、細胞・器官・臓器に溜まり、汚し、弱らせる。それが病気の原因となる。では、どうして断食が万病を治すのか? 「食事」を断てば、体は「排毒」に専念する。さらに、病巣は自己融解を起こし、悪い細胞は排泄され、後に、新しい細胞・組織が再生する。だから、断食こそが、真の再生医療なのである。
こうして、体毒は排泄され、身体は理想的な状態になる。すると、万病も消えていく。つまり、この自己浄化こそ、断食が万病を治すメカニズムなのである。そして、断食は、体質を根本から作り変えてくれる。
よって、ファスティング(断食・少食)は、新医学の中では根治療法である。新医学で第1に進められるべきは、ファスティング(断食)である。
第2は波動療法(バイブレーション)である。薬物療法による対処療法と違い、波動療法の対処療法は、診断・治療とも極めて信頼性が高い。「メタトロン」では、病んでいる組織、細胞、期間を瞬時に特定し、さらに、瞬時に修正波動の共鳴で正常な周波数に導かれる。よって、診断も治療も、即効性がある。船瀬氏は、この波動療法こそ、最も理想的な対処療法だと確信している。ただし、波動調整によって症状が消えたとしても、それは一時的なものである。やはり、症状、病気の原因となった生活を改めなければ、また臓器の周波数は乱れ、同じ症状がぶり返してくる。だから、波動療法は、あくまでも対処療法であることを理解すべきである。
理想的ステップは、波動診断で異常を感知したら、第1ステップは、波動療法で症状を鎮め、第2ステップの断食療法で、体質改善をして根治を図るということである。
「断食」(ファスティング)と「波動」(バイブレーション)の2本柱を育てていけば、確実に、地上から医療殺戮の悲劇は消え失せ、人類は健康で幸福で長寿の人生を謳歌することができるはずである。