(34)勘と経験の診断から、コンピュータの超速診断へ
波動医学の基本原理は、人体組織、器官、臓器の固有周波数にある。個々の生体パーツは、固有振動数で生成し、活動し、治癒している。さらに、組織を構成する細胞も、細胞を構成する物質も、分子も、さらに原子すら、固有波動で振動している。それは、存在そのものが波動であり、生命も波動であるからである。生命活動とは、波動現象に他ならない。個々の生命活動を担う組織、器官、臓器は、常に正常に生命活動を営んでいるわけではない。時には、疲労、衰弱する。その時、パーツは正常周波数からズレた異常波動(ノイズ)を発する。心臓の不整脈などが、その典型である。てんかん発作の時も、脳波は激しく乱れる。あるいは、骨格筋肉の痙攣などである。これらは外的にも判りやすい波動の乱れである。
しかし、身体内部の各臓器の波動の乱れは、なかなか判りにくい。東洋医学では、望診、触診、打診、鍼灸、気功、手かざしなどでその異常を探ってきた。しかし、この診断方法は、施術者の能力、感性、主観などに大きく依存し左右される。まさに、勘と経験が頼りの領域であった。
勘と経験頼りでは、どうしても誤診や見逃しは避けられない。そこで、近代から現代にかけて登場したのが波動診断機器である。つまり、病気の原因である生体異常波動を人間センサーではなく、機械センサーで感知・測定するという試みである。これが波動診断である。
次に、正常波動を病んだ部位に送り込み共鳴効果で乱れを調整する。これが波動治療である。
現代医学利権は、残念ながら薬物療法に依存している。波動療法は、その利権を根底から崩壊させる。さらに、過渡期の波動診断装置は、人を媒介センサーとして、患者と機械の間に介在させた。オペレーターが患者から伸びる電極を握り、その異常を感知し、増幅して、測定装置に送る。それは、生命波動の乱れが、極めて微細エネルギーだからである。しかし、波動医学理論に無知な医者、研究者は、これをペテン装置と揶揄し、嘲笑し、告発した。また、人が介在するため精度が100%確実とは言えない側面も確かにあった。そこで、登場したのが最新コンピュータによる超速波動診断の装置である。
昨今の技術発展は、日進月歩であり、とりわけ、センサー装置、コンピュータ機器の発達ぶりは、目を見張るばかりである。特に、旧ソ連時代からロシアは波動医学研究の分野では、一歩先を進んでいた。それは近代医学を支配し続けたロックフェラー財閥など医療マフィアの影響をほとんど受けてこなかったからである。そのロシア波動医学の研究成果の結晶が、「メタトロン」である。
持ち運べるBOX(メタトロン本体)とヘッドに装着するメインセンサー、そしてノートパソコンである。しかし、その能力たるや、「凄い」の一言に尽きる。
まず、誰もが診察時間の短さに驚く。ではどのように診断するのだろう? それは付属のヘッド・ギアを頭にかぶるだけである。全身の臓器情報は、すべて脳に集中している。よって、脳から全身臓器の状況をキャッチし、読み取ることができる。驚くのは、診察時間の短さだけではない。具体的にどのようなメカニズムで診断するのだろう? 全身をスキャンして、各臓器や器官のエネルギーの状態を読み取り、結果を6段階に評価して、画面上に画像を表示する。臓器の状態は6段階なので内臓の健康状態が一目瞭然で判る。それにより、どの器官のエネルギー・レベルが落ちているか? バランスが悪くなっているか? などを視覚的に見ることができる。結果に応じて、エネルギーを高める食材、効果的なアロマや、パワーストーン、フラワーエッセンス、ホメオパシーのレメディなどを提案する。
約800か所もの臓器・器官を最長20分で走査するとは驚きである。この生体磁場バイオ・フィードバック技術を用いた「メタトロン・ネオ」システムは、着衣のまま専用ヘッド・ギアを装着し、5~20分間、くつろいでいる間に、全身のエネルギー状態を測定する。つまり、衣服は着たまま、ゆったり椅子に腰かけている。痛くも無ければ、痒くも無い。そして副作用など一切なし。ただ驚嘆する診断装置と言うほかない。全国の病院で行われている現代医学の検査・診断と比べて欲しい。
血液検査ですら、針で血管を指して採血する。レントゲン撮影は、強い発癌性X線を照射する。これでは癌を治そうとしているのか? 作ろうとしているのか?判らない。CTスキャン検査はさらに恐ろしい。発癌X線の被曝の量は最低でもレントゲン撮影の300倍である。画像精度を上げるとX線被曝は桁外れとなる。癌患者の1割は、CT検査によるX線被曝で発癌している。MRI(核磁気共鳴画像装置)も、強烈な電磁場照射により、人体の輪切り画像を得る。受診した人は、不安を語る。
MRIは、骨折などの外科治療や歯科治療など、必要不可欠であることは理解できる。しかし、マイナスの副作用は避けられない。これに対して、「メタトロン」は患部からの微弱波動フィードバックを検知するのみである。だから、痛みも副作用も全くない。「メタトロン」が普及すれば、X線、CT、MRIなど莫大な検査機器利権が崩壊するはずである。